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「嫌な過去」に向き合うメリット2つ

自己分析に関する連載8日目。



自己分析をしたりしていると、


過去の嫌な記憶にも触れることがあると思います。



そんな時、こんなことがふと思い浮かびます。


・過去の嫌な記憶を振り返っても良いことはなさそう。

・嫌な過去に向き合うと、自分のことが嫌いになりそう。

・過去のことに執着しないで、未来について考えた方が良さそう



僕自身もまさにこのように考えていました。


しかし、結果的にはそんなこと全くありませんでした。



むしろ「嫌な過去」に向き合うことで、人生をより明るくしてくれました。


ということで今回は、「嫌な過去に向き合うメリット2つ」について書いていきたいと思いまっす!



嫌な過去を見つめるメリット①:「自分が大切にしたい価値観がわかる」

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「嫌な過去」をどうしてあなたは嫌だと思っていますか?



一言でまとめるのは難しいですが、抽象的に言えば「あなたのの価値観にそぐわなかったから」だと思います。


(ここ、めちゃ大事っす!)


例えばですが、僕は人間関係について嫌な過去があります。



記憶からなるべく無くそうと思いましたが、不意に思い出してしまうことはよくありました。



僕が過去に嫌な感情を抱いたのは、自分の価値観ではあり得ないようなことが起きたからでした。


「ああ、世の中にはこんな人がいるんだ」

「人の気持ちがわからない人間とは一緒にいれない」

「友達の考えをもっと尊重できる人と仲良くなりたい」


そんなようなことを思った記憶があります。



でもこれって、裏を返すと自分の大切にしている価値観が見えてくるということなんです。


以下は、実際に僕が大切にしている価値観です↓


・人の気持ちを理解しようと努めること

・仮に理解できなくても、その意見を尊重すること

・決めつけたりしないで、目を見て話し合うこと



今でこそ、このようにはっきり言う事ができますが、これは自分の嫌な過去をとことん見つめたから分かったことです。


もし自分の嫌な過去からずっと逃げていたら、「僕はこの価値観を大切にしている」と言うことはできませんでした。



そして、自分が大切にしている価値観を理解していると、判断基準が明確になるので、人生に迷いが生まれにくくなります。


例えば、僕がだれかに嫌なことを言われたとします。


もしかしたらその時には傷つくかもしれませんが、ずっと落ち込むことはありません。



なぜなら、僕は大切ししたい価値観を明確にしているので、まずはその人がなぜそんなことを言うのか理解しようとしてみようと試みます。



その人のことを「嫌なやつだ」と決めつけたりはしません。



決めつけることに意味はないと考えているからです。



そしてちゃんとその人と話し合った結果、何か自分に原因があったと分かればそれを直す努力をします。


逆にその人の悪意しかなかったと分かったのなら、自然と距離をおきます。



こうすると無駄なことで迷わないですし、人生が豊かになっていきます。


もし僕が嫌な過去から「自分の大切にしている価値観」を見つけ出さなかったら、今後の人生のどこかで、また思い悩む時期がきていたかもしれません。



嫌な過去を見つめるメリット②:「嫌だった過去が嫌じゃなくなる」

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結論から言うと、「嫌な過去」としっかりと向き合って自分の人生に活かすことができれば良いんです。

その記憶は「嫌なことだったけど、自分の人生をより良くしてくれるものだ」という認識に変わります。


このことについて、順番に説明します。



そもそも、人間は「嫌な過去について考えないようにしよう」と思う生き物です。


しかし、考えないようにすればするほど、実は「その嫌な過去」は脳みそにこびりついていくんです。



ちょっと実践してみます(笑)



それでは今から3分間、「白くま」について決して考えないでください

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どうでしょうか?


絶対に考えるなと言われると、白くまが頭の中をチラついてしまいますよね。


これは過去に実際にあった実験で、「白くま実験」とググればでてきます。


詳細は省きますが、要は考えないようにすればするほど、人間の脳内には残ってしまうということです。



嫌だった過去も忘れようと意識しても、なかなか難しいっす。



さらに、忘れようとしているうちは、「ただの嫌な記憶」でしかありません。



メリット①で紹介したように、嫌な過去は自分にとってプラスになる学びがたくさんあります。



さきほどの僕自身の例を出しましたが、正直、過去の人間関係についての問題には向き合いたくありませんでした。



でも思い切って踏み込んでみたら、素晴らしい気づきを得る事ができたんです。


(ぶっちゃけ泣きました、、笑)


「あの出来事があったから、今の自分がある」と痛感できたんです。



今ではこの話は封印するどころか、普通に人に話す事ができます。


ここまでのことができるようになるとは、思ってもいませんでした。


このように、「嫌な過去」としっかりと向き合って自分の人生に活かすことができれば、「嫌だった過去」は嫌じゃなくなります。


めっちゃ心が軽くなります。



いかがでしたでしょうか?


これ、結構心のシビアなゾーンを開く作業だと思うので、1人で考えすぎると辛い方向に考えてしまうかもしれません。


なので、過去に向き合うのに慣れていない方は、信頼できる家族や友人に打ち明けてみるという形で進めていくのをオススメしまっす!



明日は、今日の続きです!

もっと今日の内容を深めていく形にしたいと思います。



それではまた!



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