オーガニックバスマティライス
ビリヤニ&スパイスカレーキットを作るのにあたって結構苦労したのはオーガニックのバスマティライスの確保でした。ただでさえ少ないのに、ちょうど3月〜4月下旬にかけて国内で流通している在庫が底をつきたタイミングもあってヒヤヒヤしながら迎えたGWやFIELDSTYLEでした。
キットを購入されたお客様から「バスマティライスだけでも販売してほしい」との声をいただき、やっと色々落ち着いてきたので販売を開始したいとこのNOTEを書いています。
販売にあたっては初めてバスマティライスを購入されるお客様向けにまず炊き方を知っていただくことが重要であるのですが、パッケージに事細かくメソッドを書くスペースもないため、悩んだ末にこの記事に誘導するQRコードをラベル内に入れることにしました。
ラベルのQRコードからこの記事にたどり着いた皆様、ありがとうございます。お手数をおかけして申し訳ありません。
バスマティライスとは
バスマティライスはインド北部とパキスタンで古くから生産されてきたインディカ米(長粒種)の一種で、香りが良いのが特徴。ヒンディー語の[バースマティ]は「香りの女王」という意味です。炊きあがりがしっとりと粘り気のある日本米に対して、バスマティライスはふわふわと軽い炊きあがりです。
さらには血糖値上昇の目安となる[グリセミック指数(GI値)]がとても低い(日本米の約半分)低糖質食材としても注目されています。
スパイスの香り豊かなスパイスカレーとの相性は抜群ですし、特にビリヤニには必須のお米です。軽い炊きあがりで胃もたれしにくいので、ぜひお試しください!
※飛騨スパイスカレー研究所の製品ではオーガニックのバスマティライスを使用しております。
バスマティライスの炊き方
湯取り法
研がずに水で2〜3回軽く濯ぎます。
30分間水に浸けておき、30分経ったらザルにあけ水気を切っておきます。
鍋に米がしっかりかぶるくらいの水を入れ沸騰させます。※「茹でこぼす」水なので、計量の必要はありません。
沸騰したら水を切ったバスマティライスを投入して吹きこぼれないように火加減を調整しながら8分ほど茹でます。長く茹でて柔らかくなりすぎるよりは少し芯が残っているほうが良いです。
※茹でる際に塩少々やシナモン、カルダモンなどのホールスパイスを入れたり、お好みに合わせて風味づけしてみてください。茹で上がったらザルに上げてしっかり水分を切ればフワフワ食感のバスマティライスの完成です。(時間があれば別の鍋にあけて蓋をし10分ほど蒸らすと更に美味しくなります)
炊飯器で炊く方法
研がずに水で2〜3回軽く濯ぎます。
30分間水に浸けておき、30分経ったらザルに開け水気を切っておきます。
炊飯器の釜に入れ通常の水加減で、白米と同じ設定で炊いてください。
炊きあがりをさっくり混ぜたら完成です。
※【湯取り法】に比べると仕上がりの軽やかさには多少欠けますが、炊飯器で炊いても十分美味しいです。
時にはバスマティライスを
日本のお米も美味しいですが、時には美味しいスパイスカレーにあわせてバスマティライスを食べてみてください。この胃もたれしにくい軽やかさが嬉しいときもあります。ちょっと食がススマナイときなどはサラッとしたスパイスカレーや魚介や野菜のビリヤニなどで、ご自身の体調と対話しながら症状や気分にあったスパイス調合で、まさにスパイス効かせて楽しみましょう!