仕事を辞めたい理由と上司への言い方-人間関係に疲れた僕の場合-
皆さん、こんにちは。
僕は、適応障害で休職しつつ行政書士開業準備をしています。
今回は「仕事を辞めたい理由と上司への伝え方」というテーマで話します。
現在、多くの人が会社に雇われて働いています。
会社という組織の中で働いていると、どうしても上司、同僚、先輩などとの人間関係や今後の自分のキャリアについて悩んだ経験がある人が多いと思います。
僕もそうでした。
「上司や先輩と合わない」
「仕事で成長している実感が湧かない」
「給与や待遇に不満がある」など、
今の仕事を辞めたい理由は人によって様々です。
仕事を辞めるには上司へ退職意思を伝えることは避けて通れません。
特に僕のような公務員だと、会社員と異なり退職の承認をもらう必要があり、ハードルが高くなります。
今の仕事を辞めたいけど、上司に目を付けられるのではないかと多くの人が思うんですが、実は退職理由の言い方一つで変わります。
できるだけ円満に退職したい人の参考になると思いますのでぜひ最後まで読んでいただけると励みになります。
僕が仕事を辞めたいと思った理由
僕が仕事を辞めたいと思った理由は、色々あります。
20代の時は、いきなり部下ができ、年上の部下から相手にされませんでした。
上司から殴られたり蹴られたりもたくさん経験しました。
その度に辞めようと思いながらも、辞めた後の生活が成り立たないと考えて実行に移しませんでした。
当時の生活は荒んでいて毎日遅くまで残業、帰って大量の酒を飲む。
部屋も散らかり放題でゴミ屋敷でした。
今思えば当時すでに適応障害になりかけていたのかも知れません。
30代になってから次第に実力がつき、仕事もできるようになりました。
難しい案件もこなせるようになって自信がつき、出世コースと言われる試験にも合格、結婚して子宝にも恵まれ仕事を辞めたいと思わなくなりました。
しかし、40代になってから再び仕事を辞めたいと思うようになりました。
その理由を紹介します。
今後のキャリアに行き詰まりを感じた
公務員は年功序列です。
ある一定までは同期と横並びですが、ある時期から同期達と差が開きます。
また、最初の段階で将来性があるか否かである程度ふるいにかけられます。
組織がレールを細かく敷くため、将来の自分の姿が見えてしまい、キャリアに行き詰まりを感じだけでなく、働く意欲が低下しました。
上司、先輩に魅力を感じなくなった
本省で働くようになってから、若い時は上司や先輩方が魅力的に見えなくなりました。お偉いさんの機嫌を伺う人が多くなり、何のために働いているのか意義が見いだせなくなりました。
元々向いていない仕事で無理をし適応障害になった
先に述べた通り、体育会系の組織で昔から向いていないと考えていました。
それでも15年以上働いてきたのですが、ストレスが限界になり適応障害と診断され休職することになりました。
休職してからは、これからは家族や自分自身のために残りの時間を使いたいと思うようになりました。
上司へ仕事を辞めたい理由の伝え方とタイミング
30代半ばから少しずつ辞めたい気持ちが強くなりました。
しかし、結婚して子供が生まれたのもあり、辞める時期をどうするか悩みました。
今の職場に配置されてから、子供の年齢や次の異動時期を見据えて退職のタイミングを見計らいました。
円満に退職したいので伝える時期を決めた
なるべく迷惑はかけたくないので異動時期を退職月に決めました。
忙しいので途中でいなくなるより、人の入れ替えがある時期が組織に負担がないと考えたからです。
ちょうど子供の年齢的にもよかったです。
上司と二人きりになるタイミングを狙った
今の職場で働きながら、何時上司に退職を伝えるかタイミングを考えました。
誰にも仕事を辞めたいとは言っていなかったので、なるべく上司と二人きりになれるタイミングで話すことに決めました。
休職後、一時復帰した際に上司から配置転換の話をされたのでそこで「退職して起業を考えている」と伝えました。
上司に配置転換の手間を取らせたくないですしね。
病気のせいではなく前向きな理由にした
退職して起業する旨を話した当時は休職から復帰したばかりでした。
しかし、復職を焦った結果、再度休職することになりました。
退職には承認を受ける必要があり、さらに上の上司が納得する説明が必要です。
そこで主治医や妻の協力もあり、退職して起業したいと思う気持ちは病気のせいではなく、元々考えていた夢だという理由にしました。
