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二日続けて大きな地震 南海トラフとの関係?

昨日の宮崎県日向灘での震度6弱の地震に続いて、今日は神奈川県で震度5弱の地震が起こりました。

タイトル画にもあるように、日本は4つのプレートに囲まれた場所に位置しています。このうち、ユーラシアプレートと北米プレートは大陸プレートに分類され、太平洋プレートとフィリピン海プレートは海洋プレートに分類されます。今回の地震で注目されているのは、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界になる南海トラフです。

トラフというのは海溝よりは浅くて幅の広い、比較的緩やかな斜面をもつ海底の凹地で、舟状海盆ともいいます。海洋プレートであるフィリピン海プレートは、大陸プレートであるユーラシアプレートよりも密度の高い岩石から構成されているので、ユーラシアプレートに下へ沈み込みます。そのため、このようなトラフが形成されます。

昨日の宮崎の地震は南海トラフの西端、今日の神奈川県の地震は南海トラフの東端で起きています。これは単なる偶然なのか、それとも・・・。根拠もなしに、不安を煽るようなことは出来ませんが、政府が出した『巨大地震注意』からもわかるように、巨大地震の可能性は高まっています。それが明日なのか、それとも数年後/数十年後なのかは、現代の科学をもってしてもわかりません。

二日連続の大きな地震で、南海トラフが一気に注目の的になりました。

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