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女川町尾浦と離島の出島を結ぶ「出島大橋」は12月19日に開通する。離島航路の定期便が唯一、島への移動手段だったが、今後は車での往来が可能となり、島内の人、交通の流れが大きく変化する。 石巻署長出向き安全講話 有事の際に救急車による患者の陸送が可能となり、交流人口も増えるなど利点は多いが、犯罪や交通事故など治安面への不安は拭えない。開通後の安心安全に向け、22日には島民が安全講座に臨み、備えを学んだ。 島内には出島・寺間の2地区があり、約60人が生活している。本土と
昭和家電や玩具、アメリカントイが所狭しと並ぶ。「好きなものに囲まれて暮らす」。東松島市赤井の小野寺勉さん(70)は、まさにそれを体現している。来年は数えで昭和100年の節目。「昭和のおもちゃをもっとそろえたいかな」と、古き良き時代に思いを寄せた。 来年は昭和100年
県内では3自治体目 石巻市イクボス宣言式が20日、マルホンまきあーとテラスであり、市長や全管理職員らが市議会と賛同企業の代表者を交え、上司の意識改革により働きやすい職場環境と子育てしやすい地域づくりを推進していくことを表明した。
武蔵野美大連携協定 石巻市博物館「森と海の美術展」 牡鹿半島を題材に石巻地方など県内の中高生12人と、武蔵野美術大学=東京都小平市=が制作した作品を並べた「森と海の美術展」が17日、石巻市博物館で始まった。12月15日まで。
庭園備えたエンタメ施設 登米市 手打ちそば「竹庵」 蒸気機関車(SL)の模型が店の中を走り、席まで料理を運んでくれる―。登米市の複合レジャー施設「豊愛の里」敷地内にある手打ちそば処竹庵(=ちくあん、豊澤里枝子代表)は、子どもが喜びそうな仕掛けで注目を集めている。
陸上自衛隊東北方面隊が東北の自治体や関係機関と連携した大規模防災訓練「みちのくALERT(アラート)2024」は16、17日、石巻市で実動訓練があった。 渡波で応急活動
東日本大震災の発生日から5千日となった16日、石巻南浜津波復興祈念公園内の「がんばろう!石巻」看板前で追悼と伝承の明かりがともった。約1千個のLED灯を並べ、中央部にはキャンドルの灯が揺らめいた。
東北電社長「教訓反映し、再出発」 東北電力は15日、東日本大震災の被災原発で初の再稼働となった女川2号機の発電を再開した。当初は3日の予定だったが、原子炉内に入れる計測機器のトラブルがあり、原子炉を止めて点検、再発防止策をまとめた。営業運転再開は計画通り12月ごろの見通し。
歩み続け 伝え続ける 東日本大震災の発生日から数え、16日で5000日となった。大津波で甚大な被害を受けた石巻地方は復興事業で街が見違え、意図的に残された遺構以外に爪痕を捜すのは難しくなった。
市民参加 活用へ社会実験 都市公園として整備が進む石巻市の中瀬公園で10日、自然草原のような庭「メドウ・ガーデン」作りが行われた。市民ら約30人が参加し、公園南側にコナラやクヌギなど30種200本の苗木を植えて成長を願った。
笑いの力で主権者教育 全国の学校で主権者教育などを行う㈱笑下村塾(たかまつなな代表)=東京都=は12日、宮城県では初となる「笑える!政治教育ショー」を石巻商業高校で開いた。講師は人気お笑いコンビ「ジグザグジギー」と「みのるチャチャチャ」。民主主義や投票の意義について笑いを交えつつ、全校生徒に分かりやすく伝えた。
暖水の魚 ハワイでは名物 石巻魚市場や女川魚市場で近年、水温の高い黒潮に生息するシイラの水揚げが続いている。ハワイでは「マヒマヒ」と呼ばれる高級魚として扱われる。国内では中国地方など山間部を中心に需要のある南方の魚種だが、石巻地方ではこれまであまり見かけなかった。
12日 情報発信条件に配布 | 野菜ソムリエ星さん 宮城県の誇る伝統野菜「仙台白菜松島純二号」は葉が肉厚で甘みが強く、生でも食べられる。この野菜の魅力を伝え、後世に残そうと活動しているのが「野菜ソムリエ上級プロ」の資格を持つ星昭一さん(71)=仙台市=。星さんは12日午前10時から、石巻市蛇田の飲食店スパイスガーデン駐車場で先着20人に純二号を無料配布する。
学生2人 震災未経験の世代にも 県と東北大学災害科学研究所は10月26日、みやぎ東日本大震災津波伝承館=石巻市南浜町=の解説ボランティアに初めて、中学生と同市出身者を認定した。 東仙台中学校1年の阿部実奈さん(13)=仙台市宮城野区=、石巻市渡波出身で東北工業大学ライフデザイン学部生活デザイン学科の武山拓睦さん(20)=同市中央=の2人で、それぞれ通算5、6人目となった。