終末はいつも雨
明日が終われば待望の週末ですが、このところ、週末は雨が降る天気が続いています。天気は周期的に変わりますから、周期が7日で、タイミングが悪いと終末が雨になります。アウトドア派にとっては、何とも憂鬱な週末となるでしょう。私はインドア派なので、週末はほとんど室内で過ごします。そのため、雨でも普段の生活にはあまり関係ありませんが、今週末は珍しく外出予定なので、天気が心配です。
適度な雨なら恵みの雨になりますが、豪雨となるとそうも言ってはいられません。私が住んでいるのは九州・福岡ですが、九州はこれまでに何度も水害に見舞われています。最近も2020年には熊本で大水害が発生しました。福岡市でも2003年、水害が発生し、たしか博多駅周辺で水没した地下に閉じ込められて女性が亡くなっています。また40年以上前になりますが、1982年には長崎で大水害が発生し、観光名所の眼鏡橋が流されました。
洪水は、河川の水位が上昇することにより、堤防が決壊したり、川の水が堤防を越えることにより発生します。河川周辺に住む人にとっては、洪水が心配でしょう。しかし、都会にも”内水氾濫”という、河川が無いところで起きる水害の危険性があります。内水氾濫は、下水道などの排水能力を超える降雨により、雨を河川等に放流できない場合に発生します。
ここ最近だけでも、石川県や千葉県で大きな地震が発生しています。地震などで地盤が緩んだ時に、大雨が降ると大きな土砂災害が起きる可能性があります。山間地や斜面近くにお住まいの方は、十分気を付けて下さい。それ以外の人でも、自分が住んでいる地域の水害ハザードマップを確認しておくことは、命を守るために重要なことです。