マガジンのカバー画像

石巻日日新聞

1,780
石巻市・東松島市・女川町の話題を掲載している夕刊紙「石巻日日新聞」のnote版マガジンです。とっておきの地域情報と過去記事などのアーカイブ。無料と有料記事があります。ぜひぜひフォ…
運営しているクリエイター

記事一覧

道の駅東松島 11月27日開業へ着々

 11月27日の「道の駅東松島」開業に向け、施設建設工事が佳境を迎えている。 店舗マネジメントに精通 松田支配人  運営する東松島観光物産公社では、大手スーパーで店長や新店舗開業準備時の統括役を担った松田裕二さん(61)=仙台市=を支配人に置き、地場産品を生かしたみやげ品の選定や飲食テナント調整、定期的なイベント企画などの準備が進む。10月には30人のパート従業員を雇用し、近隣道の駅で研修も始まる。松田支配人に開業に向けた思いを聞いた。  美里町出身の松田さんは、東北学院

小説に描かれなかった事実 フランク安田に新たな一面

青年期支えた同郷者の存在 元湊小校長・遠藤さん講演  明治中頃の米アラスカ州で、飢えや疫病に苦しむ先住民を救った石巻市湊出身のフランク安田(本名・安田恭輔、1868―1958年)を学ぶ講演会が9日、同市のかわまち交流センターで開かれた。雄勝町出身で元湊小校長の遠藤光行さん(75)が安田の生涯を解説。青年期を支えたという利府町出身の阿部敬介(1864―1898年)との交流も紹介し、独自の取材で判明した事実を伝えた。  遠藤さんは、湊小で安田の関連資料をもとにした手作りの教材

【県石巻合庁跡地】東中里広場の整備始まる

本年度末完成目指す 健康づくりと憩いの場  移転後の県石巻合同庁舎跡地で、石巻市による(仮称)東中里広場の整備工事が始まった。芝生敷きの多目的広場と健康遊具・児童遊具のある広場、ジョギングや散策が楽しめる周回園路からなり、本年度末の完成を目指している。市街地の周辺は近隣に広い公園がなく、住民の憩いや幅広い世代の健康づくりの場となりそうだ。  面積約1万2千平方㍍で、多目的広場、健康・遊具広場は共に2600平方㍍ほどの広さ。計画では舗装された320㍍の周回園路でこれらを囲み

月はスポット測光で狙う

日没前もチャンスあり  地球の影に月が入り込む「皆既月食」や通常よりも月が大きく見える「スーパームーン」など、たびたび話題となる月。そこで今回は、月を撮影する際のコツなどを紹介したい。

¥100〜
割引あり

交流試合と観光楽しみ 石日旗Vの石小レッド 厚木遠征に出発

 「第63回石日旗争奪少年野球大会」(石巻日日新聞社主催)を制した石巻小レッドベンチャーズは14日、優勝の副賞である神奈川県厚木市への遠征交流に出発した。初日は同市の山口貴裕市長を訪ねたほか、少年野球協会の歓迎を受けた。遠征は16日まで。交流試合を通じて両市の絆を深めていく。  遠征交流は厚木市少年野球協会学童部(高橋豊会長・会田利夫協会理事長)の全面支援で実施。東日本大震災の復興支援として平成29年に始まり、同30年、令和元年は石日旗の優勝チームを2泊3日の日程で招待して

フレスコ赤井店が着工 敷地内にドラッグストア

東松島市に2店舗目 来年3月末の開業目標  スーパーの空白地だった東松島市の赤井地区に来年3月末、県内13店舗目となる「(仮称)フレスコキクチ東松島赤井店」がオープンする。12日に店舗新築工事に向けた神事があり、同社の菊地盛夫社長らが祈願。県北では矢本店に次いで2店舗目となり、地元住民からは「買い物が便利になる」と歓迎の声も聞かれた。

¥0〜
割引あり

語らいと憩いの場 石巻市中央・喫茶店「加非館」 復活

元本紙記者が思い継ぐ  石巻市の中心市街地にあり、昨年12月に惜しまれつつも閉店した喫茶店「加非館」=同市中央二丁目=が11日、同じ場所で営業を再開した。

¥100

東北代表に日本製紙石巻 7年ぶり日本選手権へ

¥100

子ども撮影の1千点公開、返却 「めだか展」11日から

写真家橋本さん 震災前の石巻生き生きと

¥100

3年連続 コメ概算金大幅値上げ

石巻地方で稲刈り始まる  JA全農みやぎ=仙台市=は、6日までに県内の農協が参考にするコメ農家への前払い金となる「概算金」の令和6年産米の基準を決めた。ひとめぼれやササニシキ、ブランド米のだて正夢の全てで前年比4割近い値上がりとなり、3年連続の引き上げ。5年産米の品薄、燃料や肥料などのコスト増が反映された。石巻地方では例年よりも早く稲刈りが始まり、品質、収量は昨年を上回るが、新米の店頭価格は高騰する見通しだ。

¥100

世界は「消費行動」で変わる

石巻高文化祭で3年A組 社会課題踏まえ提案  石巻高校(須田一憲校長)は8月31日、文化祭の一般公開を行った。生徒がさまざまな模擬店を出す中、3年A組(26人)は、開発途上国の生産物を適正価格で買う貿易の仕組み「フェアトレード」のコーヒー豆でスイーツを提供。よりよい世界へ願いを込め、社会課題などを踏まえた消費行動を提案した。

¥100

〝ジビエ〟知って味わって 石巻産シカ肉料理に関心

仙台市でフェス  自然共生と命を考える  狩猟で獲った野生動物の肉を使ったジビエ料理を味わう「山のお肉と大地のフェス」が8月31日と1日、仙台市の青葉山公園などで開かれた。石巻産のシカ肉を用いた料理や加工品が並ぶマルシェを中心に、食と自然のシンポジウム、環境活動家によるパネル討論を通じ、自然との共生にも理解を深めた。

¥100

餅まき、ダンスで30回祝う オール赤井まつり

住民手作り 3500人来場  オール赤井まつりが1日、東松島市の赤井市民センター敷地内で開かれた。第30回記念であり、節目を祝って紅白の餅まきや約30人がダンスで「マツケンサンバⅡ」を披露。最後は250発の打ち上げ花火が夜空を焦がした。昨年より500人多い約3500人(主催者発表)が祭りを楽しんだ。

¥100

発達障害支える移動相談室

石巻・元教員の大槻さん 軽バンで西へ東へ  自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)など発達障害の子どもとその家族を支えようと、石巻圏域で軽バンを使った移動相談が行われている。石巻市の小中学校に36年間勤めた元教員の大槻友美さん(60)=同市伊原津=が昨年から始め、任意団体「親子相談室KANGAROOM(カンガルーム)」として活動。教員時代に得た気付きをもとに「支援の輪を広げたい」と西へ東へ車を走らせる。  大槻さんは昨年度まで教員として勤務。小学校

¥100