ネパールは今日も私を魅了し続ける
初めてネパールを訪れたのは2008年のこと。
そこからほぼ毎年のように来ているのに、そして今は数ヶ月に渡り滞在しているのに、なぜこうも飽きることがないのか。
ずっと思考をぐるぐる回らせていたのですが、なんとなく理由の一つが言語化できるようになったので今日はそんなお話を。
ネパールを愛し続けられる理由
旅には2種類の出会いがあると思うのです。
1つ目は確認作業による出会い。
これは以前キングコングの西野さんがおっしゃっていて、そこまで自分は熱狂的なファンではないものの、なるほどなぁと納得した考え方。旅ってある程度は見たいものや行きたい所が決まっているものですよね。例えばスペインのサグラダファミリアやパリのエッフェル塔など、有名どころは既にあらかたは知っていて、どんなものかイメージできることがほとんどなんです。でも人間にはやっぱり欲があって、自分の目で実際にそれを見たがる、体験したがる。だから旅に出て観光地を回る🟰確認作業をするということなのです。
そして2つ目が、偶然の出会い。これはその名の通り、なんとなく旅先でフラフラと感覚を頼りに歩いていて出会った美しい風景や、面白い光景などのこと。もちろん人との縁もここに含まれます。
思うに、この良きせぬ出来事などが頻繁に起こるイレギュラー&カオス大国なネパールが私は大好きなのです。
そもそもネパールはマイナーゆえに何があるかも知らないまま降り立った国。有名どころも、どんなものを食べるかも、はたまたどこにある国なのかも最初は知りませんでした。
そして、初めて足を踏み入れてから15年という月日が経った今も一日に一回は新しい光景を見ている気がしていて、それ故に私の携帯フォルダは日々写真と動画で溢れています。
そしてシャイな国民性でありながらも、臆せずに知らない人に喋りかける習慣があることから、移動中やカフェ中に全くの初対面の方と話が弾むこともしばしば。歩いているだけで一日に数回は「こんにちは」と話しかけられるので有名人気分も味わえちゃう。笑
なので、毎日が新鮮で、毎日が驚きでいっぱいで、何気ない一日が本当に楽しいんですよね。
特に先日のダサイン(ネパール国家最大のお祭り)の時に訪れたカトマンズから5時間の距離がある村ではカルチャーショックだらけでして、冗談抜きに1時間に1回は口が自然と開いていた気がします。笑
土と石で作られた家の限られた家財道具での生活は、是非とも機会があれば多くの人に体験してもらいたいことの一つ。いい意味で、きっといろんな価値観がガラガラと崩れ落ちることと思います。
人が旅をする1つ目の理由とは逆行していて、2つ目の理由が当たり前のように散らばっている国。
スルメのように噛めば噛むほど味が出て、毎日何が起こるか分からない、来れば来るほど面白いネパール。
皆さんも訪れた際には、その魅力を体感してもらえるはず。
ここでお知らせなのですが、そんな魅惑の国で、来年フィールドワークを開催する運びとなりました!
興味がある方はぜひページを覗いてみてください♪
今回のフィールドワークは一杯のコーヒーから始まる旅。小さな一歩が、世界を大きく広げてくれると私たちは考えています。
タイミングが合えば一緒に2月にネパールでゆったりとした時を過ごしましょう☺︎
それでは明日からもまた素敵な1週間を!ナマステ🙏
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