はじめに
先日、以下のような発表がありました。
このnoteではDX人材(デジタル人材)についての記事を多く書いておりますが、東芝さんはDX人材を12の分類に分けたとのことで非常に興味深く拝見しました。
とはいえ、当然それ以外の分け方もあります。どういう人材になることが求められているか?を明確にするためにも、今回は「DX人材の分類」について考えていきます。
他社事例
たとえば、住友生命さんは以下のような考え方で分類を進めたようです。
一般的に、DX人材=デジタルエンジニアやデータサイエンティストを想定されがちですが、文中にもあるように、実際にはビジネスデザインができる「ビジネスデザイナー」や「UI/UXデザイナー」も必要です。この文中では何分類に分けられているのかは書かれていませんが、細かすぎてもよくわからないし、大ぐくり過ぎてもイメージと合いません。どのように分けるのがいいのでしょうか?
以下からは、具体的に数値を置きながら、それぞれの分類を見てみます。
7種類(IPAによる分類)
まず、IPAの文書を見てみると、以下のような7分類を見つけることができます。