これが私の平成歌姫たち~平成31年各年代から一曲を選んで31曲ベストプレイリストを作ろう~
CDバブルを誇った平成邦楽界。
令和になってみごとにそれは弾けてしまいましたが
多かれ少なかれ、それぞれの心のなかで思い入れのある楽曲や
なんか特別に好きな楽曲の一つや二つあるでしょう。
この度、仲間内から
「各年代一曲ずつ、計31曲選んでプレイリストを交換してみないか」
という提案がありまして。
マイベストセレクトのプレイリストの作成に積極的な私は
ネタの提供に大感謝!しつつ勇んで喜んで選んでみました。
とはいえ純粋に好きな曲ばかり選んでしまったら
ヴィジュアル系ばかりになって
"交換し合う"という特性にそぐわないのと
単純に候補が膨大すぎて選定が困難なため
勝手に自分で縛りを設けてみました。それは――
『 『 『女性ソロシンガー限定!』 』 』
あと、この会話が小松未歩同好会からの発信なため
小松未歩は除外で。
というわけで行ってみましょう。
題して、平成年代別ベストリスト・平成歌姫編!!
平成元年~7年
まずはこのブロック。
まだ音楽を聴いていない時期の楽曲です。
なので当時から好きだったというよりは
後追いで気に入って所持しているものになります。
1989 恋一夜 / 工藤静香
この曲を意識したのは2008年にAcid Black Cherryがカバーしてからです。
それのPVもある、つまりカバーアルバムのリード曲だったのですよ。
工藤静香は『Blue Velbet』が一番好きで、他にも『黄砂に吹かれて』や
『慟哭』等好きな曲がちょこちょこあり、BESTをレンタルしてきました。
いい憂い具合です。
1990 Dear Friend / 中森明菜
中森明菜は上京してから集め出しまして、
つまり学生時代は一切聴いてきませんでした。
ですが『赤い花』という楽曲を気に入り、それが収録しているベストアルバムを借りてきてから、その憂い声と楽曲の異国情緒にハマり、
いくつかアルバムにも手を出した次第です。
1991 Rosa / 中山美穂
中山美穂は後にWANDSとデュエットするので入り口はあった感じです。
でもほとんど楽曲を知らないんですよねぇ。
一通り聴いてみてやっぱりこういう歌謡曲を気に入りましたね。笑
やはりどこか異国情緒っぽく(フラメンコ?)
怪しい歌謡曲でアップテンポだとハマりやすいです。←オススメ求む。
1992 MENS OF DESTINY / MIQ
ガンダムシリーズは【W】から入ってるので当時はこの曲は認識していませんでした。でも【スパロボ】の戦闘BGMで流れていたので前奏が超絶聴き馴染み。
他にも【ダンバイン】や【エルガイム】を喜んで使っていたので
MIQのアルバムをレンタルしてくるのは必然でした。
1993 揺れる想い / ZARD
ZARDは97年以降に聴いているので、それ以前の楽曲はZARD BLENDで知り
そこで「聴いたことある!めっちゃ好きだった!」となった一番の曲。
思えばこの頃から織田哲郎にハマっていたのか……と後に納得します。
だってZARD BLENDは当時かなり好んで再生していたのですが
『君に逢いたくなったら』『心を開いて』『oh my love』全部織田哲郎……
1994 恋しさと せつなさと 心強さと / 篠原涼子
【ストリートファイターII】を見ていてハマっていた楽曲。
脳内でたやすくアニメ映像が流れるほど強烈に残ってますね。
後に小室哲哉がチャートを席巻するんですが、これもそうだったのか!?
