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ひとりで、できることには限りがあって、みんなで協力しながら生きている、、、んだけど・・・
世界は、一人で到底作れないもので満ちている。
車、飛行機、ビル、家。
本、家具、ペットボトル
缶、瓶、ぬいぐるみ、子供のおもちゃだって。
わたしは
ネジ一本すら一人では作れない。
人間は、みんなで協力して生きている
のだが
こんなにも協力しあってるのに、
協力してると思えないことが多い。
詐欺、強盗、殺人、戦争、テロ
こういったニュースばかりだ。
世の中は、怖いものばかりで、
恐怖で満たされてる様にみえる。
誰々が〇〇を助けました。
ってニュースはほとんど流れない。
その理由は、
恐怖本能のほうが勝るからだ。
「FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」の本の中で、恐怖本能について説いている。
④:恐怖本能
これは「本来危険ではないことを恐怖だ」と思い込む本能です。
例えば「凶悪事件のニュースを見て、いつか自分も巻き込まれるのではないか」と不安に感じることがこれにあたります。
人は実際には起こる確率が低いことを、必要以上に危険だと考えて恐怖を感じてしまう傾向があります。
本来の恐怖は危険とは異なり、あくまでも「リスクがあるように見えている」だけです。
しかしこれはとても厄介な思い込みで、一度恐怖を感じると事実を知ろうとしたり、現実を見ようとする余裕が無くなり、恐怖に脳を支配され判断力が鈍ります。
本当のリスクは「危険度」と「頻度」の掛け算で決まります。
正しい情報を選ぶためにも、危険と恐怖の違いを正しく認識して対応すると良いでしょう。
2000年も前の人類なら、
外敵に襲われる危険もあったので、
必要な能力だっただろうが、現代では、
恐怖本能のほうが弊害を起こしている。
正しく認識するためには、
確率をみてみると良い。
一年のうちに犯罪被害に遭う確率
強盗に巻き込まれる確率
西暦 2015
殺人0.0007%
窃 盗0.6354%
強盗0.0019%
傷害0.0198%
詐欺0.0310%
強姦0.0009%
自殺(参考)0.0189%
楽観的に捉えすぎるても
危険に巻き込まれる可能性もあるが、
深刻になりすぎて、
心を病まないようにしたい。
アルフレッド・アドラー(オーストリアの精神科医、精神分析学者、心理学者)も、
他者信頼を説いている。
他者信頼とは「私のことを周囲の人は援助してくれる」、自己信頼は「私は周囲の人に対し貢献できる」、所属感は、他者信頼と自己信頼の結果、共同体に居場所がある、ということ。
他者信頼と自己信頼は互いに因果関係がある。他者が援助してくれると感じられるからこそ、他者に貢献しようと考える。逆に、自信をもって他者に貢献すれば、他者からの信頼感を感じられるようになる。
「信頼」は「信用」とは違う。「信用」は何らかの裏づけがあって成立するが、「信頼」は、たとえ裏切られる可能性があっても信じることを指す。アドラーのいう共同体感覚は、企み抜きの人間的な信頼と感謝をベースにしているのだ。
それは、もちろん
他者が仲間だと思えるのほうが幸せだ。
(周りに敵がいないと思えるほうが)
でも、まだ思えないなら、
それはそれで良いのだと思う。
一瞬で人生の
価値観を変えようとしなくても良い。
ただ人間は、支えあって
生きていることを忘れないようにしたい。
FACTFULNESSのリンクを記載
(わたしはFACTFULNESSのおかげで
世界に対する安心を少し取り戻せた気がする)