はまにて 第1回 「ずっと石巻にいるの?」
夫、神奈川県出身。私、群馬県出身。2013年に石巻で出会い、その数年後に結婚。現在は、牡鹿半島のとある浜に家を借りて暮らしています。
東日本大震災のボランティアがきっかけで石巻に住み始めた私たち。結婚する前も、結婚してからもしばらくは「ずっと石巻にいるの?」「いつ地元に帰るの?」というようなことを、周りの人から度々聞かれていました。
実際ふたりの間でも、他所への移住話が出ることはあります。特に私は寒いのが苦手なので「もっと暖かいところへ…」という気持ちもありつつ、結論はあいまいなまま石巻での日々が続いていました。
そんな、優柔不断で成り行きまかせな私たちに、大きな転機が3つ訪れます。
ここから先は
1,197字
/
5画像
「はまにて」 牡鹿半島 移住者の営み
300円
東日本大震災後のボランティア活動をきっかけに石巻市に移住した2人。結婚後は牡鹿半島の浜で生活を営む。漁師と写真家、二つの顔を持つ鈴木省一さ…
最後まで記事をお読みいただき、ありがとうございました。皆様から頂くサポートは、さらなる有益なコンテンツの作成に役立たせていきます。引き続き、石巻日日新聞社のコンテンツをお楽しみください。