初めての●●●● 19.11.30
※今回は初の有料記事ですが、ほぼ最後まで無料で読めます。
こんばんは、飛田流です。
僕はいま
とても落ち込んでいます。
理由を聴きたいですか?
……
…………
………………
話を続けます。
このところ、ちょっとしたプチトラブルが続いている。
「例の件」もそうだし、
一昨日には、ずっと以前から使っていたスマホの調子が急に悪くなった。
そのたびに、ここで大げさに嘆いて、おそらく読者の失笑を買っていたわけだが。
今日、書類のコピーをする必要があり、某5円コピー機のある場所に向かった。
100円硬貨がたまたまなかったので、500円を投入。
さあ、始めようとしたら、すぐさま僕の後ろに二人ほどの列ができる。(僕より年上風の中年女性と、僕よりはやや若い男性)
(普段はそんなに人来ないのに……っ)
こういう時に限ってコピーする枚数が多い。
焦った僕は、超高速でコピー機の操作をし、終了後原稿とコピー済みの紙を脇に抱えて、お釣りボタンと領収書ボタンを押し、次の中年女性に譲った。
それから、レジ付近の棚に移り、原稿とコピー紙、財布、領収書をカバンに詰め込んで、近くのトイレへ。
で、小用を足しながら、
(……ん?)
コピー機からお釣り、持ってきたっけ……?
その記憶がない。
血の気が引く。
手を洗ってから、財布を開くと、明らかに小銭が少ない。
領収書を見ると、500円入れて、250円コピーしたので、250円のお釣り、のはず……。
ちょ……
少しでも安くコピーしようと思って、わざわざここまで車で来たのに……。
半泣きになる50歳・男。
すぐさまコピー機まで戻ると、さっき並んでた三番目の兄さんがコピーをしていた。
お釣りの受け取り口を覗こうとしたら、彼のバッグが置いてある。
嫌な予感がしつつも、
「すみません、お釣り取り忘れたかもしれないので……」
と彼に。
兄さん、面倒臭そうな顔で、無言でバッグをどける。
お釣りの受け取り口に手を入れる僕。
無 い 。
何 も 無 い 。
(二番目の)おばさん……っ。
放心状態で、店をあとにして、昼飯のうどんをお店で食べたのだが
(もしかしたら……)
うどんをすすりながら、ふと思いつく。
あのおばさんいい人そうだったし、お釣りが多いのに気づいて、お店の人に届けてくれたのではないか。
きっとそうだ
と思う。
一縷の望みをかけて、ふたたびコピー機のあるお店に戻る。
領収書片手に息せき切って、レジのお姉さんに
「すみません、かくかくしかじかで、レジにお釣りが届いてないでしょうか」
お姉さん、一瞬キョトンとして
「えぇ……ちょっと届いてないようです」
お ば さ ん ……
「わ、わかりました……」
「大丈夫ですか」
大丈夫じゃない!
とは思ったものの、さすがに50歳男としては感情をあらわにすることもできず、
「しょうがないですよね……」
がっくりと肩を落として、帰宅。
あぁぁぁぁ
あぁぁぁぁ
僕としたことが……
250円ってば結構大金だよ……
おばさん気づかなかったの……
いや、もし、僕だったら
お釣りを取って、もし、明らかにそれが多かったら
うん、自分が悪い。それは認める。
でも
でも悔しい……っ。
さて
noteでは、クリエーターを手軽にサポートできるシステムがありましてね。
以上です。
あ、そうそう
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