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UN OTHER STORY ~JanneDaArcソロ活動全履歴~
ヴィジュアル系最終兵器という触れ込みで撃ち出されたJanne Da Arc。
ねとらぼで開催されたアンケートで見事首位に収まりました。
何を以って最終兵器と称されたのかは分かりかねますが
その後メタルやらオシャレやら細分化しまくった経緯を見ると
正当V系直下の影響を体現する最後の砦だったような気もしてきます。
……まぁ売れたのがようやく2000年を大幅に迎えてからなので
ジャンヌを90年代に入れていいの?という声は仕方ないと思います。
ただ、私はちゃんと『Lunatic Gate』発売時、
つまり1999年にジャンヌの良さがわからないやつは音楽を語るな
とまで嘯いていたので
世間が気づかなかっただけやろと声を大にして主張します。
黙殺しておきましょう。
さて、そんなジャンヌの影を追い求めてこんな記事を書きましたが
そういえばこの続き書き忘れてるやん、と気づきました。
というわけで今回は
これまでのメンバーのジャンヌ以外の音源を
私が知る限りの全てを紹介したいと思います。
もし抜けがあったら絶対に教えて下さい。
メンバーが残した作品を入手していないということに絶えられない!
一応一通りプレイリスト化しているので
こちらをBGMに高覧してみてくださいな。
▶yasu参加作品
SPELL MAGIC / Acid Black Cherry
2008年【BLACK LIST】収録
※ソロプロジェクト 作品多数
Acid Black Cherryのデビューシングル。
奇しくもこれまでのジャンヌのどれよりも†ザ・ヴィジュアル系†。
ヘヴィなリフとお得意のドエロ歌詞が特徴。
これを一発目に持ってくるyasuの気概に乾杯。
説明不要なほどyasuのソロは音楽性もジャンヌそのもの。
おまけに『罪と罰 ~神様のアリバイ~』と『少女の祈り』にはkiyoも参加。
上記含む最初の4枚のシングルでは
先日急逝した菅沼孝三氏のドラムも聴けます。
R-指定 / 相川七瀬
2004年【7 seven】収録
Glorious Night / 相川七瀬
2009年【REBONE】収録
※楽曲提供。
どちらもメロディでジャンヌとわかるソレだけど
R-指定の方は岡野ハジメ編曲なのでサウンドまでジャンヌっぽい。
avex、しかもcutting edgeつながりではあるけど超俺得の組み合わせです。
ジャンヌファンなら[7 seven]というアルバムは抑えておきましょう。
サボテンとバントライン / 大槻ケンヂ
2002年【対自核-自己カヴァー-】収録
※コーラス参加
サブスクにもないか……ただほんとに微かになので
あまりジャンヌサウンドが好きな方にはあまりオススメではないかも。
yasuの喋り方って大槻ケンヂに似てるよね。
D.D.D / jealKB
2007年【ROSES】収録
※ゲストボーカル。
田村淳がバンドコンセプトで影響を受けたと豪語するのがまさにジャンヌ。
故に二人の対談VTRも非常に見応えがあった
……んだけど今もうどこでも見れないのかな。もったいない。
大槻ケンヂのとは違ってがっつり歌ってます。
tears / kiyo
2008年【ARTISAN OF PLEASURER】収録
※ボーカル参加
kiyo×yasuでどうしようもなくジャンヌ。
確か歌詞の内容はショートケーキを食うか否かの瀬戸際ソングだった気が。
隠れきれてない名曲です。
HALLOWEEN PARTY / HALLOWEEN JUNKY ORCHESTRA
2012年発表
※ゲストボーカル
念願のHYDEとの共演。盟友のBREAKERZ:DAIGOと仲良く参加。
これ毎回その年のゲストメンバーで再録すればいいのに。
そうすれば2021年度版は手越祐也の声で聞けるのに。
So Sweet So Lonely / yasu×Shinobu×人時×真矢
2013年【DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-】
※ボーカル参加
このオムニバスに参加した中で甘い声してるのyasuだけだから仕方ないね。
むしろ楽器陣の選出が謎。
▶you参加作品
truth of life / you
2008年【LIFE~the third movement~】収録
※ソロプロジェクト 作品多数
Acid Black Cherryにコーラス・英語翻訳アドバイザーとしても参加している
KOTOがボーカル。
youのソロはインストが主体ですがボーカル曲も3曲だけ存在しています。
でもこれは割と意外な曲調ですよね。kiyoのソロワークに近い感じ。
妖狐の嫁入り / 浅葱
2018年発表
大豺嶽~月夜に吠ゆ~ / 浅葱
2018年【斑】収録
もののあはれ / 浅葱
2019年発表
※ギター参加
キャリア的には同じくらい、むしろちょっとASAGIの方が長いのかな?
