僕の基本的なスタンスです。 昔っから話していることですが、改めて。 家づくりをしているつもりはありません。 僕が作っているのは心豊かな人生。 その人生のフィールドであり、器が「住まい」。 そうありたいと願っています。 家づくりをしている会社は断熱や耐震、素材、設備機器などを話す。 心豊かな人生をつくる我々は、心豊かな暮らしを話す。 何のための家づくりなのか? それは人それぞれ。 家族のため。 自分のため。 子どものため。 その先には、 毎日を楽しく過ごしたい。 あんな人
世の中色々と便利になりました。 スマホがあれば何でも出来る。 WEBには疑問への答えがいくらでもある。 CHATGPTなるものが文章までも作ってくれる。 リモートで繋げば、何処にいても打ち合わせができる。 便利だ! モノに扱われ、WEBに翻弄され、情報の海に溺れる。 「知る」ことは、いとも簡単。 誰だって博士になれる。 が、しかし。 「知っていること」と、「出来ること」は意味が違う。 物知りが必要なのではなく、行動が必要な世の中である。 生きた知識や知恵は行動の先にしかない。
昨晩は、5月度の「石橋と学ぶオンラインサロン」の開催日でした。 今回のテーマは 「なぜ?から始める思考法」でした。 言葉が軽い人の特徴は、考えが浅い。という意味でもあります。 だから、「もっと考えろ!」と檄が飛ばされる光景を目にします。 しかし、考えるという事を懇切丁寧に教えるケースは多くありません。 なぜならば、考えろ!と言っている張本人ですら、考えることの意味を知らないケースがほとんどです。 考えるという行為の簡単な方法は、 なぜ?を繰り返す なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ
カーボンニュートラルの世界の実現へ向けて、我々が出来ることは何か?広島サミットでも話題になったはずですが、あまり報道がされませんね。。。 我々は、国産木材の利用や省エネ住宅の推進などがカーボンニュートラルな社会へ向けての主になります。 そこで、SBT認証へチャレンジをすることとしました。 SBT認証とは、 Science Based Targetsの頭文字を取った言葉で、日本語では「化学に基づく目標」と訳されます。 SBT認証は、SBTi(SBTイニシアチブ)によって
「何苦楚(なにくそ)」は「何事も苦しい時が自分の礎をつくる」という意味である。 先日お亡くなりになった中西太さんの残した名言とされているそうです。 始めて聞きました。 なにくそ!という言葉は良く知っています。が、あまりきれいな言葉でないと認識しており、あまりフォーマルな場面では使いませんでした。 しかし、こういった解釈があると知り、積極的に使おうと思います。 苦しみは、今の自分を乗り越えるためのアラート機能 苦しんでいるという事は、それを乗り越えようとしている証拠
賞与面談を全社員と行っています。 ひだまりほーむでは、賞与は年3回制を敷いています。上期、中期、下期で4ヶ月で区切ります。 元々は年2回の上期と下期でしたが、半年前の評価は既に随分前の過去。当然に直近に成果を出した方が心象がよく、正しい評価を間違える。 だから出来るだけ短スパンで評価をしてあげたい。 短スパンならば挽回も可能。 今回は中期が終わっての全社員面談。 約3日掛かり大変です。 が、これも僕の仕事。 今回は、 ①できた事 ②できなかった事を 中心
ひだまりほーむの家づくりの特徴などを整理していた際に、やりたくないことや使いたくないものを列記してみた。 でるわでるわ。。。 ざっと54個の項目がスラスラと出てきた。 やるべきことや、やりたいこと、やっていることを整理する際に、やりたくないことや使いたくないものからのアプローチは有効です。 ここに、建築に対する思想や哲学を始め、美意識が現れます。 例えば、 節が多いフロアーを使いたくない。 板目の建具を使いたくない。 装飾したぬり壁はNG。 とか、 3尺の棟違いはやらない。
幸之助さんが今の日本を見たら、どのようにお話しされるのか? そんな好奇心から、この本を手にしてみました。 初版は1982年。 実に40年も前の著書。 しかし、コロナ禍で混乱する今こそ読むべき本であると感じます。 日本の伝統精神である。 衆知を集めること。 主座を保つこと。 和を貴ぶこと。 改めて我々が見失ってしまった基本的な考え方を再興する必要性を感じます。 また、幸之助さんの日本、あるいは日本人に対する深い愛情を感じます。 『日本人は日本の伝統精神というものを見失いつつある
