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間際主義ではありません!

学会での講演要旨や、国際シンポジウムなどのプロシーディングスには、もちろん締め切りがあります。締め切りを守るのは当然のルールですが、その”守り方”には二種類あります。

締め切りの1週間前には原稿を仕上げて送る人と、締めきりの当日に原稿を送る人です。今はオンラインで原稿を送れるので、締め切り時間ギリギリの投稿もできますが、郵送が主流だった以前は、遅くても2-3日前までに原稿を仕上げるのが常でした。

私はどちらかというと、ギリギリ派です。たまたま原稿が早めに仕上がって、余裕で投稿する場合もありますが、多くの場合は締め切り当日が定番になっています。結果だけで見れば、間際主義のように見えますが、決してそうではないのです。ワザと遅くしているのではなく、結果として遅くなってしまうのです。

原稿を書くスピードは、速い方だと思います。原稿の大筋が決まれば、集中して書けるので、短い原稿なら2日もあれば仕上げることができます。でも、それが落とし穴です。”2日あれば大丈夫”という自信が良くないのです。”2日もあれば・・・”という変な余裕のせいで、ついつい書き始めの時期が遅くなってしまうのです。

ギリギリになって原稿を送った時には、常に「次はギリギリにならないぞ!」と反省するのですが、やっぱりギリギリになってしまいます。決して仕事が遅いわけではありません。もう一度言いますが、私は間際主義ではありません。

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