ヘヴィサウンドに特化したゲスト陣ということでyouも選出。
ASAGIのソロワークもyasu並に豪華、というかメンバー被りまくりな件。
VERTIGO / Masaki
2018年【PIT-LOW2】収録
※ギター参加
元ZUNTATAの森正樹のインストに参加。
これはもうyouと一発でわかりますね。
youもkiyoに負けないくらいゲーム音楽が好きとわかる一曲です。
Fake World / BRIDEAR
2021年【Bloody Bride】収録
※楽曲提供
BRIDEAR側の依頼によって実現。
意外にもメロディアスな歌もの楽曲を提供。
このポップセンスがJanne Da Arcを大衆に広がった所以でもあります。
Spider In The Brain / 高野哲×you×FIRE×MOTOKATSU MIYAGAMI
2013年【DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-】
※ギター参加
そもそも原曲のイントロの入りが『セル』に酷似している件。
TETSUの声が超似合ってますよね。
蜃気楼Girl / Nicori Light Tours
2021年始動
※kiyo×you新プロジェクト
この曲のジャンヌ成分高すぎて満足度エグいです。
いやもうマジかっけぇ(←語彙)
▶ka-yu参加作品
Out of my control / 松本和之
2007年【Solid Beat】収録
※ソロワークス 作品多数
パンク色全面に押し出してた頃。
インタビューで「yasuの声が想像できない曲が多数存在してます」
と言ってたのがこの頃の作品だと思われます。
永遠の星座 / DAMIJAW
2012年【made from your heart】収録
※ソロワークス 作品多数
shujiも合流しバンドとなり、音楽性はぐっとジャンヌに寄ります。
おふざけなもの以外はファンとジャンヌへの思いに溢れていて
この曲の歌詞とジャケットページには涙を禁じえません。
いつまでも、待ってるよ。
▶kiyo参加作品
eternal heart ~夢幻花~ / kiyo
2008年【ARTISAN OF PLEASURER】収録
※ソロワークス 作品多数
Okikaという女性ファンタジーボーカルが歌唱。
どこからこんな素晴らしいボーカル見つけてきたんだ……
kiyoの作家としての才能が開花した作品。
謎DVD作品『誤作動』に付属してるお城系インストも傑作ですよ。
桜舞い散る季節に君が夢見たこと / SINCREA
2009年【PANDORA】収録
※サウンドプロデュース
kiyo節たっぷりで紛うことなきジャンヌ色。
メンバーが絡まなくてもオリジナル曲がすでにジャンヌっぽさ満点なので、
ジャンヌ好きはこのバンドは集めて損なし。
Sacrifice Of The Vision / aki×千聖×IKUO×LEVIN×kiyo
2013年【DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-】
※キーボード参加
kiyo分うっす!ついでにLEVINっぽさもうっす!
