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逃避の散歩 118.東村山市内4駅ラリー

さて、西武池袋線秋津駅との乗り換えで昼でも意外と多くの人が行き交うJR新秋津駅前である。

西東京市の西武池袋線ひばりヶ丘駅からここまできたところ(116回)でいったん区切りにしたので、その続きだ。

東村山市の駅は9駅あり、西武池袋線秋津駅とJR新秋津駅のほかに以前、多摩湖自転車歩行者道を歩いたとき(32回)に西武線拝島駅と西武多摩湖線八坂駅と同多摩湖駅の3駅を通過しているので残り4駅が未通過だ。今回はいまいるJR新秋津駅からスタートして残る4駅を通過する。順番は以下の通り。

JR新秋津駅→西武新宿線久米川駅→西武線東村山駅→西武多摩湖線武蔵大和駅→西武西武園線西武園駅

さっそく始めよう。まずはロータリーから横断歩道を渡り、切通しのJR武蔵野線の線路に沿って南下する。今日はいい天気だが日差しが強くて、3分と経たないうちに軽く汗ばんできた。

スタートから6分経過、都道40号・志木街道と交差している2つ目の信号で信号待ち。この通りは西武池袋線の清瀬駅から秋津駅間(116回)で利用しているので、再合流したかたちになる。

信号が変わり、志木街道を横断してさらに南下。そこから2つ目の交差点でJR武蔵野線の線路は地下に入り小平市方面へ、地上のその先は上下2車線の1本道になる。信号待ちの間にグーグルマップで確認すると名称は「都市計画道路3・4・23号東村山駅秋津線」だ。

最初の信号で右へ曲がりつつ下り、ビニールハウスが見える2つ目の信号を左折、そこから更に下ってからぼりがわへ。この川は、最近では西武池袋線清瀬駅から秋津駅間の都道40号・志木街道で架かる野塩橋を、そしてここから西側の上流に位置する多摩湖自転車歩道車道に架かる佐山堀橋を渡っている。

18分経過、下堀橋から西側の沿道を川沿いに進む。左右を緩やかなS字に描きながら、21分にだるざか橋、22分に御成橋、25分に人道橋のなかよし橋、27分に土橋、29分に石橋、32分に丸山橋の前を通過する。

35分経過、人道橋のふれあいばしに差しかかるところで今まで低い建築物しかなかったのどかな風景から、高層建築の都営東村山本町アパートで風景が変わる。そして37分経過したところで第三天王橋を渡り南下。信号のある交差点が見えたら2段階右折する。

41分経過、栄町一丁目交差点で信号待ち。ここで都道5号・新青梅街道と交わる。新青梅街道は新宿区(99回)の起点、ほかに中野区(70回)、練馬区(49回)、東大和市(74回)、瑞穂町(86回)、直近では西東京市(115回)で通っている。こうして数えてみると、けっこう利用しているな。

信号が変わり、そのまま直進すると左側手前にロータリー、その奥には駅舎が見える。ロータリーを回り、駅の出入口に向かう。

45分経過、西武新宿線久米川駅北口前を通過。ロータリーを出て目の前の横断歩道を渡ると交番があり、その右横を通る市役所通りに入る。

48分経過したところで新青梅街道の栄町陸橋の下をくぐり、天王橋を渡ってすぐY字の分岐に差しかかったら左の道に入って線路と並行しながら進む。51分が経過し、スーパーマーケットが見えるところで道は右へカーブして線路と離れていき、同時に少し上りとなる。

カーブを過ぎて直線に入ると東村山市役所の横を通り過ぎていく。

54分経過、市役所横の交差点で信号待ちしていると交差している道の案内板を見て、その交差している道が「インディペンデンス通り」と名付けられていることを知る。ものすごく地味な住宅街を通る道なのに凄い名前だなと思ってしまうが、由来は後で調べよう。

このまま市役所通りを北上する。東村山税務署そして都道129号・東村山東久留米線と交わる東村山税務署北交差点を過ぎて1時間経過、都市計画道路3・4・23号東村山駅秋津線に合流する。この交差点を左折し桜並木を進んですぐ、視線の先には駅とそのロータリーが見える。

都道16号・府中街道と交わる東村山駅東口交差点へ。府中街道は小平市(95回)でJR新小平駅から西武国分寺線小川駅の間で通った。横断歩道を渡り、ロータリーを回って志村けんの像の前(トップ画像参照)を通過すると出入口にたどりつく。