と当時から今みたいな音楽の気づき方してましたね。さっきのもだけど。
彼女に至ってはそもそもこの曲の歌唱者だったのか、ってなりましたが。
1995 それでも明日はやってくる / 鈴木結女
ホントはこの楽曲カップリングですが、まぁ両A面としてカウントしましょう。表題曲の『輝きは君の中に』もちゃんと好きです。
もちろん【忍空】も見てはいたんですが、それ以上に
この曲が声がもう好きすぎて、上京してから彼女のアルバムをレンタルし
当時よりも殊更好きになったという経緯があります。
平成8年~15年
ついに音楽に興味を持ち始め、自らレンタルで音楽を漁り始めた時期です。
レンタル落ちですがCDというものを自分のお金で買い始め
97年からは新品にも手を出し始めた、いわば私の音楽遍歴黎明期。
ここからはリアルタイムで好きになったものばかりです。
1996 恋心 / 相川七瀬
まぁ相川七瀬は外せませんよね私の場合……苦笑。
初めて買ったCDにして今も尚、新譜を新品で購入していますよ。
正確には音楽に興味を持ち始めたのが97年になってからなので
深夜のカウントダウンTVスペシャルで聴いて好きになったという経緯です。
異国情緒×ロック×憂いボイス。完璧な方程式がここで確立したのです。
1997 サヨナラ / 岡本真夜
デビュー曲からいきなりミリオンヒットを飛ばす彼女。
記憶ではすでにこの時期にはトップ10に入らなくなってきていたのですが
この曲は数秒聴いただけで"ビビッと"きましたね。笑
やはりちょっとアップテンポながら悲しい曲のほうが好きな模様。
けっこうロックテイストですよね。
1998 涙色 / 酒井法子
さすがに『碧いうさぎ』くらいは知っていましたが
この曲はニュース番組に使われていて「好き!」となりました。
あとから気づいたのですが、河村隆一作曲と知って驚愕&納得。
まだこの当時は楽曲提供という概念を知らず、彼がセルフカバーしたことで知って、なんか周りにドヤ顔で吹聴していた気がします。(←今もか)
1999 クロニック・ラヴ / 中谷美紀
ドラマ【ケイゾク】が当時好きすぎてね。
それで中谷美紀自身も好きでした。これ以前の【砂の果実】も大好き。
今ではまったく珍しくなくなったのですが
このインダストリアルなデジタルサウンドがツボでねぇ。
多分ここでの趣味が後にI'VEを始めとしたエロゲソング好きに繋がります。
2000 tears / fayray
ドラマ【friends】が大好きでねぇ(またか)
学生時代はテレビっ子だったのでドラマ主題歌って超デカかったです。
それこそデビュー当時から浅倉大介プロデュースで気に入ってたのですが
たしかこの曲から自身の作品を発表しだして
なんでもっとこの人売れないんだろう、って不思議でした。
2001 眩暈 / 鬼束ちひろ
ドラマ【トリック】が好きだったので鬼束ちひろは一発で覚えました。
この曲が使われていたドラマは見てませんでしたが。
彼女の曲も仄暗いイメージありますよねぇ。
勝手に平成の中森明菜だと思ってました。
普段のエキセントリックな言動も含めて。笑
2002 愛のメロディー / KOKIA
カップリングの『調和』を気に入りすぎて購入したのですが
聴いてるうちに表題曲の方をいつの間にか気に入ってました。超多幸感。
この年から上京しているのでようやくちょっとでも好きになったCDは購入。
こうしてまったく知らないアーティストでも躊躇いなく手を出し始めます。
それで大成功した一例ですね。
2003 tune the rainbow / 坂本真綾
もともとは友人から【ラーゼフォン】を薦められて
さらに別の友人からこの曲を薦められてハマった一曲。
当時は【ヘミソフィア】ばかり聴いていましたが
歳を取るごとにこちらの楽曲の尊さに惹かれていきました。
上のKOKIAと併せて聴いてるだけで泣きそうになる一曲です。
平成16年~23年
専門学校も卒業しいよいよ社会人。自由になるお金も一気に増えます。
学生時代は周りにアニヲタしか居なく、専門学校でさらに輪をかけたので
この辺りからアニソンやゲーソンに興味が出始めてきました。
それと同時に、学生の頃から抱いていた
なんだかヒット曲よりオリコン11以下の曲のほうが好きだな?
