自分の目で確かめること
明けましておめでとうございます!そしてご無沙汰しております。
ご無沙汰している間に色んな方からいいねやフォローをいただいていて、とても嬉しかったです。(ありがとうございます!!!)
なかなか書く気持ちになれなかったので、かなり間があいてしまいましたが、久しぶりにまたわたしなりの呟きを書いていきたいなと思います。
よろしければお付き合いください^^
便利な口コミ
突然なんだって話なんですけど。みなさんは口コミって調べてたり参考にしたりしますか???
わたしはめちゃくちゃ参考にするタイプです。食事するところを探す時はもちろん、化粧品とかとくに。口コミを見られるものは安いものであろうが必ず検索してみてしまう。なぜなら優柔不断で決められないタイプだから。(笑)失敗したり、後悔することをなるべく避けたいから。(笑)
性格はどうであれ、このご時世ネットで知れることがほとんどだから、口コミをみる人がほとんどなのではないかなと思います。
便利ですよね。とっても。
行ったことがなくても、買ったことがなくても、ある程度口コミの数がある場所やものに関しては情報が手に入る。口コミと合わせて写真なんかもあることが多いから、見ることもできる。
口コミを見た時点で比較検討することができるから、失敗しにくい買い物や外出ができる。
これはこれでとてもいいことだと思います。実際、口コミを見ながら散々悩んだあと買ったり行ったりした場所はよかった経験は多々あるからね。
主観的ではなく、客観的にみた他人の評価を知ることができる口コミに異論反論はありません。(これからも口コミ参考にするだろうしね)
いつの間にか ”口コミ=全て正しい” になりかけていた
問題はこれなのですよ。
便利すぎた結果、私の性格上いつの間にか口コミで判断するという基準ができあがり、気づかないうちに口コミ信者病にかかっていました。(笑)
口コミがほとんど良かったとしても、口コミ意外にもなにか情報が出てこないか調べる、そしてちょっとでも残念な感じの写真とかでてくるとやっぱり、、、とがっくり。
だからネットショッピングは決め切るまで死ぬほど時間がかかるし、旦那が提案してくれた食事先とかも自分で調べなおして、こんな口コミあるけど大丈夫かなあ、、、と不安がる。流石に提案してくれたものを断ったり、変えたりすることまではしないけど、ずっと不安。とにかく不安。だから決めたあともずっと調べてる。
なんてめんどくさいやつなんでしょうか!!!!!!(自分で打ってて自分が嫌になる)
基本的にどんなことでも、納得するために根拠や理由が欲しいタイプなので気づけばこんな感じで生きてきましたが、少し考え方が変わる事件が2つほど起こりました。
こんなご時世だからこそ感じられたことと経験できたこと
こんなことがありました。
①結婚式場とのやりとり
結婚して2年半超えたくらいになるけれど、まだ結婚式ができていません。本当は昨年の夏頃開催予定だったけれど、コロナが理由で今年の夏に延期にしていました。けれどコロナは収まるどころか広がるばかりで、今年の開催もコロナに関連する諸々の理由で開催不可と判断して結婚式場にキャンセルの依頼をすることにしました。
結婚式場の様子は、見学にいった時に本当に素敵なところでスタッフの方々もみんな良い方ばかりでした。好印象しかない。でも、ここで発症してしまった口コミ病。
キャンセルについて調べていたところ、式場を経営する大元会社についての悪い口コミを発見。同じようにキャンセル対応を依頼したがとても残念な対応をされたというような内容が多々。それをきっかけに会社自体の口コミも調べ始め、いくつかの悪い口コミを発見。(これは式場のクチコミではなく、全て大元会社に対するもので系列も多くある会社だったので、私と同じ式場のものかどうかはわかりません。)
そこからはもう好印象だったことはどこへやら、臨戦態勢でキャンセルのやり取り。(もちろん、喧嘩腰で話をしていたわけではありませんので誤解なく。)
でも結果的に、私たち夫婦の身には見ていた口コミのような対応は全くされず、むしろ私たち夫婦に寄り添った最善策を提案してきてくれました。(本来のルールではあり得ない本当に本当にありがたい最善策でした)
私たち夫婦というお客様と、上司との間に挟まれながら最善策を考えて通してくれたプランナーさん。
まだお会いできたことが一度もなく、電話でのやりとりのみ。しかもコロナ関連の延期やキャンセルに伴う事務的な電話がほとんど。
なのに。なのに。電話口で私たち夫婦に言ってくれたこと。
