茸ノコノコ 毒キノコ
秋はキノコのシーズンです。ヨーロッパなどでは、この時期にキノコ狩りなどが行なわれ、野生のキノコが食べられます。日本でも秋になるとキノコの王様・松茸のシーズンとなります。
福岡市中央区には、大濠公園という濠を中心とした大きな公園があります。その公園内に、野生のキノコがニョキニョキ生えているのだそうです。キノコの種類は様々ですが、白色のものや手のひらサイズのものまで、至る所に様々な種類のキノコが生えているそうです。多い時には、1日で40~50本のキノコが除去されるそうです。
大濠公園では、例年は梅雨ごろからキノコが生えるらしいのですが、2024年は記録的な猛暑だったため、この時期に生え始めています。ただ、この野生のキノコは特に注意が必要です。というのも、野生のキノコのほとんどが食べられない毒キノコだからです。
日本国内では、キノコは大体5000種類あると言われていますが、そのうち食べられると分かっているのは約100種類だそうです。種類だけで計算すると、食用可能なキノコは50種類に1つしかないことになります。逆に言うと49/50が毒キノコとなります。
毎年のように、毒キノコの中毒のニュースを見かけます。野生のキノコには毒がある。くれぐれもご注意を!。