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80歳爺さんと認知症?その1、

認知症、
一番多い原因は、
日本の医師が、血圧とコレステロールの薬剤を出しすぎるからだ、
と私は、思っています。

公式見解では、日本人の認知症患者が多い理由として、
日本は長寿国だからと言っていますけど、
ウソでしょう。
人口の差はありますが、
イギリスの認知症患者数は、90万人、
日本は、800万人です。
ダントツ、日本は認知症患者が多いのです。

なぜ、イギリスで認知症が少ないかというと、
国の政策として、生活習慣の改善をやってきたからです。
なぜなら、癌も肝臓病も認知症も生活習慣の結果ですよ。

日本では、生活習慣を改善する動きが少ない事が問題ですね。
生活習慣を治そうと思うのであれば、
小学校の時代から、教えるべきですね。
そうでないと、身につきません。

食事の度に酒を飲みたい人、
1日に何度もタバコを吸いたい人、
夜になると、夜遊びに行きたい人、
こういう悪習慣が身につくと、
忠告しても、聞いてくれません。

私が診てきた患者の例で言えば、
元来、低血圧の老女が、
心配事があって心臓がドキドキすると言って、病院に行きました。
心配事があると、脳に血流が集中しますから、当然、血圧高くなります。
だけど、担当医師は、血圧を一回測っただけで、すぐに降圧剤を出しました。
でも心配事は、一時的な出来事です。
普段は、低血圧の老女ですから、血圧の薬によって、脳の血流不足になりました。
当然、認知症になりました。

心配性は、大きな問題です。
不安感を持ち続けると、身体に病気となって現れます。
心配性がややこしい理由は、
心配性の人は、必ず、心配事を無くしてから安心しようとするからです。
心配事がない世界なんてありません。
心配事があっても、気にしない、能天気な態度を習得しましょう。
心配事があっても、それに気を取られるのは悪習慣です。
悪習慣は治せます。

あるレストラン経営の70代男性が、超心配症でした。
常に薬をもらっていないと不安な人でした。
当然、血圧の薬も飲んでいました。
車を運転してレストランを見て回り、自宅に帰りました。
ああ、帰ってきたと安心して、
ふと気がついたら、車は、車庫をぶち抜いて止まっていました。
安心した途端、血圧が下がって、失神したのです。
こういう例は、多分、多いと思います。

こういう実例を見てきたので、血圧の降圧剤は飲むべきでないが結論です。

じゃ、どういう人は、血圧の薬を飲まなければならないか?
それは、生活習慣と食習慣が悪く、
睡眠不足が長く続いて、動脈硬化を起こしている人です。
こういう人は、一旦、血圧を下げてもらってから、
自分の生活習慣を見直すと良いですね。
病院の薬は、一時しのぎのために飲む物です。
何年も飲む物ではありません。
一時しのぎをしながら、薬が必要ない生活習慣を築く事が大事です。
でも、生活習慣が乱れている人ほど、自分を見直すことはありません。
それに、日本には、生活習慣を改善する政策や施設がありません。

そもそも、血圧を腕で測って、心臓や脳の血管の状態なって分かりませんよ。
腕の血管が体全体の状態を表していると思うのは、迷信です。
そもそも、血圧は、常に変化しているのです。
血色、筋肉の状態、栄養の状態、体の柔軟性をチェックしてから、
血圧測定を色んな条件でやって、
やっと、その患者の本当の血圧の状態がわかるのです。
それから、どこか動脈硬化を起こしているかどうかを推測するのです。
高血圧イクオール動脈硬化ではありません。

私は、80歳で、普段の血圧は、165/100 くらいです。
立派な高血圧です。
原稿を書いたり、患者を見ると、もっと血圧が上がります。
170/110 くらいかな。
でも、心配していません。
ゆっくりして、深呼吸をして、身体をほぐすと、
135/85 位に下がります。
要するに柔軟性があるのです。
最近は、水素ガスを(1分間に100cc)を深く深呼吸しながら1時間吸うと、
すぐに血圧は130/85 になります。
水素ガスの肺をリラックスさせる能力はすごいですね。

私の母も最後は認知症でした。
私は長くアメリカに住んでいたので、
母の世話は、兄夫婦がしていた。
母が施設に入った時に、見舞いに行ったら、
母は、私を見ての誰だか分からないい状態でした。
それで、私は、ほっとしました。
母の心配事が、一とつ無くなったのだから。
そして、98才であの世に出直しました。
母は、元来低血圧の人でした。
母が、80才代の頃、日本に様子を見に行ったら、
血圧の薬を飲んでいました。
血圧の薬を止めろというと、
担当の医師が優しくと美男子なんだよ、と喜んでいました。
こうなると、薬を止められませんね。

認知症は、初期が大変です。
いろんな事がこんがらがるので、
それを他人のせいにして悪態ついてイライラします。
この時期は、周囲の人が大迷惑します。
でも、認知症末期になると、周囲の人にありがとうと言い出します。

あるアル中の男性が、認知症になり、施設に入りました、
すると、施設で親切にしてくれる気に入った女性に出会いました。
すると、メキメキと急に元気になりました。
私の母と同じですね。
人は、恋心があると元気になるのかな?
これは、医学を超えている世界です。

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