プラーナヤーマ


1.16.2018
india mysore

本日はプラナヤーマについて
よろしくお願いします。

プラーナ エネルギー、呼吸、生命力、、、、、、
アーヤーマ 制御する、拡張する、整える、、、、、
二つのサンスクリット語から成り立っている。

B.K.S アイアンガー先生著書 「ヨガ呼吸・瞑想百科」には
「物理的、頭脳的、精神的、知的エネルギーであり、宇宙エネルギーである。」 と述べています。

ここからワタシの経験に基づくお話をさせていただきます。

アシュタンガヨガのpracticeを5年過ぎた頃から
プラナヤーマを始めました。
クンバカ(保息)を入れた実践はまだ習っていないので行なっていません。
ここ重要でアーサナpractice同様 ちゃんとしたマスターから学ぶことが
必然とされています。 むやみやたらに実践することはメンタルを崩したり、思ってもいない方向に進むのでとても危険です。

八枝則の順番通りアーサナの後に実践します。
(ムーンデイ、レディスホリデー、就寝前にゆっくり行うのはいいと思います。)
アーサナで得た集中力を更に内側、内側を覗くように呼吸の流れや
肉体の感覚を微細に味わっています。
呼吸の流れのみに集中できればいいのですが、思考は働いています。
無理に思考を止めようとせず、思考が優先し呼吸から遠のいたりすると
ムーラバンダ、丹田に意識を集中させ深い呼吸に入っていきます。

アシュタンガヨガでは三つのバンダに意識を傾けることが実践の一つでもあるので、プラナヤーマの時もバンダと呼吸の流れを同時に観察しています。
そうすることによって内臓の浄化や、脳内がスッキリとクリヤーな感覚を実感します。慣れてくると吸う吐くの呼吸を長く続けるようにもします。
時間が長ければ長いほどマインドは落ち着き穏やかになります。

ここまでがワタシが行ってきたやり方、感じ方なので、個人差もあり感じ方捉え方は違うでしょう、期間にもよって変化していくと思いますので皆さんが感じたままのその瞬間で良いと思います。
ただし先ほども書きましたようにクンバカ(保息)は勝手には行わないことです。

アーサナとプラーナヤーマの実践が身につくことで長い時間(1時間それ以上)安定した姿勢で座れるようになります。
ここから次の段階に進みます。
プラティヤハーラ、ダーラナ、サマディへと、、、

アーサナで肉体、呼吸のコントロールを自由に扱えるようになりプラーナヤーマで心もコントロールし操れるようになり心が彷徨わなくなることでヤマ、ニヤマの実践を含め八段階ヨーガのゴールを知る準備です。

アシュタンガヨーガのアーサナの部門に出会いワタシの実践はそこからですが、ヨーガを行なっていく中で進み方は違えどゴールは一つです。
真実を観ることができるよう弛まなく丁寧に続けること
今ワタシが知ることはここまでです。








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