というかakiと千聖が濃すぎるのか。でもカバー曲としては一番好みでした。
Long Walk / ニンジャマンジャパン
2014年【翔 -Show-】収録
※キーボード参加
Psycho le CemuとはShock Wave仲間、ということだと思います。
叙情的なピアノ参加はなかなか珍しいのでこれもまた面白いですね。
TATOO ~刹那の蛇~ / ぽこた
2016年【ラ・セラヴィー】収録
※楽曲提供
youもギタリストとして参加。
ぽこたはよく赤飯とのトークでV系好き語りをしており
ジャンヌの名前も頻繁に上がってたため彼からのオファーだと思われます。
ただ歌い方はGackt。
眠れる姫にくちづけを / Clef Leaf
2018年【Everlasting First Kiss】収録
※楽曲提供
まさかアイドルに提供、しかもこの事務所との付き合いが暫く続くとはね。
でも随所にジャンヌっぽさが垣間見れるのがゾクゾクします。
Love Magic / shine fine movement
2018年【ルミナス】収録
雪桜 / shine fine movement
2018年【リフレクト】収録
※楽曲提供
上記と同じ感じ。表題曲じゃないのがにくい。
だんだんkiyoが斉唱作曲に慣れてきてるのが面白いです。
胸の奥のVermillion / Fragrant Drive
2019年発表
Dance Flight / Fragrant Drive
2019年【ガルスピ ~Smells Like Girl Spirit~】収録
※楽曲提供
そして来ました、アイドル提供の集大成。
見事表題曲も獲得。アイドルっぽさとジャンヌサウンド融合のワザ。
こういう曲ばかりやるアイドルなら喜んでCD買うんですけどね。
STELLA / FEST VAINQUEUR
2020年【ReGENERATION】収録
※キーボード参加
十数年ぶりに再共演。エモいです。
フェスバンにとっても節目の楽曲で関わってる辺りリスペクトが伺えます。
この頃に為るとバンドも個性発揮しているのも好感ですね。
砂漠の果実 / Nicori Light Tours
2021年始動
※kiyo×you新プロジェクト
このシャッフル具合!これもジャンヌ成分強いですよねぇ。
って思うんですが意外とこういうラテンぽいのはやってなかったかも。
Greed / BRIDEAR
2022年【AEGIS OF ATHENA】収録
※楽曲提供
デジタルメタル。この融合もかっこいい。
BRIDEARは前作にてyouが楽曲提供してるので
BRIDEARがジャンヌ愛に溢れているのがよくわかります。
トリビュート企画が立ち上がったらぜひ参加してほしい。
▶shuji参加作品
†ザ・V系っぽい曲† (生) / ゴールデンボンバー
2010年【また君に番号を聞けなかった】収録
※ドラム参加
貴重なshuji外部参加。他はLAZY(影山ヒロノブ)しかない?
ここはついでにLedaとSHUSEってもう、Acid Black Cherryやん。
この曲ダントツでかっこいいよね。
I Can Hear The Rain / 河村隆一×咲人×SHUSE×Shuji
2013年【DEAD END Tribute -SONG OF LUNATICS-】
※ドラム参加
この曲が一番聴きやすいんだけど、それって多分shujiのせい。
てか4人参加してるんだったらcali≠gariとかBorisみたいにバンドで参加すればよかったのでは……
Sunnyside / FEST VAINQUEUR
2018年【GENERATION 2 ~7Colors~】収録
※最後の曲にドラム参加
こういうポップにも対応できる器用さがウリだとよく分かります。
というかおもしろい企画ですねこれ。色んなドラムが聴ける。
Brand new world / wyse
2019年よりサポートドラム加入
※ドラム参加 作品多数
まさかの超最新ライブ映像が上がってました。
このライブの12月の最終公演に参加予定です。
今唯一行きたいライブにshujiが参加……胸熱です。
Afterword -20211114-
結論:Nicori Light Toursとwyseを聴きましょう
対バンしてくんないかな。
どうしても耳がジャンヌの音を欲してるので
残滓が垣間見えるだけで嬉しくなります。
あれ、そういえば空のシタFamiliaとのコラボはどうなったんだろ。
最後までお読みただきありがとうございました。
ジャンヌ成分が枯渇気味の方は是非摂取してみてください。
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