私の原体験(深掘りver.)-後編-
皆さん、こんにちは。棚原 秀樹です。
今回は、私の原体験の深掘りver. 後編です!
前回は疲れてしまったのですが、頑張って後編をご紹介いたします。
後編からご覧になる方は、前回の記事を読みになる前に、①最初の原体験についての記事からお読みになることをオススメいたします。
①一番最初の記事:私の原体験について
https://note.com/hikkusu_business/n/ncf15255a5bdf#OdeYJ
②前回の記事:私の原体験(深掘りver.)-前編-
https://note.com/hikkusu_business/n/n8a3dbcf1f87c
原体験から来る大切にしているコト(価値観)
それでは、前回からの続きです。
前編でも書きましたが、私は親からものすごく大切なものをもらっていました。私がもらったもの、それは、
・気持ちや意志を大切にする
・思いやりを持って支える
・人の夢を応援、実現させたい
・人ために惜しみなく愛情を注ぐ
ということです。
そして、これが私が大切にしている価値観です。以前の記事①で書いたのですが、私の原体験はポジティブなことが多く、それは全て親からもらったものです。
「もらったものは与えられる」
チカイケさんにそう仰っていただき、確かにそこには自信が持てると感じました。
そして、親からもらったものを元に私のこれまでの発言や行動を振り返ると、なぜそうしたのか、なぜそうするのか、なぜそうなるのか全てにおいて説明がつき、一番最初に書いた記事の内容を、より具体的により明確に感じることができました。
◆◆◆
例えば、私が仕事をする中で、社長から社員まで幅広い層の方々とお話をすることがあります。その中で、社員層に近づけば近づくほど、私自身が違和感を持つことがよくありました。
*すみません。偏見とか悪い意味ではなく、あくまでも個人的な感想です。
これの違和感は何か?違和感を持つのはなぜか?とずっと考えていました。でも理由が分からず、説明ができず…そして、この違和感は社長であっても持つこともあり、私の中の勝手な理論である「社員層にいけばいくほど説」が通じなくなり、もう訳がわからない状態でした。
でも今回、自分の価値観を知ることで、この「違和感の正体」が分かったような気がします。それは、
私の価値観=気持ちや意志を大切にする
→相手から強い気持ちや意志が感じられない、聴けていない
私の価値観=人の夢を応援、実現させたい
→現状や課題への不平不満ばかりで、その先どうしたいか聞こえてこない
私自身が大切にするが故に上記のような状況だと、思いやりを持って支えようという自分になれず、その人のために惜しみない時間や労力などの愛情を注ごうという状態になれないのが自分なんです。
この状態にならないことが違和感であり、それがなぜなのか今回の親との原体験ワーク?で知ることができました。
これが理由と分かったら、社長であっても“違和感”を持つ理由も説明ができます。社長と言えど、必ずしもビジョンや目標、やりたいことがあるわけではありませんからね。個人的には、ものすごく納得しています。
逆に言うと、気持ちや意志を引き出し、その先の目標やビジョンを描くことができたら、私としてはとても力が発揮できるということなので、それを一緒に描くということをやったらいいと思えるようになりました。
このように原体験を知り、価値観が見えてくることで、現状のモヤモヤの解消や打開策を自分自身に向けることができるようになります。
私の使命(ミッション)
以前の記事では、私のミッションについて以下の記載しました。
この気持ちは変わりません。誰かと一緒なら実現できる。今でもそう思っています。そして、より一層、親からもらった愛情を届けようと思っています。
・気持ちや意志を大切にする
・思いやりを持って支える
・人の夢を応援、実現させたい
・人ために惜しみなく愛情を注ぐ
親からもらったこの気持ち、スタンス、熱量を大切にして、これからも多くのお客様と接していこうと思いますし、これから出会う全ての方々にも、これを届けたいです。
今回は自分の在りたい姿も考えることができました。
【私の在りたい姿】
・夢、やりたいこと、ビジョンがある人の意志や気持ちを誰よりも受け取り、共感し、その実現に向けて踏み出すスイッチを入れる人
・そして実現に向かうための形づくりをサポートする人
・自分の夢や目標に向かって一歩踏み出す人を増やし、社会に拡げられる人
自分の夢や目標に一歩だけ、ほんのちょっとでもいいから、一歩だけ前に進むだけでいいです。
・一般常識や固定観念、思い込みに囚われて、
・周りの目や他者からの評価を気にして、
・本当は思っていることが言えない、やりたいことができない
そういう方が多くいらっしゃると思います。このような方が、ほんの少し前に進むだけで、世界が変わると思います。決して大きなことをしなくていい、私自身を含めできるだけたくさんの方が「小さな一歩」を踏み出せば、大きな力になると信じています。
収入や役職、社会的地位、名声など、“上を目指す”とキリが無いです。上には上がいます。どれだけ昇り詰めても、その届くはずのないものを追い求めると疲弊しますし、残念ながらちょっとした失敗で積み上げたものがアッサリと崩れてしまう特徴があると思います。
それよりも、自分の内面から来る、“やりたいこと”や“大切にしていること”を知り、それを軸に発言や行動をしていった方が、自分にとって何よりも幸せだと私は思います。
自分自身が幸せになる一歩を踏み出せば、近くにいる人を幸せにできるはずです。それが家族なのか、ビジネスパートナーなのか、様々だと思いますが、原体験から来る価値観を認識するということは、その小さな一歩の原動力になると確信しております。
最後に
長きにわたり、私の原体験のご紹介や価値観をお伝えしてきました。
今回の一番の大きな出来事は、親との原体験ワークでした。普段、当たり前に接している親と、深い話をすることは滅多にないことです。それにちょっと恥ずかしい気持ちにもなります。でも、少なからず私にとっては、非常に貴重な体験でした。
それは、両親にとってもそうだったと思っています。
実際、親と話をしている間、色々な話ができました。両親の過去の話から当時の想い、周囲の人の状況、嬉しかったこと、悔しかったこと。今の時点で疑問に思っていること、私や妻、子供(親からすると孫)に対して感じていることなど、これを機に親子関係ではなく、一人の人間・大人として向き合うことができたと思っています。
その結果、両親はとても嬉しそうでした。ずっと聴けなかったこと、言えなかったことができたようで、引っかかっていた何が取れたような感覚だったようです。
チカイケさんがこのようなことをtweetされてました。
自分だけではなく親の人生も変える力がある原体験ドリブン
人生が変わったかは分かりません。ですが、今まで育ててきた私という子供がこういう人間、こういう価値観や考え方を持った大人に育ったということは十分伝わったと思います。ある意味、「子育ての成果物」を認識できたと思います。
自信過剰かもしれませんが、成果物としては悪くないはずです(笑)
今までもらってきたばかりの私ですが、このような形でお返しすることができ、少しは親孝行できたかな?と勝手に想像しています。
・気持ちや意志を大切にする
・思いやりを持って支える
・人の夢を応援、実現させたい
・人ために惜しみなく愛情を注ぐ
親に対しても、これは忘れないようにしたい。
そう決意することができた2020年、コロナで大変な時期のGW中における、とても思い出深い出来事を残してみました。
このnoteを何年か後に、我が子にも読んでもらいたいな・・・
noteそれまで運営をよろしくお願いします(笑)
後編までお読みいただきまして、ありがとうございました!