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夢に迷って、タクシーを呼んだ

誰かと燃え殻さんのことを話すときはまるで亡くなってしまった人の思い出話のようになったりします。燃え殻さんってあんな人だったよね、なんて。会ったこともあるし電話とかでも話すのに、まるでいない人みたいに。ちょっと宙に浮いたような人。でも、よくわからない引力があるんですね。今回の映像は自分で作っておいて可笑しいのですが、眺めていると途中で眠くなって困っています。みなさんも寝てしまうかもしれませんね。 

この記事は、作家・燃え殻さんの『夢に迷って、タクシーを呼んだ』(扶桑社・2021)のプロモーションビデオを監督、撮影した際に寄稿したコメントです。

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