「赤い糸」の希望 20.4.14
入江喜和先生の『ゆりあ先生の赤い糸』③(サイン本。詳しくは
)を今頃になって一気読みしている。
ハレの日に読もう読もうと思いつつ、一度手を付けたら一気に読み切ってしまうので、「夢から覚める」のが怖かった。あと、このストーリー自体が、ほのぼの話とは少し違うので、先を読み進めるのにためらいもありつつ。
だが、今、この世界危機の真っただ中で、
「今読まなければ!」
という使命感(?)が突如ムクムクと頭をもたげ、ついに三巻に手を付けることにした。
今、世の中の多くの人が「自分ももしかしたら……」と思っているだろう。感染は仕方ないにしても、その先の「万が一」も頭をよぎるかもしれない。
やっぱり、今だからこそ、入江先生の作品と寄り添っていたい、そう思った。
読んでいる間は不安を忘れられる。なぜなら、キャラクターに血が通っていて、ストーリー展開がとても巧みだからだ。
ほら、
このつぶやきを書いている間に、我慢できなくて読み終えてしまった。
サビシイ。
でも、ちょっとだけ生きる希望が出た。
自分もそんな話が書きたいと身の程知らずのぼんやりした憧れを抱き
いわゆるテッパンのゲイ小説(『おかず』系)からどんどん離れていき、noteで一般向け文章を書き始めたわけで。
いまだ
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アレな現状ではあるが
もうちっとやってみます。
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