日本地熱学会@岐阜#1 一日目
今日は地熱学会の初日です。特に聞きたい講演はありませんでしたが、B会場の『現場情報』を聞くことにしました。ここでは電源開発”J-POWER”が運営している鬼首の講演を聞くことにしました。
鬼首は、大学院生の頃に1か月ほど調査のアルバイトで滞在したことがあるので、懐かしい思いを感じながら聞いていました。鬼首では流電電位法とCSAMT法の調査をサポートしていました。この鬼首地熱発電所は、地熱坑井(生産井および還元井)をすべて堀り直し、さらには地上設備もすべて更新したようでした。
鬼首地熱発電所は、生産井の能力が劣えていたとはいえ、以前の坑井をすべて廃棄し、新規の坑井を掘削するのはかなりの英断です。また、タービンを含む地上の発電施設をすべて更新するのも異例なことです。懐かしい思い出はありますが、時代の変化を感じざるを得ませんでした。
鬼首の講演のほかには、JICAの国際協力の話を聞きました。JICA(国際協力機構)は、様々な国際協力を実施していますが、地熱発電分野でも多くの国際協力を実施しています。最近のトピックで言えば、ケニアでの国際協力が挙げられます。
明日は地熱学会の学会賞を受賞したMT法の研究に関する特別講演があります。私も大昔ですが地熱学会の論文賞を受賞したことがありました。明日の特別公演は、いま実施中の大型プロジェクトとも関係するので必見です。
夜は久しぶりに会った後輩たちと旧交を温めました。ちょっと酔っぱらっているので、記事が滅茶苦茶です。申し訳ありません。
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