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巳年に聴きたい蛇ソング25選

新年あけましておめでとうございます。
今年はCOUNT DOWN JAPANに駆り出されまして
大晦日早朝から元旦早朝まで24時間労働に勤しんで参りました。

何万人と一緒に新年を迎えるのは人生で初。
いつも友人数人と飲んでるか一人で配信見ながらとかで迎えていたので
現地でこれだけの人と一緒にカウントダウンしたのはいい思い出になるかもしれませんね。
仕事しながら年を越すのも10年ぶり。まだコンビニバイト時代の話です。
ということは、ちゃんとした会社に勤めるようになって10年経つということか……。早いですね。
その間に会社二つを辞めているので私は多分普通の仕事には就けない人間なのだと何となく気付いております。

話が逸れましたが、つまり音楽に包まれて新年を迎えたので
今年は毎年恒例のこちらでnote書初めとしたいと思います。


というわけで蛇ソングを私のライブラリから選出してみました。
J-pop、アニソン、V系、同人音楽、ボカロと
節操ない感じになっております。

どうしても歌詞に「蛇」だとエロい曲が多くなりますね。苦笑
あと禁断の果実を唆した的なやつ。

そんな感じであんまり新年にはそぐわないかもしれませんが
2025年に因んで全25曲。いってみましょー!


マリアの爪痕 / Janne Da Arc

一曲目は私の最も愛するJanneDaArcから。
歌詞に「ヘビ」が出てくる曲で真っ先に思いついたのがこちらでした。
「馴れた息づかい 君は蛇使い」と思い切り下ネタでぶちかましてくれます。
今後もこういうのばかりなので覚悟してください。笑
同じ使い方で『ツメタイカゲロウ』でも『GUNS』でも蛇が出てきます。
「鬼が出るか蛇が出るか」の『Judgement-死神のkiss-』も捨てがたいですが。

ジャンヌのド直球な曲調で人気も高い楽曲です。
一曲目からテンション上がりますね!


Rally Go Round / LiSA

引き続いてテンション高めなこちら。【ニセコイ】オープニングテーマ。
「鬼が出るか蛇が出るか」は歌詞に比較的登場する慣用句かもしれません。
巳年なので蛇が出てほしいですね。――いやどっちも出ないでほしいのか。

ボカロPのじん(自然の敵P)の作曲なんですがあんまじんっぽさを感じないのはLiSAの特徴的な歌い方のせいでしょうか。
今回のラインナップでは数少ないハッピーな楽曲です。噛みしめましょう。


HEAVEN'S DRIVE / L'Arc~en~Ciel

歌詞に蛇が出てくる曲、で二番目に思いついたのがこちらの大ヒット曲。
「レンズ越しの蛇に遊ばれて」。これもアダルトな意味だと思われます。
こんなアクの強い楽曲・MVでミリオンを叩きだすんですから
彼らの大衆性への嗅覚は鋭すぎますね。
「あぁ蛇を思わすその肌に触れた」の『Taste of love』もございます。
それはそうとラルクさん、そろそろアルバム出してみてはくれませんかね?
けっこうシングル溜まってきてますよ……?


蛇と華 / 葉月ゆら

こちらは林檎をそそのかすタイプの蛇が登場。
タイトルに蛇と入ってるだけあって歌詞全般的にその特徴が表れていて
こういう偏った歌詞がいけるのも同人音楽が好きな理由。
毒々しい歌詞とトランスの曲調がかっこよすぎます。
芸術的な音楽をお求めならぜひ同人音楽を!


SNAKE / 堂本光一

ド直球に「snake」のタイトルを冠した楽曲登場。
ちなみに「蛇」というタイトルの曲は持ってませんでした。
歌詞的にもやはり夜の営みを連想させる文字列オンリー。
ボカロの『カンタレラ』みたいな表現です。
まぁ夢占い的にも男性器の象徴らしいですからね。
邦楽と言えどもこの表現技法は多いと思われます。


ドクヘビ / かめりあ  (【歌ってみた】アマネChan)

蛇っぽい単語のオンパレードで素晴らしい!
楽曲は知ってたのですが歌ってみたで一番雰囲気があってると感じたのがこの方の動画でした。再生数が少ない……もっと評価されるべき。

ボカロもやはり同人音楽の系譜なので(DIY的な)
こういう一点突破な歌詞は発生しやすいかもです。
テーマに実に合ってて発見すると楽しい!正月っぽくはないかもですが!


