業界未経験転職したが、井の中の蛙だったことを知る。
新しくクリエイティブの仕事をしたいということで、業界未経験ながらスタイリストをメインとした広告代理店、制作会社の営業職を見習いで始めた。
主な仕事内容はスタイリストやアシスタントの斡旋を法人相手に行うものだ。
ずっと大学中期から同じ人間関係の中で仕事してた私にとって十何年ぶりの環境の変化、、、かなり緊張してた。
外部の人も入れ替わりする職場で誰が社員なのかわからず挨拶することさえ緊張し、なかなか挨拶が進まない。
初日と2日目、定時で帰ってしまい、社長や周りから「業界未経験なのに、定時で帰りやがった。」「もっとコミュニケーションとってください。」と周りからそう見られてるよ、と上司からコソッと伝えられた。
社会人ではあったが、「井の中のかわず、大海を知らず。」ということわざ通り、社会性の乏しさの自分の状況に、精神が少し、いや、かなりブラされた。
元々内向的な私は、久しぶりに中学生の頃を思い出した。物静かで何を考えてるかわからない雰囲気があるのか、当時もなかなか周りに馴染めずにいた。
私という人の本質ってなかなか変わらないなと思いながらも、経験からかそこまで絶望的になる感じにはならなかった。
というのも、考えるべきことはもっと別の、自分自身の生き方だったり、大切な家族のことであり、自分自身を保身することはそこまで重要ではないからだ。
ただ生命や精神に危険を感じたら私は迷わず逃げる。
なんでも経験すると自分の危険の領域が見えてくる。
『井の中のかわず、大海を知らず。されど、空の青さを知る。』
さて、できることを一歩ずつやるだけだ。
今日も自分にテーマと目標を掲げながら着実に挨拶、話せそうなタイミングに一歩質問してみて相手を知っていけばいいと思う。
余談だが、結婚2年目、妻から顔がカエルに似てると言われる。それを横から聞いた先輩が、「、、ドンマイ。」と言ってくれた。