固いプリンの研究~私好み~
プリンは世代を問わず人気のスイーツですね。なめらか・とろ~りのような柔らかめのタイプより固めの食感がスキ!自分で好みのかたいプリンを手作りしてみました。プリンの材料はシンプルなものが多く、思い立ったらおうちにある材料で作ることができるのも魅力のひとつですね。
私の理想的なプリンは《 かためのプリン 》
これは豆腐?と思えるほど固めのプリンがスキなんです。最近は瓶に入っていて滑らかなくちどけのプリンが非常に多く、それはそれでおいしいけれど私の好みのテイストとは異なることが多いんです。いわゆる昭和のプリンともいうのかしら。固めのプリンを作る鍵と実際に作ったプリンを大公開します。
プリンの固さのカギを握る・・・たまご
かため食感を作り出す秘訣は「たまご」にありました。加熱すると熱凝固で白身が固くなる働きでプリンの食感がかたくなる。そのため好みのレシピをベースに白身または全卵を増やすことでより理想のかたいプリンにすることができるということ。逆にゼラチンなどの凝固剤として使うケミカルプリンは柔らかめになります。
プリンケーキとキャラメルフラン
プリンケーキはホールケーキの状態で作ります。生地と自立できるかたさがあるので土台のケーキ部分を除いたプリンをベースにして作れば固めのプリンが作れるというわけ。生クリームが入るとネットリとした食感が出たりホロっとした口当たりのものになります。キャラメルフランはクリームチーズが入ったプリンです。卵と牛乳と砂糖とクリームチーズと練乳を入れて作るのが一般的でコストコのキャラメルフランが人気だと伺いそれについても調べてみました。ちなみにキャラメルフランはメキシコのプリンなんですね~。
牛乳でかたさを調節する方法
プリン液の牛乳の水分量を減らす配合で固さを出す方法。エバミルク(無糖練乳)に置き換えると卵が多いプリンとはまた違う固さのプリンができるようです。ポルトガル風のプリンはこれに当たり牛乳と同じ量で代用して作られているようです。スキムミルクを使えば固めプリンが作れるようです。
◆プリンケーキのプリン液の材料 ↓
たまご 4個 牛乳500ml 砂糖70g
◆キャラメルフランの材料 ↓
クリームチーズ 150g 砂糖50g 練乳50g はちみつ50g
薄力粉15g 卵3個 牛乳350ml
◆私が作った今回のプリン液の材料 ↓
卵 450g ビートグラニュー糖70g 練乳50g
クリームチーズ150g 牛乳600ml
120度のオーブンで湯せん焼で40分の後、160度のオーブンで湯せん焼30分。
この見た目は最高に美しくて、粗熱が取れるのを今か今かと待って、⒮冷蔵庫にいれてキンキンに冷やしました。
中央部分が滑らか仕立て
表面はいい感じの固さで、上の部分1/3はなんとか固さをたもっているけど下半分がなめらかになっているのでやや柔らかい層になっていました。スプーンより右側はしっかりと固まっています。豆腐かよ!という食感が出現して私はこの後半部分がおいしくてたまらくなりました~。。
子どもたちは逆にこの滑らかなプリンがスキなんだって~。
夫は、滑らかなプリンと固いプリンが味わえて二度以上おいしいって大絶賛してくれました。
材料にもこだわってます
クリームチーズはフィラデルフィアで、卵と牛乳と砂糖と練乳は生活クラブの消費材ですもの。安全で安心な材料で混ぜただけのプリンをオーブンで丁寧に湯せん焼きして、粗熱が取れてから冷蔵庫で冷やした本格的なプリンです。
中央部分はとろ~り滑らか、後ろ半分はプリンだけで自立してる!全体的にプリンだけで自立してくれたら私の好みのプリンのかたさになるだろうなぁー。
一度作って理想のプリンにはなりませんでしたが、また作る楽しみができました。固いプリンを作る研究をして実際に作って食べたことで、
子どもたちの好みを再確認できたこと
そして子供の頃に食べたモロゾフのプリンのような、あのかためのプリンをおうちで好きな時に作って食べる楽しみができました。
私好みのプリンの研究は続きます。たまには子どもたちが好きな滑らかプリンにも挑戦して我が家の定番おやつにしたいです。
おふくろの味のレパートリーに。