TATTOO 〜刹那の蛇〜 / ぽこた

歌ってみたの古参であるぽこたのオリジナル楽曲。
なんとジャンヌダルクのkiyoが作曲しています。ギターもyou。
だからとてもジャンヌっぽい!もちろん好みすぎる!
是非ジャンナーにはチェックしてほしい一曲ですね。
歌詞的にもロストパラダイス的な性行為的なそんな感じ。
いやらしいですねぇ。


嵐のなかで君だけは / 南條愛乃

『一切は物語』のカップリング。
「もう諦めてしまえ 楽園の蛇のような声が」という形で登場。
シンフォニックで抒情的なピアノの旋律も特徴的。
下ネタは一切ないシリアスな楽曲で表題曲共々かっこいいです。
fripSideで聴き慣れてるせいか南條愛乃のシリアス曲は大好物なんですよね。
カップリングでとどめておくには勿体なさ過ぎる良曲。


SEIEN / Lenny code fiction

【魔王学院の不適合者II】オープニングテーマ。
ローマ字表記なので分かりづらいですが漢字で書くと「青炎」。
「心にはいつも一匹の蛇」という形で登場。
アニメにはぜんぜんハマりませんでしたが、オープニング映像と相まってかなり気に入ってました。
なぜかアニメタイアップが多いバンドなんですよね。
個人的にもお気に入りです。


あなたの総集編 / シャアたん(CV.生天目仁美)

実は【えとたま】のキャラソンは毎年候補には上がってたのですが
今回初めて本記事にて採用。
理由は見ての通り、実はタイトルに「蛇」や「snake」を冠した楽曲が少ない、ということです。笑

それで気付くのですが「蛇」曲にアラビアンな曲調もちょこちょことあるんですよね。
採用してませんが、島みやえい子の『scheherazade』やDELUHIの『砂の泉』等。確かに「蛇遣い」の本来の意味ではそのイメージもありますね。


堕天 / Creepy Nuts

【よふかしのうた】オープニングテーマ。
私がクリーピーナッツを意外と好きだな……と思わされた楽曲。
本来ラップは大嫌いなのですが不思議と心惹かれて分からされました。
ラップの中でも日本語×早口だと割と気に入る率は低くないです。

歌詞的には全体的にロストパラダイスで「蛇に睨まれた 歴史の徒花」という形で登場。このユニット、根本的に歌詞のセンスが抜群にいい……


キスミーだぁりん♡ / ミーア(CV.雨宮天)

【モンスター娘のいる日常】キャラクターソング。
ラミアの美少女がメインヒロインなので必然的に蛇ソング。
雨宮天の声が大好物なので耳が幸せです。

実は今回選出するにあたって「蛇行」「蛇足」はヘビの行動じゃないから除外対象なのですが、彼女の場合は特例。だって蛇だもん。
(あと「蛇口」も除外してます。)


聖者たち / People In The Box

【東京喰種】エンディングテーマ。
「絡み合う蛇 モーフィングした環状線」という形で登場。
このエンディング映像が好きでしたね。石田スイは奇才。

あんまりヘビ関係ないですね。今に始まったわけじゃありませんが。
アニソンということで採用。


深紅のエヴェイユ / 少女病

物語音楽では蛇は割と出てくるかもしれません。
サンホラにも数曲あった気がします。
少女病はシンフォニックポップで好みの曲調が多いんですよね。
語りもサンホラに比べるとプロの声優を採用してるので聴きやすいです。

「愛玩動物の蛇と少女だけを 暗く狭い蔵に入れて」という形で登場。


SNAKE CHANNEL / GOTCHAROCKA

歌詞には「蛇」が出てきませんが数少ないタイトル採用。
内容的にはヴィジュアル系なので当然下ネタです。笑
ただ「スネーク」より「ストーク」な意味合いなような気もします。
ヴィドールには意外と蛇ネタがなかったんですよね。
歌詞書いてるのが同じボーカルなので傾向はそんなに遠くないんですが。


Poisonous Snake / ButterFlyKiss

今回の紹介曲で一際マイナーなバンド。
私は同人音楽即売会で見つけたのですが都内でライブ活動しているようでした。
エレクトリックでアッパーなロック調の楽曲でかっこいい。
タイトルは直訳すると「有毒蛇」で歌詞も攻撃的でヘビ要素も満載。
コンセプチュアルで好感度が高いです。オススメですよ!


ウロボロス / LIPHLICH

個性的で不思議な曲調と文学的な歌詞が特徴のLIPHLICH。
その中でもこちらはV系らしい激しさと耽美さを含有した楽曲で超かっこいいです。PVにも蛇が登場。まさにヘビ曲と呼ぶのにふさわしい!
そもそもアルバムタイトルが「蛇であれ 尾を喰らえ」なので
アルバム全体がヘビまみれです。よくこのテーマで描き切ったなぁ、
ボーカルの逝去が記憶に新しいですが、ほんとにいいバンドでしたよね。


冥界通信~慕情編~ / 上坂すみれ

人間椅子が楽曲提供してるので声優ソングと呼ぶにはあまりにヘヴィ。
サビで一気にキャッチーになるのですが。
上坂すみれのサブカル感はこういう形でも表現されるのか……脱帽。
「地獄の沙汰は金じゃろう おろちの道は蛇じゃろう」と登場。
歌詞もB級感があって徹底してますねぇ。面白い楽曲です。


