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「おはようございまーす、受信料払うまで何度でも来るN●Kでーす」 20.3.2

3月1日からの地上波ネット同時放送。
これまでにもAbemaTVなどのネットテレビは存在したが、Youtubeの延長のような番組(個人の感想)・ どちらかといえば若者向けに偏った編成で、ちょっと僕にはマッチしなかった。

さっそく試してみた。

【NHKプラス公式サイト】
https://plus.nhk.jp/


現時点では、ID登録(受信料を払っていることを知らせて、視聴のお許しを請う)をしなくとも、画面の右下に登録を促す表示は出るが、

観 る こ と は で き る 。

登録をすることで、この表示は消える。
受信契約者とその家族(同一生計)なら、追加負担なく利用可。



これまでも大きな災害があったとき、特例として災害ニュースのみネットでも流していたが、今回より、その他のドラマ・バラエティーも含めた番組も観られるとのこと。
ワンセグとの相違点(メリット)は

・ワンセグよりは画質が鮮明
・電波の届きにくい所でも視聴可能
・放送から1週間は「見逃し番組配信」で無料で観ることができる(登録後)
・「東京の」ニュースを観られる



逆に、普通のテレビとの相違点(デメリット)は

・ハイビジョンよりは画質が劣る
・ネット回線が遅いと時々再生が止まる
・録画ができない
・東京のニュース「しか」観られない
・ネット環境がないと観られない。かつモバイルデータ通信だと通信量が気になる
・権利関係で観られない(配信されない)映像・番組がある

さて、いよいよ地上波もネットに本格参戦、となるのか……?



生まれたころからテレビのチャンネルが6局も7局もあった都会の人にはわからないかもしれないが、僕の地方では、長らく公共2+民放2(後に3)の4つしかなく、都会との情報格差を感じていた。
その後BSが開始されたものの、BSテレ東以外は地上波番組をそのまま放送することもなく、旅・合唱・通販・韓ドラ・むかーしの映画で占められた番組編成に、ナンカチガウ感をずっと持っていた。

ずっとずっと、ローカル民放局が増えることを願っていたが、主要キー局のネット同時配信が開始されれば、正直もうどうでも良い。


今のところ配信不可の番組も多く、そこまでネット放送にハマっているわけではないが、これまでより観る機会は多くなりそう。
特に、放送した番組を一週間までさかのぼって無料で観られるのは本当に便利。(ネットラジオのRadikoではすでに行われている)
また、本格的に録画・テレビ視聴するほどではないけど、流し見したい場合にも向いている。


――と、良い点のみ書いてきたが、テレビを持っていなくてもネットをしていれば受信料徴収するぞ、の布石になるんだろうかねぇ。

ある日突然、「おたく、ネットやってますよね」と、「あの人たち」がピンポンを鳴らす未来が……。

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【CM】


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