実際に病気になる前から起業したいと思っていたので嘘ではありません(笑)
仕事を辞めた後の働き方を考える
仕事を辞めた後の働き方ですが、僕の場合は家庭を持っており、妻は専業主婦であるため収入がゼロになります。
妻が以前から子育てがある程度落ち着いたら働きたいと考えていたこともあり、共働きにすることを決めました。
資格持ちの妻はすぐに転職先が見つかりました。
40代での転職は厳しい
起業したいと思っていても仕事を辞めていきなり起業はリスクが高いです。
当初は、転職して会社員として働きながら副業で起業し、副業が軌道に乗ってから本格的に個人事業主になることを考えました。
転職サイトに登録して、職務経歴書や履歴書を転職エージェントに添削してもらい200社近く応募しました。
しかし、ほとんど書類落ち。
2、3社は面接まで進んだものの不採用でした。
転職エージェントを通じて理由を確認したところ、40代という年齢、公務員でコスト意識が低そう、などの理由で40代スキルなしでの転職が厳しい現実を突きつけられました。
なるべくリスクが少ない起業方法を考える
副業での起業を諦めていきなり独立開業にシフトします。
やはりいきなり収入ゼロになるため、なるべく早く事業を軌道に乗せる方法を考えないといけません。
生活レベルを上げない、固定費があまりかからない事業にする、無料で使えるものは全て試す、等考えて起業準備をしています。
僕が起業するために準備していること
最後に僕が40代で仕事を辞めて起業するために準備していることを書きます。
今まで仕事は与えられるものでしたが、経営者となる以上は自分で仕事を取りに行かないといけません。
サラリーマンマインドから経営者マインドに切り替える必要があります。
人生の目標を決めた
起業で目指したいものを考えました。
あまり長いと追えなくなるので半年後の目標を決めました。
僕の場合、月商50万円を達成し、事業を黒字化する、です。
そう簡単に上手く行かないとは思いますが、1年目はビジネスモデルの外観を固めるために決めた目標に向けてアクションプランを立ててPDCAを回しながらやっていきます。
起業家が集まる勉強会に参加して強制的に事業と向き合う時間を作る
某有名な起業家の方が有料ですが格安で起業家コミュニティを主催しており、そこに参加しました。
毎月1回勉強会があり、朝から夜遅くまで事業の振り返りとアクションプランを決めます。また、講師に事業相談や他の起業家の方との人脈も作れます。
僕は、気分によってやったりやらなかったりするタイプなので強制的にやらざるを得ない状況に追い込む環境を作りました。
やることやらないことを決めた
目標達成に関係のないことをやらないと決めました。
時間は有限です。貴著な命の時間を自分が叶えたい目標達成に使うためです。
病気になり医者から言われても中々止めることができなかった大好きなお酒も止めることができました。
今ではお酒を飲むと何もできなくなり、時間がもったいないと考えるようになりました。他にもダラダラとYouTubeを見ることもなくなり、家族の時間と純粋に事業に関係のあること以外はやらなくなりました。
それでも時間が足りないです。
資格取得に挑戦してみた
妻の勧めで起業にあたり行政書士の資格を取得することにしました。
過去に1度だけ受験経験があり、もう少し頑張れば合格できそうだったからです。
受験勉強を再開して試験まで3ヶ月程しかありませんでした。
起業家コミュニティで教わったタスク管理のやり方を応用して試験までやる勉強を全てGoogleカレンダーに打ち込んで淡々と勉強しました。
現在、記述の結果待ちですが、以前は全く手が出なかった記述も書けるようになりました。
終わりに
仕事を辞めたいと多くの方が思っていても実行に移す人は少ないです。
僕も10年以上、仕事を辞めたい気持ちともう少し頑張りたい気持ちが揺れ動いてました。
40代になって残りの人生をどうするか真剣に考えるようになり、思いきって挑戦することを決意しました。
当然、妻は当初心配していましたが、数年前から計画的に準備をしていたことと、妻の目の前で事業構築に打ち込む姿を見せることで、今では応援してくれています。
家族の理解が大前提ですが、何歳になっても挑戦はできます。
僕は、もっと多くの人が自由に望む働き方ができる社会にしたいと思い起業を進めています。
これからも僕は挑戦し続けます。