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自己紹介(2024.08)

はじめに

キャリアの棚卸を兼ねて、自己紹介文を書きます。今後、イベントでも使えるように、数年使えるような経歴シートを作りました。


キーワード

自己紹介で使うキーワードを書いておきます。

ソフトウェアエンジニア

キャリアの最初で、かつ最も長いものはソフトウェアエンジニアです。自己紹介する際にも

自分自身のバックグラウンドはプログラマ(PG)

と名乗っています。PGのあとは、SEやPL, PMというキャリアを経験し、ソフトウェア工学の基礎は実務と学問として学んでいます。なので、

  • ソフトウェア開発は「プログラミング」だけではない

  • ウォーターフォール型開発プロセスとアジャイル型開発プロセスの違い

などの知見は持っていると考えています。

業務では、T-KernelなどのRTOS環境による組込みシステムから、Visual C++などのPCアプリ、さらにはJava Appletなどのクライアントサイドのアプリまで広くやってきましたが、一番得意なのは

CGIといった仕組みや、いわゆるLAMP環境

で作るWebアプリケーションです。なので、一番得意な言語はPerlです。(このあたりは後日ページを分けて書こうと思います。)

エネマネ(エネルギーマネージメント)

最初に勤めていた会社は空調機を作っている会社でした。

空調機はビルの消費電力量の1/3を使うのはよく知られた話

で、そう言った経緯で「電力量やエネルギーの見える化・省エネ制御」についてはひと通りの知識を身に着けました。今風に言うと「GX人材」といったところでしょうか。

製造DX

2017年に転職を行いました。一つのプロジェクトが中断したのをきっかけに、周りを見渡した時「新センターができる」とお声がけをいただいたのがきっかけです。それまで、製造DXの分野は全く興味の範疇になかったのですが、入ってみるといろいろ学びが多かったです。この時の知見は、以下に少しずつ整理していっています。

ヒト×IoTと人間拡張

産総研との共同研究で「ヒト×IoT」の研究をしました。人間の五感を能力として切り出し、拡張するという人間拡張 (Human Augmentation) という概念を学んだのもこの時期です。概念はSFチックではありますが、すでに実現しているものもたくさんあることも知りました。この技術の進展は今後加速する一方です。

2050ビジョンと未来予測

また、産総研との共同研究で「ヒト×IoT」の研究をしたり、期間限定で1年間「2050年を考える」というプロジェクト長をやらせていただいたりと、かなり新規性の濃い取組みができたなと考えています。

未来予測というのは、実はちゃんと方法論があり、それに基づいて2050年の未来予測をするという取り組みをしたかったのですが、

未来予測に方法論があることを知らない人の方が世の中には多い

という当たり前のことに気づくのに時間がかかり、うまくいきませんでした。それも学びといえば学びでした。

DX人材育成

2つの会社でDX人材育成の取組みを行いました。DX人材育成の取組みが難しいのは

  1. 「どんなスキルを身に着けさせるべきか」という『具体的なスキル』

  2. 「そもそもどんな人材を育成したいのか」という『目指すべき人材像』

という二方向の議論を同時に行わないといけない点であると学びました。実は、最初に体験したのは2社目の2022年から一年間行った取組みなのですが、ここではDX人材育成の議論がほぼ1の方向性だという印象を受けました。これだと、終始個別のHowに関する議論に時間を割くことになり、結果的にスケールしない印象を受けました。この経験をもとに、現在の会社では2つの方向性をバランスよく進めることを念頭に置き活動を進めています。

スキルに関しては経産省・IPAのデジタルスキル標準に関して学びを深めていますが、人材像に関してはスキルだけでなく、働き方や給与などについても考える必要があると考えています。

おわりに

今回はキャリアの棚卸を兼ねて、自己紹介文を書きました。今後、何かのプレゼンで使うかもしれないので、年表も書きました。こうやって一続きにしてみると様々なキャリアを経験したなと感じますが、今となってはどれも意味があったなと感じるものばかりで、その時にその選択をしてよかったなと感じてます。

経歴年表

今回書き切れなかったもののうち、いくつかは2023年6月に書いた自己紹介文にも書いています。

プロフィールやその他の情報については以下もご参照ください。

(おわり)

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