「『苦手』な仕事で成果を出す方法」対談イベントのセルフレポート
2/25の19:00〜蔦屋代官山店さんで #対峙力 著者の寺田有希さんと「苦手な仕事で成果を出す方法」をテーマに対談イベントをしてきました。
対談した僕自身がとても勉強になったのですが、せっかくの話だからこそ忘れないようにnoteにセルフレポートとしてまとめてみます。
なぜこのテーマで対談をしたのか
好きを仕事にしよう、得意なことに集中しよう
そんなこと言われて久しいですが、好きだったり得意なこと「だけ」を仕事にできる人はほんの一握りではないか。ほとんどの人は苦手なこともなんとかやらないといけないことがほとんどでは?
じゃあ「苦手なこと」を仕事にしている寺田さんと私だからこそ、その方達に対して伝えられることがあるのではないか?と思ったところがスタートです。
寺田さんはベンチャー女優と呼ばれ、YoutubeのホリエモンチャンネルやB.R CHANNELのMCなどを務められていますし、私ももともと営業や人事、今はスタートアップの経営などいわゆる「コミュ力」がすごく必要そうな仕事をしているんです。
「コミュニケーション苦手!!!できればあんまり人と会いたくない笑」と言いながら、なんだかんだコミュニケーションが必要な仕事していて成果出しているよね(自分たちで褒めていくスタイル笑)、じゃあその秘訣というか考え方を共有できたらいいかもねとこのテーマになりました。
苦手を克服するのではなく、相手に苦手と思われなければいい
これは私がイベントの中で言ったことですが、
「苦手」というと「自分が苦手に感じるかどうか」に注目してしまいがちです。ただ、その仕事が苦手かどうかを決めるのは2つの視点があります。
それは「自分」と「相手」、それぞれの視点です。
私は、苦手か得意かには4象限あると考えています。
1、自分が得意と思っていて、相手も得意と感じている
2、自分が得意と思っているが、相手は苦手と感じている
3、自分が苦手と思っているが、相手は得意と感じている
4、自分が苦手と思っていて、相手も苦手と感じている
この分け方で考えると
「苦手な仕事で成果を出す」というのは「3、の状態」つまり自分は苦手と思っているが相手は得意と感じる状態をいかに作れるか?だと思っています。
つまり自分がどう思っているか?は後回し。
そして苦手なことを得意と思えるくらいまで克服する必要もなし。
やることは「相手に得意と思われること、もしくは苦手と感じられないこと」なんじゃないかと。
寺田さんと私では、苦手なことをどう苦手に見せないか?についてのアプローチは全く逆でしたが、根本的な考え方はこれなんじゃないかなと思っています。
何を捨てるか?
その中で共通していたのは2人ともどうしてもできないこと、どうしても相手に得意と思われないことは、捨てていることでした。
例えば寺田さんでいえば「自己紹介」だったり、私でいえば「営業時にオリジナルトークをしない」だったり。
どうしても苦手でうまくならないこと、そこは思い切って捨ててしまう。マイナスにならないくらいであればいいと割り切る。
その上で「3」になることをどれだけ増やすか、どのくらい「3」のクオリティをあげていけるか、に時間を使う。
(上記のように1-4で苦手と得意を分解した時に、「4」は2人とも速攻で捨てていました笑)
では、自分は苦手に感じることを相手にそう思われないようにするにはどうしたらいいのか?についてはぜひ #対峙力 と #コミュ力なんていらない を読んでみてください笑
関係性も大事だけど、まずは「コミュニケーション」
対談で繰り返しメッセージをしてきたことをまとめるとこれに尽きるかなと思います。
対談では
- はじめての人とのコミュニケーション
- 目上の人や上司、大物とのコミュニケーション
- 面接やオーディションでのコミュニケーション
について話しましたが、アプローチは違えど私も寺田さんも大事にしていたのは目の前の相手とちゃんとコミュニケーションを取ること。
面接やオーディションの場は顕著ですが、自分が評価される場所だからこそどうしても「アピールしなきゃ!」「自分のPRしなきゃ!」となってしまい、実は聞かれたことに答えていなかったり、要求されていることを無視してしまう場面がすごい多い。。実は、アピールやPR以前の前に相手が聞いていることに答える。相手が話したいことを話してもらう、というコミュニケーションの基本を大事にしようというものです。
目上の人、上司、大物と呼ばれる人とのコミュニケーションが気疲れする、難しく感じるという意見も多く聞きます。
目上の人や上司から質問されて、、、自分はできないと思われたくない気持ちからもごもご、、と答えになっていないことを喋ってしまったり、回りくどくなったり、、といった経験をした人も少なくないのではないかと思います。。
でも実は質問をした目上の人は「聞いているだけ」だったりするんですよね。つまりコミュニケーションをしたいだけなのに、聞かれている人は自分への評価や見え方や関係性に目がいっている。そんなすれ違いってありますよね。。
対談で寺田さんも言ってましたが、どんなにすごい人でも目上の人でもスーパーマンではなく苦手なこともあるし、よくわからない質問をしてくることもある。言われたら当たり前のことなんですが、その当たり前のことを忘れずにその場の「会話、コミュニケーションを成立させること」に集中することこそが大事なんだと改めて実感しました。
そして立場に関係なく「コミュニケーション、会話を成立させること」に集中するためには、相手への尊敬や信頼がベースにある、そして尊敬や信頼は相手関係なく自分次第でできることです。
さまざまな手段やノウハウはありますが、
自分がどう思うか?ではなく「相手」がどう思うか?「相手」は何を求めているか?を大切にするという、コミュニケーションや人間関係の基本をおろそかにしない姿勢こそが「苦手な仕事で成果を出すため」に外せないポイントなんだと思います。
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