1時間4分経過、高架化工事中の西武線東村山駅東口から地下の自由通路を抜けて西口へ。出たところから見て右側を回ってロータリーを抜け、東村山駅西口交差点から都道128号・東村山東大和線に入る。

同交差点から緩やかな下りが続き、坂下の橋を越えた先から上りになる。坂上の信号のあたりから左へカーブし、そこからはほぼ直線となっている道をひたすら進んでいく。微妙に左右を蛇行しているので日陰が変わるため、その時々で進む路肩を変えて進む。

1時間21分が経過し、金山神社前交差点からは進行方向から見て右側の歩道に固定して進んでいく。理由は、左側の歩道で進んでいくと、次の駅前に横断歩道があり、そこに向かうと東大和市に入ってしまうからだ。特定の自治体内という縛りがあるのに隣の自治体に踏み入れるのは失敗だろう。

1時間26分が経過したところで廻田町三丁目交差点に差しかかる。右奥に駅舎が見えている。横断歩道が渡れる状態なので、急いで渡って先を進む。この通りは車通りが多いわりに人通りは少ないので歩きやすいな。

1時間27分経過、西武多摩湖線武蔵大和駅前に到着。

この背後の横断歩道から高架にかけては東大和市の境になっているので、やむなくそのまま踵を返して廻田町三丁目交差点まで引き返して左折。上り坂になっている赤坂道を北へ進んでいく。

1時間31分経過、市立回田小学校のあたりでいったん坂上となり、そこから長い下りになる。1時間33分が経過したあたりで西武多摩湖線の線路に沿って進む。線路を隔てた左側には都立狭山公園が見え、先を見渡すと西武園ゆうえんちの観覧車が見える。

左の線路下には都立狭山公園へ通じる通路、右は宅部通りと合流する坂下の交差点を抜け、橋を渡った先の信号で2つの分岐となり、赤坂道は左の狭山公園に沿うように延びる。ここは線路に沿っている右側の道に入って最初の角を右折する。

住宅に挟まれた道を進むと、さっきの橋の下を流れていた川の沿道に出る。住宅とつながっている橋と人道橋が交互に架かっている23区内ではあまり見かけない風景を見つつ、1時間34分経過したところで橋梁がレンガ造りになっている人道橋が見える。

その向かいにある「多摩湖町4丁目第3仲良し広場」へ入り、広場の後ろにある未舗装の坂を上る。意外と勾配があり、ちゃんと整備した方がいいんじゃないかと余計な心配をしてしまう。そして道路に出る。正面は同じように斜面となっているが、立ち入り禁止区域だ。右へ進み、最初の角を左折する。

また上り坂となり、途中の突き当りとなる丁字路を右に入って「多摩湖町4丁目第1仲良し広場」の前を通過し、そこから丁字路の角を過ぎて次の十字路を右折する。曲がる前に坂上を見上げると、西武園ゆうえんちの観覧車が見える。

あとは最後の直線。このまま道なりに進んでいくだけだ。しばらくは平坦な道になるが、2つ目の十字路を越えるところで下り坂になる。そして、速度注意を示す赤い舗装がされた3つ目の十字路を越えた先にある横断歩道の左側に東村山市最後の駅が見える。

1時間48分、西武西武園線西武園駅南口に到着。西武が連続しているのでくどく感じるが、表記は間違っていない。これで東村山市内鉄道駅全駅および都内にある全ての西武線の駅を訪れたことになる。

東村山駅への電車まで少し時間があるので、北口の方へ回ってみよう。改札口の前を通り過ぎ、左折して臨時改札が並ぶ広い通路から北口へ出る。

この屋根に沿って進むと西武園競輪場の入場ゲートに行けるらしい。今日は休場ということもあるが、そもそも競輪はやらないので、北口の駅名板だけ証明に撮っておこう。グーグルマップで確認すると、ちょうどいま日が差しているところから先が埼玉県の境になるようだ。

「またぐなよ、またぐなよ」と長州力のようにつぶやき、撮影位置に気を付けながら一枚。

調べてみると公営ギャンブルは平日の昼間に開催していることがあるので、歩くルートを決めるときに公営ギャンブル場の前を通ることが候補に挙がった場合は開催日を確認している。休場日の閑散とした雰囲気は味わいがあって好きだ。

引き返して改札口に向かう途中、臨時改札の左奥に出口が見える。まだ時間に余裕があるので向かってみる。

通り抜けると駐輪場があるもう一つの北口だった。

お、そろそろ電車が来る時間だ。改札口に戻ろう。

そういえば、西武園線に乗るのは初めてだ。