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【読書の付箋】徹底的に簡素化されたプロジェクト・マネジメント(『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』フレデリック・ラルー著、英治出版)

不定期かつ習慣的に読書するごく平凡な日常。
スローリーディングが好きなので、遅読ですが、その日に読んだ本の、その日に読んだ部分だけ、自分なりの湯上がり感を、綴ります。

今日の書籍は、
『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(フレデリック・ラルー著、英治出版)

【今日の付箋】
オレンジ型組織からフィール組織へのパラダイムシフト【徹底的に簡素化されたプロジェクト・マネジメント】



サン・ハイドローリックスのプロジェクトは、有機的に、且つ非公式に発生する。マスター・プラン(全体計画)は存在しない。プロジェクトチームは自然発生的に生まれ、仕事が終われば解散する。

プロジェクトに関する手続きが一切ない事で、膨大な時間が削減される。

エンジニアはたいてい並行して複数のプロジェクトに携わり、その時点で最も重要な仕事、最も緊急な仕事、あるいは最も楽しい仕事は何かを考えながら、自分の優先順位を調整し直す。彼らは集団的知性を信頼しているのだ。

次回は、「自主経営を数万人規模に拡大する」。

【ひとこと】

自由経済が中央集権的な経済を凌いだのと同じく、複雑なプロジェクト管理を中央で行うことはせず、集団的知性に委ねる。

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