先日のことですが、新建ハウジングが主催する若手経営者や次の世代向けのセミナー(オンラインサロン)にて、「人材育成」をテーマにオンラインで2日間話をする機会を頂きました。 僕の事業観は人を残す事業である。 人それぞれの事業観があって然りです。 規模を目指す事業 地域貢献を目指す事業 知名度を目指す事業 自己資本を増やす事業 現預金を増やす事業 正解や不正解があるものではありません。 しかし、そのプロセスには正しいか、正しくないかはあると思っています。 僕は人を残したい。 そ
「根が張り、幹が太くなり、枝が生え、葉をしげらした。 こからは、実がなり収穫を迎える。 ひだまりびとの、一人ひとりが大樹となり その木陰に人が集まる。 そして森となる。」 3日間にわたる「ひだまり根っこ塾」が無事に終了。 今回のテーマの中に「コロナ禍の1年を振り返る」というものがあった。 この1年は、本当にコロナによって多くのコトが変わった。 この変化はあくまでもポジティブなコト。 僕自身の危機を迎えた際に心がけている基本的な考え方が、 ①どうせならば楽しんでしまえ。
愚直でありたい。 僕は、常々そう思っている。 愚直という言葉の意味を調べると、 「愚直の意味は、正直すぎて気の利かないこと、馬鹿正直。 正直なばかりで、臨機応変の行動をとれていないことを表します。」とのこと。 器用な人間ではない。 器用になりたいとも思わない。 器用に上手に生きるなんて僕にはできない。 カメのように一歩一歩確実に歩みを進める。 だから、速度も速くない。 それをマイペースと言われると、まぁそうかな。 器用な者が勝つとも限らない。 そう信じている。 僕
先日は、僕の主催するオンライサロンのオープニングでした。 事務局スタッフも合わせると30名を超えた参加者。 大学生を中心から新社会人、中堅若手まで幅広い年代が集まっています。 いよいよ始まりました。 面白いことになる予感しかしません。 まだまだ募集中ですので、高校生や大学生、新社会人や若手社員の方はどうぞ! さて、オープニングでは趣旨と目的の説明に加え、 「成功する人と成功しない人の違い」についての基礎編をレクチャー。 成功する人には法則がある。 その答えは、いたってシン
4月1日、無事に3名の若者がひだまりほーむの家族になりました。 それぞれが個性的で魅力的な「原石」たちです。 毎年思うことですが、入社式は受け入れる側も緊張感が漂います。 僕自身も、責任の重さを感じ、身の引き締まる思いです。 「この3人を必ず一人前にする。」 そんな誓いを立てました。 入社式では、彼らにメッセージを話します。 今年の主たるテーマは「がむしゃらに働け!」ということ。 若いうちに、無理をしないと、将来、無理が出来ない人になる。 だから、これから3年間は、脇目もふ
オーナー様よりお手紙をいただきました。 そこに、ひだまりほーむが大切にしていることが書かれていました。 心豊かな人生 その人生の舞台である住まい また、 誇るべき職人たちの技術と心意気 昨日のひだまり匠の会での会合で、このお話を紹介したところ、 担当した大工が大喜びしたそうです。 こういったお言葉をもっともらえるように頑張ります。 ■岐阜市 F様 家を建てる。私の人生にとって最初で最後の大きなイベントになり、家が私と私の家族のこれからの人生の舞台になります。その舞台
話を聞く。 話を受止める。 この二つには大きな違いがあります。 前者は、耳でただ単に聞く。 後者は、聞いた上で考えるという「行為」がプラスされる。 そんな風に考えています。 セミナーや勉強会、お客様の話、上司・先輩の話、同僚の話、親の話、子どもの話。。。。 日々多くの情報や話を、私たちは耳にしている。 しかし、多くの場合は「聞く」にとどまっているのでないのか? 情報化社会になり、耳や目から大量の情報が入る。 知らず知らずに、聞いたり見たりして、納得をした気になり、結果的に
2022年卒の採用活動が本格化してきました。 実際には、既に相当動いているようです。 来年以降は今までのやり方は全く通じない未知の世界に入ることになりそうです。 この2022年卒の採用活動は、僕が先陣を切ることとなります。 例年は担当社員が頑張ってくれるのですが、僕が先頭に立つことで、採用のスリム化を図ることとしました。 手始めに、各種説明会でのプレゼンがあります。 そこで話をすることをまとめているのですが、学生にとって大事なことは、 『会社選びではなく、社長選び』であ