という気持ちが確信になっていった時期でもあります。
つまり、私の音楽遍歴確立期です。
2004 覚えてていいよ / KOTOKO
そんな折に、ついに専門学生時代ハマっていたKOTOKOメジャーデビュー。
期待通り、いやむしろマニアックにちょっと普遍を加算して超絶好み。
また専門学生時代にかなり傷ついた出来事があって、
そこにこの曲の歌詞が超染みる……今でも落ち込んだときに聴いてます。
この動画は2015再録verですが、ぜんぜん印象変わってません。良き。
2005 realize / melody.
ドラマ【ドラゴン桜】が好きすぎてねぇ。
この頃の小池徹平にときめかない人いないでしょう。山Pもかっこいいし。
MIYAVIの妻としても有名で、そういえば彼女も元V系と結婚した一人か……
この曲のポジティブ具合ってかなり聴いてて気持ちいいですよね。
学生頑張れソングとして今後も残り続けてほしいです。
2006 BORN / 奥田美和子
彼女を知ったのは前年ですがこちらも力強く儚い佳曲。
この年までの彼女の楽曲が好きすぎてね。
彼女自身がどういう過去を持っているのかは存じませんが
彼女を現して描き下ろしているという作詞者の示すとおり
"心の痛み"を抒情的に感じられる楽曲群です。
2007 僕の花 / 五井道子
ほんとはカップリングの『棺の中で眠りたい』のほうが好きですが
以前取り上げたのと、せっかくなのでイメージPVもあるこちらで。
五井道子とは劇中人物の役名で、
実際に歌っているのは元AKB48の星野みちるです。
もうこの儚げな歌声と歌詞、素敵すぎでしょう。続けてほしかったなぁ。
2008 証明 / シギ
隙きあらば彼女を紹介しますよ!
女性版エレファントカシマシ宮本浩次、激情型シンガーソングライター。
確かTSUTAYAでCDを物色していて、ジャケットに惹かれて試聴し
前奏で鼓膜を轟音オーケストラにぶっ叩かれて即購入を決意しました。
そしたら歌声も歌詞も圧倒的な悲哀に満ちていて最高でしたね。
2009 深愛 / 水樹奈々
この曲で紅白歌合戦出演。その他諸々の記録を樹立した節目の楽曲ですね。
そんなことは微塵も関係なく気に入って聴いていた一曲でした。
この時期はアニソンは集めていてもまだアニメを見る趣味はなかったので
タイアップとか関係なしに好んで聴いていましたね。
幻想的な冬曲×ミディアムだけど力強い歌唱。←これも好みの方程式。
2010 十六夜涙 / 吉岡亜衣加
この辺りになるともう文字通り片っ端から新譜をチェックする日々でした。
その中で見つけたとってもビーイングっぽいアニソンアーティスト。
彼女こそタイアップされた作品を一個も通ってません。今でも笑
どの曲もちょっと和風でシンフォニックでハズレ無し。
それがタイアップ先に準じていたからというのを知るのはもっと後でした。
2011 TERMINATED / 茅原実里
おそらく一番茅原実里を聴いていた時期。
(やっぱりアニメはあまり見ていませんが)
mixiをこの頃からやらなくなっていたので自分時間が増え
ことさらに音楽収集癖が爆発して聞く音楽も莫大になっていた渦中。
正直ここが茅原実里の完成形だと私は思っています(←※反論大歓迎)
平成24年~31年
AKBと嵐に席巻されついにオリコンチャートが崩壊。
もともと感じていた「ヒット曲にハマらない」自覚がさらに増幅し
完全に世間との好みが乖離した時期です。
それでもJ-popが終わったとは感じていませんでした。
ただ多様化し差分化されすぎた視聴者が溢れただけ。
ここらへんで完全に私の中で
J-pop・アニソン・V計の三権分立が確固となりました。
いうなれば、私の音楽遍歴黄金期です。
音源も年代別所持数がどんどん増えていきます。
というか、アニメを見始めた時期でもあるので
アニソンへの造詣も一気に深まってきました。
2012 Bless You / 家入レオ
個人的ランクをアニソンとV系が占める中で数少ない琴線を震わせていたのが彼女。これだから捨てたもんじゃないっての!
