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学会発表について

明日から東京で、2024年度春季の物理探査学会が開催されます。今日は明日の朝からの開催に備えて、午後から東京へ移動です。

学会では様々な講演発表がありますが。大きく分けると『口頭発表』と『ポスター発表』になります。口頭発表というのが、学会での一般的な発表スタイルなので、学会にあまり関係がない方はこちらをイメージされるでしょう。

口頭発表の時間は学会の規模によって大きく異なります。大規模な学会だと講演数の制限もあり、かなり短くなることもあります。私が聞いた中で最も短かったのは”2分”というのがありました。これでは、余程うまく説明しないと内容が伝わらないなと思いました。通常の講演時間は10-15分くらいで、これに2-5分の質疑応答が続きます。

もう一つの発表スタイルのポスター発表には、コアタイムはあるものの、基本的にはポスターは常時貼られているので、研究内容をジックリと見てもらうことが可能です。ところでコアタイムというのは、自分のポスター前に待機していなければいけない時間のことです。その研究に興味のある研究者などが、その時間を使ってマンツーマンで研究討議が実施できます。

口頭発表は短い時間で多くの人に聞いてもらえるメリットがありますが、その時間が終わると全てが終了します。それに対してポスター発表は、場所的な制限があるので一度に大人数に伝えることは出来ません。しかし、時間を気にすることなく議論を交わすことができます。学会によってはポスター発表を重視している学会もあります。私が所属している日本文化財科学会では、毎年200前後のポスター発表があります。

今回は共著ですが、口頭発表1件とポスター発表が2件あります。どんな質問が来るか楽しみです。もちろん、他の研究者の研究も自分の研究にヒントになる場合もあるので見逃せません。

明日が学会本番です。


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