ナチュラルに 19.11.23

元「フクシくん」、現在人気声優の落合フクシさんのツイート

ちょっと気になることがあったので、それについて。

なお、現在のフクシさんは、ツイッターで拝見する限りはとても誠実な善人であり、何か彼に物申すとか、不愉快に思った、ということでは一切無い。


このツイートをまとめると

・自転車に乗ったフクシさんは、信号待ち中に「オカマちゃん」のセリフ覚えと役作りをしていた
・そこへ、(おそらく別の男が乗った)信号無視をした自転車が通りかかる
・「危ないですよー」と男に言ったら、男が逆ギレ
・「信号無視すんじゃないわよ!」と役柄の「オカマ口調」で言い返したら、男「ごめんなさい」と謝罪

となる。


まず、「オカマちゃん」の役柄だが、一連のツイートを拝見して想像する限り、いわゆる、

しなを作り「あ~らいらっしゃい」
「あら~いい男じゃな~い」と主人公の男、ないしは主要キャラに執拗に迫る

などなど、昭和から連綿と続く「あの」イメージではないかと。

参照)※バナーなどに18禁表現あり。


でも、フクシさんがシナリオを書いたわけでもないだろうから、これはおいといて。

現在のフクシさんは、ひげを生やし、体格もよく、どちらかと言えばいかついタイプに属すると思う。
彼に最初敬語でたしなめられた信号無視男は逆ギレ。しかし、「オカマ口調」で言い返されたら、素直に謝罪。

これはどういう心境の変化なのか。


とりあえず考えられるのは

1 男が途中でフクシさんと気づいた
2 異性愛者だと思っていた男性に「オカマ口調」で言い返され、不意を突かれた
3「オカマ口調」には、他人を圧倒する力がある

この三つ。
真相は不明。


ただ、一昔前なら、「なんだよ、このオカマ!」と男は返してきたと思う。
その意味では、多少なりとも、ゲイに理解(?)がある人が増えたのだろうか……。

いや、この話だけではなんとも言えないが。


他に一つ言わせていただくなら、どんなに善人でも、見識のある人でも、なんの悪意もなく「オカマ」と口に出される事例は、大半が「オネエ」と言い換えられる令和の時代でも、まだ存在するようだ。

これ、すごく難しい問題で、ゲイが自称で「オカマ」と言ってるから、そうでない人がそれを使っても、何も波風が立たない、というわけでもなく。

交通安全を説く、見識のあるツイートなだけに、ナチュラルに出てくる「オカマ」の言葉に、「……ん?」と思った次第。


ただ、たまたま僕がそうだから引っかかりを感じるのであって、僕自身かなり鈍感な人間であり、普段書いてる文章にも知らず識らず誰かを傷つけてしまってることもあるのだろう。もしそうだとしたら申し訳ありません。

まぁ


たまには


意識的にすることもあるが。

「冗談です」とか
そのような自己フォローはしない。


そんな人です。

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