パーキンソン病?
パーキンソン病について、爺さんの経験を言います。
手や身体が震えるのです。
原因と言われることは、インターネットで調べれば色々出てきます。
脳の中の異変だとか、
ドーパミンという幸福を感じさせる成分が少ないとか、
セロトニンとか、
色々です。
私が病人を見た経験から言うと、
なにしろ、超心配性の人が多かったです。
だから、病院では、幸せを感じさせるドーパミンを与えます。
でも、ドーパミンを飲んで幸せになった人を見たことがありません。
全員、ドーパミンを飲みながら、心配性を続けています。
病院では、幸せを感じさせる成分が不足していると診断してドーパミンを与えます。
でも、病院では、どうやれば幸せになれるかなんて教えてくれませんよ。
患者も、すがる思いでドーパミンを飲み続けますが、
それで、幸せになった人を見たことがありません。
病人を観察して、気づいたことがあります。
寝ている時は震えないのです。
目覚めると震えるのです。
ほぼ50年前、最初に出会った患者は、女性でした。
夫が暴力的で、浮気して、苦労をし続けた結果パーキンソン病でした。
私は、その家庭環境が原因だと思いました。
でも、患者はドーパミンを飲み続けました。
原因を解決できないので、治るわけがないでしょう。
私も治せませんでした。
ただ、彼女の苦労を聞いてあげたので、気が楽になったのか、ウトウトしたのです。すると、ウトウトした時だけ震えが止まりました。
でも、人の意識を治すことは難しいです。
この時、
起きている時の人の意識と、
寝ている時の人の意識に
大きな差があることに気がつきました
私が診て、治った人が二人いました。
二人とも、男性です。
一人は、63歳でした。
厳しい親のもとで怒鳴られながら育った方です。
そのために、いつも自分がどう評価されるかを気にしていました。
私は、鍼灸治療をしたのですが、鍼灸治療で治るとは思っていませんでした。
彼は、クリスチャンだったので、毎日曜日、教会に行くのです。
私は、鍼灸治療をしながら、何も心配することは無い、全ては神に与えられていると言い続けたのです。
彼は、言われることは、頭では分かっていると言いながら震えるのです。
そうやって6ヶ月経った時、彼は、教会で祈りながら、ハッと気がついたのです。何十年も教会で祈りながら、なぜ心配ばかりして来たのだろうと、
自分の姿を見たのです。
なんて無駄な時間を過ごしてきたのかと、ガーンと覚醒したのです。
それから2ヶ月後に、彼は、主治医に、もうパーキンソン病ではありません、と告げられました。
もう一人は、79才の大酒飲みでした。
血圧の薬、コレステロールの薬、痙攣を止める薬を飲み続けていました。
でも、酒を飲み続けていました。
ある日、助けてくれと電話がかかって来ました。
訪問すると、手も脚もガクガク震えて止まらない状態でした。
私が指導したのは、大きな深呼吸だけです。
深呼吸を何十分もやり続けるのです。
深呼吸に集中した時だけ、震えが止まっていました。
深呼吸を止めると、震えるのです。
25分間、深呼吸し続けた後、震えが止まって来ました。
後は、自分で深呼吸し続けろと言い残しただけです。
彼は、ベットの上でも深呼吸し続けて、ふと、自分の震えが止まっているのに気がついたそうです。
そうやって、震えが来た時は、深呼吸するという技を習得しました。
飲んでいた薬は、全部、気休めだから、やめるように言いました。
でも、彼は、心配だから何か薬をくれと言いました。
不思議ですね。
病気について何も理解していないのに、
薬だけ欲しがるのです。
もしかしたら、人は、心配している方が、
生きている実感があるのかもしれません。
映画でも、戦争や暴力の映画に惹かれる傾向があります。
心配や不安は、中毒性の強力なドラッグのようです。
なぜ、幸せ感に距離を置くのでしょうか?
幸せ感を描いた映画はヒットしないのです。
世界中が心配と不安を抱えた人でいっぱいです。
幸せになるために、心配と不安を除去しようとする事は無駄な努力です。
幸せは、幸せだと無条件に思っている人に引き寄せられます。
無条件に、勝手に、マネでもいいから、幸せを演じる人の所へやってきます。
起きている時、人はエゴの意識です。
寝ていると、天使に守られています。
心配事は、紙に書いて、翌日考えることにしましょう。
寝る前に、ありがとうございます、と自分に言って寝ましょう。
追伸
記事を読んだカルフォルニアのセラピストから連絡がありました。
彼女のクライエント、大学教授の女性は、パーキンソン病ですが、震えていないそうです。理由は、マリファナを常用してストレスを軽減しているからだそうです。
カルフォルニアでは医師が処方箋を出せば、マリファナを使えるのです。
医療マリファナで助かっている人がいますね。