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デジタルスキル標準ver.1.2にて定義された「プロダクトマネージャー」という職種

はじめに

このサイトでは、デジタルスキル標準に注目してきています。たとえば、以下のシリーズでは「データサイエンティスト」について、全7回で解説を行ってきました。

そんなデジタルスキル標準ですが、2024年7月に、改訂版であるver.1.2が公開されました。ver1.2の改訂趣旨が、同書の先頭にまとめられています。

https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/ps6vr700000083ki-att/000106872.pdf より引用

前回のver1.1では「生成AI」についての内容追記が主だったのですが、今回はそれに加え、

ロールとして「プロダクトマネージャー」についての定義がなされた

ところが大きなポイントです。今回は、この「プロダクトマネージャー」という職種について読み解きます。


「ビジネスアーキテクト」について

今回定義された「プロダクトマネージャー」というのは、5つのロールのうち「ビジネスアーキテクト」と似ているということで、「補記」という形で定義されました。

そもそも、デジタルスキル標準における「ビジネスアーキテクト」はビジネスの方向性に応じて3種類のロールに分かれているものの、どれも「ビジネスアーキテクト」と呼ばれています。

https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/ps6vr700000083ki-att/000106872.pdf より引用

「ビジネスアーキテクト」と「プロダクトマネージャー」の関係性

そのうえで、今回定義された「プロダクトマネージャー」について読み込んでいきます。

https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/ps6vr700000083ki-att/000106872.pdf より引用
https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/dss/ps6vr700000083ki-att/000106872.pdf より引用

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