見出し画像

おもろい会話

サウナにて常連客の会話。
・登場人物
Aさん:膝の手術を終えて回復。定期健診は継続中。肥満気味で医者から「体重を減らすように」と助言されている。
Bさん:地球のおばちゃん 
「」は会話()は心の声

A:「昨日はおでんいっぱい作ったけど。歳いったからかな~、前みたいに食べられへんわ」
B:「えっ、からだの調子でも悪いんですか?」
A:「いや、そんなことない、普通に食べられる。けどな、前はもっとたくさん食べれてん」残念そうな顔。
B:「歳いくと、自然とそうなるみたいですね」(今まで通り食べとったら病気になると思うけど)
A:「しゃあけど、食べるのが楽しみやから・・。食べられへんかったら、つまらんわ」深刻な表情。
B:「そうですか。でも、痩せたいと思ってダイエットしている人もおるし、無理せんと体重キープできていいですやん」(医者から言われてるし、自分も痩せなあかん言うてるし)
A:「そういう問題とちゃうねん」
B:「えっ、どういう問題ですのん?」
A:急に大声になり、「食べたいねん! 食べるのが好きやねん!」
B:「・・・」(納得。しかし、どんだけ食べたいねんやろ??)

地球のおばちゃんは、やっと気づきました。
Aさんには空腹とか満腹とか、そういう基準は関係ないということを。
自分が美味しいと思うものを、食べたい量だけ食べる、という行為が好きだということでした。

Aさんは料理が大好き。素材から吟味して、調理も工夫して、家族と自分の分も十分に行きわたるように量も作ってるそうです。そのような手間ひまが苦にならない方です。
そう言えばサウナで会うと、だいたいおかずの話をしています。昨日は何作ったとか、今日は何するとか。

地球のおばちゃんは、料理がめんどくさいと思ってしまうズボラ人間です。

昔、超忙しすぎた時代には、料理するたびに「人間はなんで毎日違うのを食べなければいけないのだろう。動物は毎日同じのを食べて生きている。ゾウやキリンは毎日草とか食べている。犬もドッグフードで元気にしている。人間も人間フードでええやん・・・」とぶつぶつ無言の文句を言ってたことを思い出しました。

これらを考えた結論は「Aさんみたいな人がいれば、家族は毎日おいしい食事を食べられて幸せやろうなあ」でした。


いいなと思ったら応援しよう!