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弾ける水面!まだまだ好調メバル釣り プラッキングのすすめ

【2018年11月21日掲載】

 今回の対象魚は「メバル」。近年、熱を増すオキアミや小魚などを模したハードルアーを使って水面ギリギリにいる魚を狙う「プラッキング」での釣行に挑戦した。エサやワームでは味わえないハードルアーを使ったメバリングの魅力をたっぷり紹介したい。【千葉拓人】

 釣行したのは早坂悠真さん(22)=石巻市のぞみ野=、角張晃汰さん(21)=石巻市鹿又=。牡鹿半島にある石巻市寄磯浜に向けて車を走らせた。

 平日の夜とあって漁港に人影はない。しかし、予報とは違う方向から強めの風が吹いており、やや難しいコンディションの中での釣りとなった。

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仲間の捕食音に反応してスイッチが入るメバルは1匹釣れれば立て続けにヒットする

 早速、道糸にルアーを結びつけて海に投じた。狙うは常夜灯の光の明暗。着水後、リールを巻きながら竿をわずかに前後に動かしてルアーにアクションをつける。それを繰り返すこと数投目、早坂さんのルアーが浮かぶ水面が「パシャッ」と音を立てた。すかさず合わせるとメバルが水面を滑るように上がってきた。しっかりと口に針がかかっており、魚の食気はありそうだ。

 仲間の捕食で活動的になるというメバルは1匹釣れた後、狂ったようにヒットが続いた。筆者も潮と風の流れに合わせ、明暗部にルアーを通すと「パシャッ、パシュッ」というメバルの捕食音が何度も聞こえ、釣り上げたのは体長10―12㌢のかわいいサイズ。体長の3分の1ほどあるルアーに食いつくとは驚きだ。

 風も強まってきたので今回は1時間ほど楽しんだ後、竿を収めたが、3人で20匹以上のメバルを釣り上げた。

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ミノーにも果敢に食ってきた

 エサやワームにはない無機質なもので魚を掛けて釣り上げる。そういった満足感と面白さが満載のプラッキング。まだ試したことのない釣り人はぜひ一度、挑戦してほしい。


 【使用タックル】
 ☆ロッド=ダイワ・月下美人AGS75L―T☆リール=ダイワ・ルビアス2000☆ルアー=ダイワ・月下美人・漂SOLID 子イカ
 【筆者使用タックル】
 ☆ロッド=天龍・ルナキア6102―MLT☆リール=ダイワ・カルディアLT2000S☆ルアー=パームス・ビットアーツ・サブリームメバルチューン

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