#自己紹介 フリーのカットマン田中英樹の自己紹介
これから自分のメモとして、noteに色々書いていこうと思います。
ただ、自宅のネット環境がまだ完璧でないため…(問い合わせをしたら7月に工事と言われ…佐賀市内に住んでるはずだが…笑)
なかなか思うような投稿が出来ませんが、それ以上に書きたい意欲が強いため、気にせず始めていきます。温かく見守って頂ければ幸いです。
ということで、フリーのカットマンを目指す人って何者か気になる方も少なからずいらっしゃると思いますので、まずはこれまでの歩みを書いていきます。
○誕生
1991年1月24日 未年 水瓶座
○出身
東京都大田区鵜の木(『うのき』と読みます。)
ちなみに、全国に同じ『うのき』という地名は14ヶ所あるとのこと。
その各地の特産を集めた全国鵜の木祭りを毎年商店街で開催。秋田からは本場の『なまはげ』が登場し、遊びに来た子供達の泣き声が商店街に響き渡ります。
○家業
その大田区鵜の木の地で精肉店を営んでおりました。(2017年5月に60年続いた店を閉じました)
創業は父方の祖父になります。
この精肉店が、フリーのカットマンという新しい挑戦を始める原点となります。
○家業を継ごうと思った経緯
両親からは「家業の精肉店は継がずに、自分の好きな道を歩んで欲しい」と言われて育ってきました。
しかし、繁忙期となる年末や店の手伝いをする中でお客様の「美味しかった」という声や父や祖父が肉を切る逞しい姿を見ている中で、このまま代々続いてきた店を閉じるのは勿体ないと感じるようになっていく。
そんな中で、神奈川工科大学という理系の大学に運良く合格し、4年次に食品衛生の研究室へ入ったこともあり、店を継いでみようかと思い卒業後食肉卸問屋へ就職。
もう1つの理由としては、今は亡き祖父ですが、小さい頃から祖父が大好きだった為逞しい姿に憧れた部分も少しあります。笑
余談ですが、「継がずに好きな道を」と話していた父に「家業を継ぐ」と話した後の嬉しそうにしていた顔は今でも忘れてません。
やはり、当然のことながら、男3人いる息子の誰かに継いで欲しい気持ちはちょっとはあったと思います。
○大学卒業後から
大学卒業後に、東京荒川区にある食肉卸問屋で主に飲食店へお肉を配送する仕事に従事しました。(業界用語では『ちゃぶや』と呼ばれるところです。)
丸の内のオフィス街から遠く千葉県柏市まで1日中配送に走りました。
家業のこともあり、少しはお肉の知識があった為、レストラン等のシェフと話をするのがとても楽しかったのが唯一の思い出です。
その後、家業を継ぐにはお肉のことをもっと深く勉強しなければならないと感じ、1年で退職。
そして、群馬県玉村町にある『全国食肉学校』というお肉業界に携わる人が、日夜お肉のことを学ぶ学校に入学をします。
ここで、ナイフの研ぎ方から始まり、牛・豚・鶏全般のこと、原価計算という経営に関わる座学も含めみっちり半年間勉強しました。(詳しくはまた後日書きます。)
卒業後、ご縁があり、株式会社明治屋に就職。小売事業本部精肉課の一員として、広尾ストアー、玉川ストアーにて5年間修行をさせて頂きました。
明治屋は品川駅港南口近くにある、東京食肉市場の買参権(セリに参加出来る権利)を持っており、バイヤーが見定めたA5等級メス牛をセリ落とし販売しております。
そんなこともあり、市場に何度も勉強へ行かせて頂く機会がありました。
後日、書きますが、明治屋在籍中に家業の閉店、全国食肉学校で外部講師として学生へ講義、祖父の死去など多くの転換点がいくつもありました。
そして、2020年3月付で明治屋を退職
輸入食肉についても勉強してみようと20年4月から総合商社兼松の子会社にあたる兼松食品へ転職しました。
そこでは、主に輸入豚肉の営業職として従事。
と同時に、新型コロナウィルスの感染拡大となり、もう一度自分のやりたいことなど今後について考えていくようになりました。
考えている時、Facebookでお知り合いになった鹿児島の新村畜産さんへ見学に行かせて頂くなどの中で、国産牛肉(黒毛和種のみならず、黒毛和種と乳用種を掛け合わせた交雑種など)の魅力を自分がこれまで経験してきたお肉を切る技術を活用して発信していきたいと思うようになり、転職して1年で辞めました。笑
段々、長くなってきたので、とってもサラッと書いてます。
現在は、食肉学校時代の同期が営む牧場直営精肉店兼カフェ『tommy beef』にて働いております。
『和牛』という黒毛和種が注目されている中で、『ホルスタイン』乳用種の長期肥育という面白い取り組みをしています。
『和牛』のみならず、新しい畜産の形(格付けの評価だけでない価値の創造)を模索する上で、とても勉強になると思い東京から佐賀へ移住しました。笑
と同時に、スーパーに並ぶパック詰めされたお肉しか見たことない人が殆どで、お肉を切る姿を見る機会は少ないと思います。
なぜ、マグロの解体ショーはあってもお肉の解体ショーはないのか疑問に思い…
『フリーのカットマン』として、世界へ生産者の想いをのせて、黒毛和牛の魅力を発信していく活動もしていきますが、国内においても魅力を伝える活動をしようと思っております。
新型コロナという全世界的な転換期に、私も少し立ち止まり様々考え今回行動に移しました。
まだ30歳という若造に何ができるか未知数ですが、それも楽しみながら日々着実に大好きになったお肉のことを多くの人へ伝えていきます。
書き足りないところ満載なので、1つ1つ整理しながらマイペースに更新して参ります。
コロナの感染状況が落ち着いたら、各地の生産者さんの所にも伺い勉強させて頂こうと思っております。今後もよろしくお願いします!
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