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アンチ活動に励む人

昨日、息子がプールのテストに合格し、進級することができました。
子どもたちが合否発表を聞いているところを、保護者スペースで見ていると、合格と言われた子どもたちは非常にわかりやすくて、大喜びしております。
息子も今回の進級で帽子の色が変わるので大喜びです。着替えが終わって、見学スペースにいた自分と妻のところに来て、「すごい?」と喜びを伝えてきました。
ここではやっぱり合格したことだけがすごいとは思ってほしくありません。諦めずに(この級でけっこう落ちていた)努力してきたことがすごいということを伝えました。

その後、自分は用事があって出かけていってしまったのですが、妻から聞いた話。
妻が息子に、「今回、合格した人が多そうだったね」と言ったところ、
息子は「◯◯くん(近所のお友達で、同じ級の子)が、泳いでるときに、がんばれーって心の中でお願いして、合格することができてよかった」と言ってたみたい。

これを聞いて自分はとても感動しました。
みんなが良い思いができることが幸せだという気持ちを持っているからです。
今、息子は小学校一年生。
この年代の子どもは、みんなそういう気持ちを持っているのかなとか、
自分が良ければ良いという気持ちを持つようになる子が出てくるのはどのくらいなのかなとか、
人の挑戦を応援しないようになる(やめさせようとしたり、攻撃しようとしたりする)のは、どんな経験を積んだらなのかなとか、
考えてしまいました。

子どもも大人も、自分以外の人を一生懸命応援する人はいるのだけれど、大人になるにつれて、自分のことばかり考えてしまう人は、やっぱり増えてしまう印象。

自分が考える「自分以外の人を応援できない(やめさせようとしたり、攻撃しようとしたりする)人のメカニズム」はこんな感じかな。
 ①自分がやりたいことがない。
 ②自分の人生に不満ができてしまう
 ③やりたいことがあって、それに向かってがんばっている人が羨ましい。
 ④その人が挑戦しようとすることをやめさせようとする。(道連れの思考)
 ⑤その人のアンチ活動に励む。(道連れにできなかった場合)
 ⑥アンチ活動が自分のやりたいことになってしまう。
 ⑦挑戦している人の分だけ、アンチ活動をするようになる。

このように考えると、①の領域に入らせないことが大事かなと思います。
息子はそうなってほしくないなと思うので、やりたいことを思う存分やらせたいなと思います。
自分は、目標を宣言しないと、一緒に協力してくれる人も出てこないから、目標を発信することは大切だと思っています。自分だけでは達成できないことが大きな目標だったりするから。だけれども、目標を宣言すると、アンチ活動に励む人が出てくる。
大きな目標を達成したければ、強い覚悟が必要だなと思いました。

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