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[230]自分で決める
[前回のおさらい]
学ぶ(まなぶ)ことは真似ぶ(まねぶ)こと。
子どもにとっての一番最初のロールモデルは
親であるあなた自身です。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
今回のテーマは
「決断」
です。
前回のこのメルマガでは、
子にとって、親は良きロールモデルになる
というようなことを書きました。
今回は、まずその逆のようなことを書きます。
親と同じ道を歩ませることが
その子にとって、幸せなこととは限りません。
例えば、
「いい高校、いい大学を卒業して
いい会社に就職さえすれば
安心して生きられる」
という成功体験が、
今の子にとって成功するかどうかは
全く分かりません。
もちろん、その道を
子ども自身が「決めて」向かっていくのであれば
きっと幸せなことにつながっていくでしょう。
そうです。
どんな道を歩むにせよ
子ども自身が「決断」することが大事なのです。
よくこんなことを言う人がいます。
「うちの子は、まだまだ子どもだから
何も自分では決められないし、選べない。
だから親である私が選んであげてるの」
子どもだから自分では決められない?
果たして本当にそうでしょうか。
「決められない」のではなく
「決めさせない」のではないでしょうか。
子どもの人生は、子どもだけのものです。
自分で選んだことであれば
成功も失敗も本人次第であり
どちらにせよ後悔はしないはずです。
どんな小さなことであっても、
普段から子ども自身が自分のことを決めるよう
親が促すことがやるべきことです。
その1つに環境を整えるということがあります。
その環境とは、例えば以下のようなことです。
・子ども自身が自分のことを決められる
・言いたいことは何でも言える
・失敗は経験であり、学びであると認められる
つまり、こどもにとっては、
ありのままの自分が受け入れられて
のびのびと自分を表現できる環境です。
そういう環境であれば
自己肯定感や自尊心が高まり
学びの向上につながっていくものです。
と、自分で書いておいて言うのも何ですが、、、
子どもがまだ小学生や中学生だったころ
自分は親としてそのような環境を用意していたか
と問われれば、答えはNOと言わざるを得ません。
あの頃、僕は親として、子どもの自己肯定感や自尊心
というようなものを考えていたわけではありませんでした。
今、こうして自分自身で学べば学ぶほど
反省です。
これから、関わっていくであろう子ども達には
自分で自分の幸せを考え、自分自身で幸せになる力を
身につけてもらえるように、
そして、自己肯定感や自尊心が高まり
自由に自分を表現できる場を
作っていきたいと思っています。
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