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石巻・東松島・女川のグルメ紹介 観光客にもピッタリ!

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石巻市・東松島市・女川町の飲食店を紹介するマガジン。石巻日日新聞社の記者が一軒ずつ丁寧に取材し、店主の思いやイチ押しの一品などをご紹介します。ランチや夜のお店選びにご覧ください。…
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2020年12月の記事一覧

本場の味を気軽に堪能|韓国家庭料理ミョヌリ며느리(石巻市須江)

 韓国人の店主、佐藤あゆみさんが経営する「ミョヌリ」は平成29年10月にオープンした、本場韓国の家庭の味が楽しめる店。唐辛子や韓国ノリなど食材の一部は母国から取り寄せ、材料にもこだわる。 須江工業団地のふもとに位置し、大きな赤い看板が目印 豊富なメニューも魅力  一番人気はゴマ油の香ばしさが食欲をそそるビビンバ(税別880円)。韓国ではナムルと肉炒めの上に、目玉焼きを乗せるのが一般的という。自家製のキムチを使ったキムチチヂミ(680円)や温麺(同)、鍋料理の定番スンドゥプ

手間暇かけたこだわりの味|食堂きかく(石巻市相野谷)

 昭和15年に創業し、地域のお腹を満たしてきた名店。飽食の時代だからこそ手間暇かけたこだわりの味を提供しており、東日本大震災後は地元の大学と連携したメニューも掲げる。とくに「サバだしラーメン」(税込800円)はなつかしくも新しい味で、市外から多くの人が訪れる理由になっている。 なつかしさ漂う老舗には歴史も刻まれている 連携メニューのサバだし看板  「サバだしラーメン」は三陸産のサバからだしを取り、たっぷりの焦がしネギやガーリックチップ、黒コショウを乗せることで、スープの味

肉料理中心の満足ランチ|レストラン HARBOR LAND(石巻市南中里)

 石巻市の中心市街地に居酒屋「天空庵」、すしバー「樹琳(きりん)」などを経営する㈱グローバルダイニング(武山雄樹社長)が、初のレストランとして平成29年4月にオープンした「ハーバーランド」。港を意識したおしゃれな雰囲気と確かな味を求め、女性を中心に多くの利用客が訪れている。 ヨットハーバーをイメージした外観。暖かい時期はウッドデッキで食事も 港意識の店構えで  石巻市出身の武山社長は、「石巻の人は食のレベルが高い。流行や小手先の味にはごまかされない」という。そのため同店で

長年愛され続ける洋食店|レストランぱらだいす (東松島市矢本)

 東松島市の矢本商店街に店を構える「レストランぱらだいす」。東京で洋食の修業を積んだ及川誓店主の経験に裏打ちされた品々が目を引く。ハンバーグやステーキ、オムライスなど豊富な洋食と確かな味で長年地域から愛され続けている名店だ。 夜にはきらびやかなネオン管が店舗を彩る 口中に広がる肉の旨み  看板メニューは熱々の鉄板に乗った手ごねの「チーズバーグステーキセット」(税込1,350円)。口に入れた瞬間にジューシーな肉の旨みが広がり、コクのあるチーズと本格デミグラスソースが素材を引

まろやか白とピリ辛の赤噌味|麺屋敷マル翔(石巻市鹿妻南)

 メニューの中心は白、赤、黒と赤、黒を合わせた4色の味噌ラーメンで、同じ豚骨をベースにしながらそれぞれの味に特徴がある。麺のボリュームも多く、来店するたびさまざまな色を試す楽しさがある。 国道398号女川街道沿いの店舗 口当たり色々味噌味  王道の白味噌ラーメン(税込730円)は、まろやかな口当たりのスープ。中太のストレート麺がよくからみ、付け合わせのもやしのシャキシャキ食感に頬が落ちそうになる。  赤味噌ラーメン(830円)は豆板醤などを合わせたピリ辛味。コクのある濃

薬膳と水辺風景に癒やされる|bi cafe なつめ(石巻市門脇町)

 「bi cafe(ビ カフェ)なつめ」は、薬膳料理に魅了されたオーナーの女性が、6月20日石巻市中心部の旧北上川沿いにオープン。美容と健康に気遣った優しい料理と広い窓から一望できる水辺の風景を堪能しながら、心も体も癒やされる。 店はドアを入って2階。看板に描かれたキャラクターの「なべおくん」が出迎える 紅白の火鍋セットおすすめ  おすすめは、栗原市の上質な漢方牛や季節の野菜を鶏ベースの白湯(パイタン)と、上品な辛さの紅湯(ホンタン)の2種のスープで味わう「薬膳火鍋セット

地元の海の幸を堪能|味道 一平(石巻市立町)

 すし会席などが楽しめる日本料理店「味道一平」。店内には和の落ち着いた雰囲気が広がり、カウンターにあるネタのショーケースには石巻に揚がった新鮮な海の幸が並ぶ。 震災を乗り越え再建した店舗 「感謝・くつろぎ、復興」がモットー  こだわりの食材や真心を込めたメニューは客の心をつかみ、やがて固定客に変わる。「いらっしゃいませ」。柔和な笑顔で出迎える店主の平一誠さんの行き届いた気遣いも人気の一つだ。 和の雰囲気が広がる落ち着いた空間。ショーケースには新鮮なすしネタがずらり  

うま味にこだわる一杯|東京ラーメンはなはな(石巻市湊)

 埼玉県所沢市から転居してきた戸田柾美さん、順子さん夫婦が経営するラーメン店であり、トレーラーハウスを活用して平成29年5月1日にオープン。企業の社員食堂を40年請け負っていた柾美さんが作る一杯はとことん、うま味にこだわる。 トレーラーハウスを利用した国道398号沿いの店。9台ほどの駐車場もある 所沢から転居の夫婦  豚、鶏がベースのスープにサンマ節でコクを出した醤油ラーメン、鰹節を効かせた塩ラーメンはともに600円。味噌ラーメン(750円)は素材の甘味を生かし、それでい