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【読書の付箋】組織的知識創造の5ステップ_ 第二フェーズ:コンセプトの創造(『知識創造企業』野中郁次郎・竹内弘高著、梅本勝博訳)

不定期かつ習慣的に読書するごく平凡な日常。
スローリーディングが好きなので、遅読ですが、その日に読んだ本の、その日に読んだ部分だけ、自分なりの湯上がり感を、綴ります。

今日の書籍は、
『知識創造企業』(野中郁次郎・竹内弘高著、梅本勝博訳

【今日の付箋】
第二フェーズ:コンセプトの創造【組織的知識創造の5ステップ】

第二フェーズ:コンセプトの創造(表出化)のプロセス。

1.相互作用の場におけるメンタルモデル(暗黙知)の共有
2.持続的対話による、集団的思索
3.言語化による明示
4.コンセプト化による明示

これらのプロセスを助ける手段として、比喩的言語による発想法などを活用。一連の流れは、スパイラルプロセスとなる。

コンセプト化には、メンバーの既存前提の根本的見直しが必要。その為には、メンバーの自律性が担保される必要がある。自律性を実現する為に、思考の自由発散、最小有効多様性、ゆらぎとカオス、一見関係のない情報までも共有される冗長性などが、保たれる環境が必要。

【ひとこと】

コンセプト創造(表出化)においては、メンバーの自律性、自由な発想が必要であり、心理的安全性が担保される環境作りが活動の環境づくりとして必要になる、という学び。

次のページのテーマは、第三フェーズ:コンセプトの正当化。

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