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子どもをやる気にさせるコツ。基本は「何もいわない」こと
このnoteでは、これまでも、またこれからも、子どもをやる気にさせる方法、やる気をなくさせない方法!?をお伝えしていきます。
いいと思った方法があったら、ぜひ試してみてください。
でも、ご注意いただきたいのは、やり過ぎてしまうことです。
今回はそんな意味で、基本の再確認をしたいと思います。
ぼくも生徒さんのお宅について、ピンポーンと鳴らすとき、自分にこういい聞かせてしますよ。
●基本は何もいわない
子どもに接するときのスタンスは「基本は何もいわない」とぼくは考えています。
そろそろ〇〇してほしいなあと思って、いえそうな状況が整ってきても、
「今日はやっぱりやめておこう」
「もうちょっと待とう」
こんなことがよくあります。
どんどん、いったらいいのに?と思うかもしれません。
でも、今いったら逆効果と少しでも感じたら、タイミングを待つことにしています。
・・・
これは宿題を出すときも同じです。
無理に宿題を出しても、やらないなら逆効果です。やれそうになったら、やれそうな量の宿題を出すということです。
子どもに限らず、人は自分を否定したり無理なことをいってくる人のいうことは聞きませんよね。
・・・
また、できるだけ試行錯誤して自分で気づいてほしいと思ってます。
アドバイスしようか迷って、少ししてそれを自分で気づいてやるようになったとき、
「あのとき、いわなくてよかったあ」
と心の底から思います。
自分で気づいたのと、人にいわれてやるのとでは雲泥の差がありますから。
・・・
これだけ注意していても、子どもに声を掛けたとき、伝わらなかった反発されてしまったということもあります。
そんなときは、すぐにいうのをやめればOKです。
なかったこと、みたいにします。
・・・
「○○ってどう?」
「こういう手もあると思うんだけど」
まずは軽く提案して反応を見ます。
そして乗ってきたら、もうちょっと話してみます。
でも、もし反応が薄かったり、反発する雰囲気をちょっとでも感じたら、速攻で撤退します。
ぼくはよく生徒さんにやってますよ。
ここで体面を保とうと、無理に最後までいってしまうと、お説教になってしまいます。
こんなときは、また次の機会を待ちます。
・・・
今回は「基本は何もいわない」というお話でした。
焦る必要はありません。
マイナスの状態を小さくして、できるだけゼロに近づけるだけでも十分です。これ以上、悪くしないだけでも価値があります。
そんなときは、おいしいごはん、あったかいふとん、たわいもない会話で十分だとぼくは考えています。