日本人のアイデンティティに触れる
前回の記事に対してリクエストがあったので、日本人のアイデンティティについて書いてみようと思います。
と言っても、歴史は好きですが詳しいわけではないので、日本人のアイデンティティに触れられそうなものを紹介していこうと思っています。
まずは歴史を学ぶのが基本かと思います。
特に、縄文時代、飛鳥・奈良・平安時代、江戸時代は日本らしさが詰まった時代ではないかと思います。
縄文時代は、日本神話でいうところの神代の時代にあたるのではないかと思います。
古事記や日本書紀では九州が神話の舞台ですが、実際には、縄文時代の人口密集地は関東と中部地方です。
(九州に人口が増え出したのは弥生時代以降)
とすると、その辺りに日本のベースがあると考えられます。
香取神宮と鹿島神宮が「神宮」であるのは、その辺りから来ているのではないかと思います。
また、飛鳥・奈良・平安時代は、中国に隋・唐といった強力な軍事国家が出来たため、日本として一つにまとまっていった時代です。
飛鳥時代には、聖徳太子の十七条憲法導入があり、日本という国号が定められます。
奈良時代には、古事記、日本書紀、万葉集が編纂されています。また、古神道の山岳信仰をベースにした山岳修行が盛んになったのもこの時期です。
平安時代には神仏習合が進みましたが、比叡山や高野山など、山岳修行をベースにした仏教が生まれ、古神道をベースにした日本的な仏教が形成されます。修験道が最も盛んになった時代かと思われます。
江戸時代は鎖国していたため、日本の文化が最も花開いた時期ではないかと思います。この頃の寺子屋教育などに、日本のアイデンティティが詰まっている可能性があります。
ちょっと違った角度では、講談を聴くと、江戸時代の空気に触れられるような気がします。
こういった日本らしい時代の歴史に触れることで、日本人のアイデンティティに触れることが出来るのではないかと思います。
どんなものでも良いですが、個人的には小名木善行さんの歴史がオススメです。
動画や本を通して、日本の心に触れられるのではないかと思います。
あとは、戦前の教科書にも日本人のアイデンティティが詰まっているのではないかと思います。
幸い、戦前の教科書が文部省から復刻されています。
戦前の小学校の国語、修身、国史などが学べます。
GHQが日本の強さの元と考えて、教育から奪ったものですので、逆に言うと、日本人のアイデンティティが詰まったものと考えられます。
もし良かったら、これらを参考に、日本人のアイデンティティに触れてみて頂けたらと思います。