10代らしい青臭い反骨精神がこの頃は現れていて大変好み。
近年は酸いも甘いも知ってしまって優しい楽曲が増えてますが。
でもやっぱり今でも新譜は集めてしまいますね。
2013 Jane Doe / 高橋みなみ
コンビニで聴いて一発で気に入った一曲。誰かと思ったらまさかのAKB。
商法が嫌いなだけで曲に罪はないと悟った一曲。
この表題曲といい、カップリングも併せてロックでいいじゃん!
と思ってたのですが以後は普通になってしまってました。
うーん、ずっとこのテイストだったら買い続けたんだけどなぁ。
2014 ラストシーン / JUJU
正直JUJUは好みじゃない、と思っていたのに気に入ってしまった一曲。
なんだ、こんなねっとりとしたシンフォニック歌謡も歌うのね!?
というのも宇多田ヒカルの登場以降R&B歌いが氾濫した印象で。
それでもたまにこうして琴線に触れる曲があるので聴かず嫌いはよくない。
実際この一曲しか気に入ってませんが。笑 ただこの曲は超好き。
2015 Season / 瀧川ありさ
女性シンガーソングライターでバラード歌いじゃない人って珍しいです。
家入レオの登場が嬉しかったのはそれも要因の一つでした。
なせかアニメタイアップが多いんですが
ちゃんとJ-popっぽい普遍性も忘れてないので聴き心地が非常に良いです。
歌声がなんかもう儚そうで切なくていいですね。
2016 その声が地図になる / 早見沙織
声優界で格別な歌唱力が評価されていた彼女の満を持しての歌手デビュー。
デビューしてしまえばやはりJ-popとして聴いても遜色ないと思います。
驚きだったのが、(共作とはいえ)最初から作曲にもクレジットされているところ。やっぱり音楽活動するならそうでなくちゃ!と思わせられました。
それがバラードばかりじゃないってのも意外で好感しかないです。
2017 白雪 / 蓮花
なんと透明感に溢れるボーカルでしょう。美しいですね。
楽曲もちょっとファンタジー成分を感じるし
ビーイングから久々に有望株が出てきた!!と期待していました。
古き良きビーイング商法の賜物で、彼女の素性が全く分かりません。笑
最近音沙汰ないのが寂しい……
2018 LUNATIC ISOLATION / 矢島舞依
同じくビーイングからもうひとり。すみません、やかましい音楽です!
正直個人名義でメタルやってるのって彼女だけじゃないでしょうか。
こちらはビーイングですが愛内里菜並みに露出が多く、
ノーメイクでしゃべってる動画も数多く公開しています。
私の今一番の推しなので皆さんにもっと彼女が広まって欲しいです。
2019 イチリンソウ / 山本彩
AKB48は嫌いですがそれでは括れないほどシンガーソングライターとして活動が多く、また、ロックポップテイストが強く好感しかなかった彼女。
最近ちょっとディスコグラフィが更新されてないのが不安です。
え、やめてないよね……?
このリストの〆にふさわしい大団円っぽい楽曲でこの曲は好きですねぇ。
Afterword
そして2018年をピークに所持音源数が減少傾向にありまして
衰退期を迎えてる状態、でしょうか。苦笑
まぁ前職を期に音楽s詰める余力がなくなったってのがデカイので
今また振り返って集めてる最中ではありますが。
というわけで。
LINEグループで公開したものから2曲ほど入れ替えて、
その後さらにアニソンを2曲排除して入れ替え(計4曲交換)
こちらを完成としたいと思います。
一応、裏テーマとして
この小松未歩愛好グループラインの面々におすすめする
というのも念頭に置いています。
よかったら皆さんも是非このプレイリストを作ってみてください。
私も今度は男性―ティスト編とかバンド編とかやるかもしれませんし。
ではまた次回更新した際はよしなに。