Hydra / DIAURA

「ウロボロス」「ヒュドラ」と蛇に纏わる怪物を宛がうのがなんともヴィジュアル系らしい。笑
採用してませんがamiliyahに『serpent』、サーペントというのもあります。

MVに蛇も登場するしボーカルのメイクが蛇の皮っぽくてまさにヘビ曲。
DIAURAらしいヘヴィでちょいゴシックっぽいロック曲。
ボーカルの前バンであるヴァルナにも『蛇と拘束具』という楽曲があるのでそちらと迷いましたが、MVのあるこちらを採用しました。


八岐大蛇 / Rakshasa

「ヤマタノオロチ」というタイトルの楽曲があるとは!
まるで陰陽座がつけそうな曲名ですね。
今回採用してませんが陰陽座も何曲か蛇がつく曲名ありました。
まぁおそらくRakshasaは陰陽座フォロワーなのでらしいっちゃらしいです。
ちょっと和風でヘヴィなメタル。大好物です。


赤い林檎 / Lycaon

林檎を唆すタイプの蛇が登場。もちろん淫靡な方向性ですが。
YouTubeにライブ動画しかなかったのがちょっと惜しいです。
Lycaonは初期黒夢フォロワーな気がするんですよね。
声質といい歌詞といい、ねっとりセクシー。
Initial'Lはストレートな方向性になりましたがこの頃もかっこいいです。


Resurrection / Asriel

再メジャーデビュー時に残した唯一のミニアルバムのリード曲。
「花は蛇に 針は砂に 創めましょう」という形で登場。
Asrielらしい耽美な表現ですね。葉月ゆらと同じ方向性。
安定のシンフォニックゴシックでこのままメジャーで続けてほしかった……
このあとUROBOROSというバンドを組むのでヘビ的には因果があります。


DIRTY~銃口に蛇~ / FEST VAINQUEUR

ジャンヌリスペクト著しい彼ららしいヘビの使用法です。
つまりテーマは性行為一辺倒。銃口も蛇もその象徴です。
タイトルに冠してるだけあって全体的にそういう歌詞で
最後「抜け殻」まで使うあたりが一貫性あっていいですね。
サブスクにもないのが惜しい……このアルバム、ゲストドラムが豪華なの。


Espoir / LIGHT BRINGER

「覚悟に背を押された足掻きを 徒労と嘲笑う蛇よ」という形で登場。
ラブリーは今無期限活動休止期間中なのですが
Fukiの今の活動を思うと復活の兆しは見えませんね……アンキモがあまりに順調すぎる。
それを惜しむ人が多いというのはこんな良曲を量産してたのでわかる気がしますね。王道シンフォニックメタルでかっこいい。


EVE / 摩天楼オペラ

「求め続けるのは誑かす蛇のせいか」という形で登場。
今では純正シンフォニックメタルな曲調に進化した彼らですが
この頃はまだヴィジュアル系との融合を目指していて歌詞もそんな感じ。
もちろん性行為を彷彿とさせる内容なのですがタイトルにもある通り「アダムとイヴ」的なヘビの使い方をしています。
人気曲なので今でもライブのアンコールで最後に演奏されることがありますね。苑さん、もうこんなシャウトする曲は作らないだろうな、という
今となっては貴重な楽曲です。


Afterword

というわけで蛇ソング特集でした。
タイトルだけだと20曲くらいしかなかったので「歌詞に含まれる」を対象にしたら60曲ほどにまで増えました。
そのせいでせっかく『snake』っていうド直球なタイトルなのに外したジラルドなんかもあります。まぁマイナーすぎるからいいか。
MASCHERAの『Dragonheads Snaketails』なんかも迷いましたけどね。
直訳して「竜頭蛇尾」になるのが面白いんですがいかんせん「龍」の要素も入ってきちゃうので。

ヴィジュアル系が多めでJ-popはたった一曲になりましたね。
堂本光一の『SNAKE』が大変貴重!

一般的には何が思いつくんでしょうね。
皆さん「ヘビ」が出てくる曲で何が思いつきます?
なかなか難問だと思うのですがどうでしょう。

他にも12012『蛇舌』己龍『蛇淫』Mardelas『蛇に牡丹 -snake & peony-』とかありましたがそんなに好きな曲じゃないので採用してません。
ELLEGARDENにも『Snake Fighting』という曲があるんですが
英語詞なんでなんで蛇なのかよくわかんないんですよね。苦笑

それにしても淫靡な楽曲が並びましたね。縁起が良くない!
おかしいな、蛇って縁起がいいはずなのに。
歌詞に組み込むとなるとその要素が皆無になってしまいました。
ヴィジュアル系が多くなってしまった時点で必然ではありますが。

もしよかったら貴方の好きな蛇ソングを教えて下さい。

では今回はこんなところで。
脱皮できる年にいたしましょう。
よしなに。


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えいちびぃ
最後まで長文お読みいただき誠にありがとうございました。 つっこみどころを残してあるはずなので 些細なことでもコメント残してくれると嬉しいです!

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