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石巻日日新聞

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石巻市・東松島市・女川町の話題を掲載している夕刊紙「石巻日日新聞」のnote版マガジンです。とっておきの地域情報と過去記事などのアーカイブ。無料と有料記事があります。ぜひぜひフォ…
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記事一覧

リガーレ仙台に入団内定 三好愛未さん

 Ⅴリーグに所属するセミプロ女子バレーボール(VB)チーム「リガーレ仙台」に、東松島市赤井出身の三好愛未さん(22)=尚絅学院大学4年=の入団が内定した。【山口紘史】 東松島市赤井出身 三好愛未さん  26日に同市役所を訪ねた三好さんは、渥美巖市長に「試合にたくさん出て、まずはレギュラー定着を目指す」と語った。  三好さんは赤井小6年時に知り合いの誘いで田尻VBスポ少=大崎市=に入団。楽しさに取りつかれ、VBの名門で知られる乙(きのと)中=新潟県=、古川学園高=大崎市=

「実家の片付けが心の整理に」語り継ぐ3.11|2025②

東日本大震災から来月11日で14年になる。犠牲者は避難生活で体調を崩すなどした関連死を含め、約2万2千人。その半数は宮城県で、中でも石巻地方は5301人が犠牲になり、696人が行方不明のまま。目に見える形での復興事業は終わり、被災した人の体験や苦悩は心の中にしまわれている。伝えなければ忘れてしまう記憶。悲劇を繰り返さないため、さまざまな人の3・11を語り継ぐ。 津波の爪痕残す一軒家 石巻市渡波に津波の爪痕を残す一軒家がある。家主は近所に住む彫刻家、ちばふみ枝さん。子どもの頃

「生死は紙一重で綱渡り」語り継ぐ3.11|2025①

 東日本大震災から来月11日で14年になる。犠牲者は避難生活で体調を崩すなどした関連死を含め、約2万2千人。その半数は宮城県で、中でも石巻地方は5301人が犠牲になり、696人が行方不明のまま。目に見える形での復興事業は終わり、被災した人の体験や苦悩は心の中にしまわれている。伝えなければ忘れてしまう記憶。悲劇を繰り返さないため、さまざまな人の3・11を語り継ぐ。 想定超えた津波避難 石巻市立山下小学校校長の熊谷賢治さんは震災当時、牡鹿半島東側の市立谷川小学校で3、4年複式担

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「言葉で誰かの支えに」 佐藤ゆりかさん

心を寄せる詩作 今も  石巻市のぞみ野の会社員、佐藤ゆりかさん(27)は、東日本大震災当時、湊中学校の2年生だった。2人の同級生が津波の犠牲になり、自宅や両親が営んでいた水産加工場も被害を受けた。「環境が全て変わって感情が分からなくっていた」。心の内を整理すべく、口に出せない感情を詩に託すようになった。  発災時は1人で同市大門町の自宅にいた。周囲の様子を見に庭へ出たところ、近所の人に声を掛けられ、車で避難所となっていた湊中まで乗せられた。

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語り継ぐ3.11(2024年)

関連死、行方不明者を含めて石巻地方で約6千人、全国で2万人以上が犠牲となった東日本大震災から、11日で13年になる。何かを失った悲しさや悔しさ、全国からの励まし、生きる希望。それらが全て、次の命を守ることにつながる。決して忘れてはいけない、あの日のこととこれまでの歩み。さまざまな人の「語り継ぐ3・11」をつむぐ。

女川船籍の新船 地元に披露

 女川町船籍の新しい遠洋マグロはえ縄漁船が完成し、23日に女川魚市場岸壁で町民にお披露目された。【熊谷利勝】

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街路灯ほとんどが故障

 石巻市役所などがある国道398号穀町大通りの街路灯は、ほとんどが故障して点灯せず、中心市街地の玄関口の夜が寂しい印象になっている。 【熊谷利勝】

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満州引き揚げ 命つないだやかん

石巻・私設平和資料館へ東松島市の清水さん寄贈  第二次世界大戦後、満州(現・中国東北部)から日本に引き揚げる際、人々の命をつないだ「やかん」が20日、石巻市北村の自宅で私設平和資料館を開く佐々木慶一郎さん(77)に贈られた。【泉野帆薫】

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石巻、東松島の2団体 スケボー協会会長は10代

競技世代の若い力発揮  競技の普及と会員の親睦を深める石巻スケートボード協会の新会長に16歳の梶原陸仁さん=石巻市新境町=が就いた。  また、東松島市スケートボード協会も中学3年生の松川風太さん(15)が会長となった。【渡邊裕紀】

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楽しみながら利活用探ろう 石巻市の中瀬公園

社会実験でガーデニング講座など 参加者募集中 都市公園として整備が進んでいる中瀬公園=石巻市中瀬=で、利活用促進を目的に社会実験のイベントが開かれる。  官民が連携する「中瀬利活用マネジメント会議」の主催。市の復興基本計画で、全体で4・6㌶ある中瀬公園を全域で公園化かする予定だ。令和9年度の完成を目標にしており、「かわみなと石巻の原風景の再生と創造」を基本理念としている。  これまで日本ミツバチを通して自然共生を考えるイベントやデイキャンプ体験、ガーデン作り体験など多様な

B型事業所利用者が飲食店で接客

 石巻市前谷地の就労継続支援B型事業所のベーカリーカフェ「パーラー 山と田んぼ」の利用者が、施設外就労として地域の飲食店で接客業に励んでいる。【泉野帆薫】

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震災伝承劇 23日公演

 東日本大震災後に生まれた子どもたちによる伝承劇「ひかりのことば いのちのかたりつぎ」公演のワークショップが16日、石巻市営門脇東復興住宅集会所で開かれた。【外処健一】

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校章が3つ 大曲小の謎 酒井校長が独自調査

 校旗や名札、卒業証書など学校生活で頻繁に目にする校章。学校の象徴だが、東松島市立大曲小学校には、桜をモチーフとした3つのデザインが存在していた。気付いたのは同校の酒井勝則校長(59)。

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最大瞬間風速27・8㍍

石巻 今年一番の強風  強い冬型の気圧配置の影響で石巻地方は13日、今年一番の強風に見舞われた。

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