畑村式「わかる」技術
①この本の問い
「わかる」とはどういうことか?
②この問いに対する答え
3パターンある
1.要素の一致
2.構造の一致
3.新たなテンプレートの構築
1.要素の一致
りんごを例にすると
赤い、丸い、硬いなど
りんごを見た時にりんごだと「わかる」のは色だとか形の要素の一致
で「これはりんごである」と判断している
2.構造の一致(要素と要素の結びつきのこと)
PCを例にするとデスクトップ型とノート型を見て
PCだと判断できること
画面とキーボードという要素の組み合わせの構造の一致
3.新たなテンプレートの構築
シチューを初めて見たとする
前提として、味噌汁やスープは知っている
共通点は
「液体で具が入っているもの」
構造の共通点を見いだして概念として認識するパターン
観察した現象から事実を抽出し構造化
形式論理の落とし穴
形式論理 全ての領域で当てはまるわけではない
AならB
BならC
AならCが成り立つのは一部
例)
筋トレしている人はテストステロン値が高い
テストステロン値が高い人は性欲が強い
筋トレしている人は性欲が強い
※必ずしそうではない
意外と上記のような雑な論理展開ってある
課題設定を自分でできるかどうか
howよりwhatの方が価値が高い
言い換えると、問いを立てることができる人
③「わかる」技術を具体的に取り入れる方法
✔︎相手の論理に疑問に思ったら前提条件や成り立つ範囲がどこからどこまでなのか
を確認するようにする
✔︎読書で得た学びをアウトプットする
感想
仕事をしていて、自分が見えてるものが全てって思ってる人が多い気がする
まじでこの本読んで、自分の間違ってる可能性について目を向けて欲しい
自分がわかった!って感じたら何故ななのか?一度立ち止まってみようと思う。
僕が尊敬している高松智史さんが紹介している70冊の本を読んで僕の「わかる」を増やして、その結果どうなるか?を検証したいと思います。
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