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[245]子どもに仕事の話をしてみよう
冷房の温度を1度上げてみたことで
ふと、秋?を少しだけ感じました。
〈前回のおさらい〉
お盆ならではの話題ということで
子どもは、お墓参りやお仏壇参りなどで
親の背中を見ながら覚えていくものですよ
ということをお伝えしました。
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今回のテーマは
「親の仕事」
です。
子どもの夏休みも後半戦ですね。
特に今はお盆なので、いつもの休み以上に
お子さんと接する機会が増えてくることと思います。
いつもは、仕事でとても忙しくしていて
お子さんとなかなかゆっくり話す時間が無いというあなたも
この時を利用して、いろいろなお話ができるのではないでしょうか。
ところで、そのあなたの仕事のことですが
お子さんにお話してみてはいかがでしょうか。
日本人の特性なのかどうか分かりませんが、
子どもに親の仕事の内容などをそんなに細かくは話さない、
という人も多いと聞きます。
だから、子どもにとっても親が普段どんな仕事をしているのか
分からない、いう子もいるようですね。
どんな仕事をしているのか
その仕事は誰の役に立っているのか
(お客さんは誰か)
仕事をしている時はどんなことを考えているのか
今の仕事の楽しい所ややりがいがあるところ
などなど、なるべく具体的に話してみるのです。
もちろん、お子さんの年齢や理解レベルに合わせて
言葉や話し方も工夫してみてくださいね。
子どもだから分からない?
本当にそうでしょうか。
(何かのTVCMみたいなフレーズですが)
もちろん専門用語などを用いて難しいことを話したら
大人も分からないでしょう。
ですので、なるべく平易な言葉で分かりやすく話すのです。
ある意味ご家庭でのキャリア教育にもつながっていきます。
そうやって、親が前向きに仕事に取り組んでいる様子を
子どもに話してあげることによって
いい影響を与えることになるでしょう。
例えば、子ども自身がイメージする
「大人観」や「仕事観」のようなものがポジティブなものに
なります。
「大人ってかっこいいな」
「仕事って楽しそうだな」
「ボクも、私も、早く大人になりたいな」
親が、自分の仕事のことを話すことで
子どもにこんなことを感じてくれたなら
素晴らしいですよね。
そして、子どもながらに、お父さん、お母さんを
理解して、応援してくれるのではないでしょうか。
「生活するためには仕方無いんだよ。
ツマらないし、ツラいけどやらなきゃだめなんだよ」
などとは、子どもには決して言ってはいけない言葉です。
(たとえ本心であっても)
もし、あなたが仕事に対して、または他のことで不安、不満があるならば
あなた自身がまず
「心の棚卸し」をする必要があるかもしれませんよ。
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