たいせつな人に伝えたいこと
子ども達とケンカすることがある。
大人げないのは、百も承知だ。大人ぶることよりも、母親ぶることよりも
わたしにはたいせつなことがあるから、だ。
ひととして、人間として
なにをたいせつに、どう生きてほしいのか
どうしても譲れないことがあるからだ。
ルールを作って、脅して言うことを聞かせる、って積み重ねれば
きっと楽なんだろう
伝え、伝えあうことはなんともなんとも時間と労力がかかる
なんともなんとも面倒なプロセスだ
この面倒くささこそ、この手間こそ
じぶんにとって、相手にとって
ひとにとって
器が磨かれ合うとき、なんじゃないかと思うんだ
自分の好き、嫌い
自分の快、不快
じぶんの、こころ、身体、意識
ひとつものとしてあること
じぶんの時間を、選択を、そこにそれに注ぐこと
生命として、存在として心から慈しむこと
「費やす」ことに
責任をもつこと
対象を感じること、表現すること
ひとに与えられた自由を
魂ごと謳歌して生きるために。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?