🎶初めて弾いた時🎵
歌うことは相変わらず大好きであったが小学生の頃にご近所さんで要らなくなったエレクトーンを貰い、初めて鍵盤というものに触れた‥
足元にも足用の鍵盤があり、ただただ驚いたのを覚えている。色々な音が出るのも興味を誘った。
譜面に音符を書いてみたくて‥
ト音記号、そして4分の4を書き入れ音符を拾いながら譜面に落としていく‥
産まれて初めて産み出した音符達。
音符の山から紡ぎ出されたそれぞれの音はまるで心臓の細胞の様に単独ではバラバラでも、配置されてリズムが出来上がるとそれぞれが関わり合いながらメロディを形成していく‥
何のセンスもない自分は書き終わってみると、3連複のオンパレードとなった。
兄にどうかな‥と言った時、いいんじゃないと言われて嬉しかったのを覚えている。
しかし、それ以降鍵盤からは暫く離れる事になる。
全ての偶然は必然に起するものである‥