久しぶりにプログラミングしています。
必要に迫られて、久しぶりに本格的にプログラミングをしています。現在、MT法の新型装置を開発中なのですが、その試作機で取得した大量のデータを処理する必要が生じました。
生の時系列データからのデータ処理は未経験だったので、一からフルスクラッチで作ることに決めました。まずは時系列データを、周波数スペクトルに変換する必要があります。一般的な手順では、フーリエ変換(FFT) を使うのですが、低周波までのフーリエ変換を実行するには、かなりの時間がかかります。そこで、昔から使われていたデジタルフィルタを使った処理を応用することにしました。MT法の世界では、カスケードデシメーションと呼ばれているデータ処理です。
ただし、従来の処理では精度が悪かったので、オリジナルのデジタルフィルタを作成しました。カスケードデシメーションの良いところは、櫛の歯状にデータを間引いて、周波数スペクトルを逐次計算できることです。
最初はうまく行きませんでしたが、何とか目途が付きました。久しぶりのプログラミングで疲れましたが、そのぶん、充実感があります。さて、明日も頑張ってプログラムを改良するぞ~!。