約1年間の旅路を経て|旅のフォトブック制作・ドネーション募集・サークルについて
去年の夏から約1年間、日本中のご家族や農家さんが営む暮らしを旅しながら、パートナーと共に理想の地を探してきた。
まだ詳細は公開できないのだけれど、信頼する友人のはからいで、とりあえず二人で仮住まいさせていただける家が鳥取で見つかった(それも僕たちが望んでいた、築100年以上の古民家!)。
僕たちは、ただ暮らすを愉しむことはもちろん、「若い世代中心で水や食料、生活に必要な燃料を自給しながら、多様な生き方が重なり合う暮らしの場」を紡いでゆくために住処を探してきた。
「稼いで消費するだけじゃない、こんな生き方もあるんだ!」
言葉や理屈じゃなくて、おいしいな、たのしいな、うつくしいなと感じる暮らしを分かち合ううちに、いつの間にかそんな気づきが関わってくれる人たちの中に宿っていたら嬉しいと思っている。
旅のフォトブックをあなたに。
〜ドネーションの募集〜
今後、耕作されていない農地を切り開いていくにあたり必要となる農具を手に入れたり、古民家の中にあるゴミを整理して捨てていただいたり、農産物をご縁ある方に宅配したり、その他に暮らしのエンジンをかけてゆくため(免許取得や食費など)にお金というエネルギーが、今今は必要であると感じている。
そこで、ご支援いただいた方には『しまうまフォトブック』というサービスを使って、これから旅の写真をまとめたフォトブックを制作していくので、お礼に一冊お送りさせていいただければと思っている(希望者のみ)。
全国の滞在可能な農村や土地土地のおいしいもの、誰でも実践できる暮らしの知恵などをまとめる予定で、読み物としてもおもしろい(と感じてもらえるはず!)。
例えば、こんな写真たち。
※上記の写真は僕が旅中撮影したものです
※画像だけを切り取ってのシェアはご遠慮ください
※無条件のご支援も大歓迎です
もし、支援することがお気持ち的にも現実的にも心地好ければ、下記のお振込先に支援額を投げ銭していただけたら嬉しい。
サークル(メンバーシップ)について
これを節目として旅は一度、終わる。
だから、旅先での出来事や暮らしを分かち合い、食を通してご支援者とつながる茶屋的存在となっていた「たびくらし工房 - make a living -」も7月末をもって一度閉じようと思う(僕たちの活動に参画くださっていた皆さま、ありがとうございました!)
*サークル(メンバーシップ)という、遠く離れていてもつながりを感じられる仕組みを完全に終えるのか、また新しい形で始めるのかは現在思案中です。
山奥で営む小さな暮らしを通じて、変化に富む新しい時代を皆さんとつながりを感じながら生きてゆけたら幸せです。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
さいごに記事のおすそわけ
暮らしや生業を手作りすることやお金との付き合い方について、いつもインスピレーションを与えてくれるイギリスのメッセンジャー、サティシュ・クマールの記事をシェアするよ(この記事のサムネイルの言葉もこの記事からの引用)。