見学にいらした際に最初に対応したスタッフからも、ドレスのフィッティングでお世話になっているスタッフからも、本当に私たちの式場を気に入ってくださっているし、本当に素敵な良いご夫婦だと聞いています。まだ私自身はお会いできていませんが、お電話でのやり取りの中でわかることもありますし、私にできることはひとつでも多くできたらと思っています。
と。(お世辞でもありがたすぎるお言葉ばかり)
営業文句なのはわかっています。でも、プランナーさんは他のスタッフから聞いたこと、そして自分の思いを信じて会ったこともない私たちのことを信じてくれた。
私たち夫婦が結婚式を諦めなくて良いように、いつかの希望が持てるように自分の労力を持って掛け合ってくれた。
自分で実際に感じられていた様子や気持ちを全て忘れて、口コミをみて勝手に被害者ヅラをして、口コミの印象を信じて臨戦態勢でいた自分が本当に情けなく、カッコ悪くて仕方がなかった。
(この件に関しては結婚式ができないかもしれないという状況に私の気持ちがおいつかず本当にしんどかったとき、親身になって話を聞いてくれた人がいました。あの時は本当に、本当にありがとう。)
いつかこのプランナーさんに会って、一緒に結婚式を作ることが本当に楽しみです。
②旅行先での経験
先日、GoToトラベルを使って自宅から2時間半ほどのところ(県内移動です)に泊まりにいく予定でしたが、GoToトラベルが一時中止になってしまったので、その宿はキャンセルしてより近場の1時間ほどでいける宿に予約し直して1泊してきました。
近々で予約を取ったこともあり、口コミでもそこそこしか調べられないままだったので(でた口コミ信者病)、宿を決めたあとから口コミを調べ出し不安しかない状況で宿泊へ。
ところが。とてもとても良かった。特に接客が。もちろんコロナもあるので必要最低限だし、常々対応されていたわけではありません。でも、素晴らしかった。
お部屋やお風呂も口コミで書かれていたようなことは何も気にならず、本当にリフレッシュできた宿だった。コロナが落ち着いたら、もう一回ちゃんと泊まりに行きたいなと思う宿だった。
宿泊の前に2度ほど宿に電話していたのだけれど、1回目の宿からの電話の時も(予約したプランよりも安いプランが同じ条件であるのでそちらに変更していいかという大変親切な電話だった)、2回目の電話の時も(宿泊前日に旅行サイトをみると泊まりたかった部屋の空室が出ていたので変更をお願いした)、どちらも違う方が出たが完璧な対応だった。
口コミを調べまくって勝手に悪い口コミを信じて不安だった自分を殴りたい。
※このご時世に旅行とはと不快に思われる方もいらっしゃると思います。一泊するにあたり、マスク着用義務があること、食事の際にもコロナ対策がしっかりされていること、お風呂は貸切風呂で他人と一緒にならないこと、滞在中部屋には自分たちしか入ることがないこと、宿泊者数も少なく密になる環境がないこと、接触確認アプリも入れてもしもの時に行動に責任を持てるようにすることなど、全て確認して他人に迷惑をかけない状況にできるよう自分達で徹底した上で宿泊しています。また、緊急事態宣言も今現在でていない県であり、県内での移動にとどめておりますのでご意見などはご遠慮いただけますと幸いです。
もちろん、派手に旅行することはいいとは思っていません。ですが、しっかり対策した上で安全にできる範囲で宿泊や飲食を利用することは必要なことだと私は思っています。(私も飲食業勤務者です)
宿泊業にお勤めの皆様もかなり苦しい状況にあると思いますが、リスクを背負いながらも心折れずに親切で安全に徹底した対応をしてくださっていることに感謝しかありません。おかげで安心してリフレッシュすることができました。ありがとうございました。
そもそも口コミって他人(知らん人)の意見
話はそれましたが、先に書いた2つの出来事で改めて思ったことがこれです。
そもそも、どこの誰だか知らない人の視点や感じ方で書かれていることにどこまでの信頼性や信憑性があるのか。
性格や考え方を知っている家族、知人友人がいう口コミはわかる。信じてもあまりに感覚がずれていることはないと思うけれど。
判断基準を口コミやネットにある情報に重きを置いていたばかりに、あまりに他人頼りすぎた考え方だったなと猛烈に反省。
他人はマイナス100点の評価のものでも、私が見て感じてみたら120点の評価なことも十分にあり得ること。
本物を知らないのに、本物を隠して塗り固めている口コミや情報が全て正しいとは限らないこと。
見ていない、感じていないのに、本質を評価したり判断したりすることはできないこと。
口コミや情報で実際に感じる前の固定概念を作り出さないこと。
自分の素直な感覚や気持ちで、ものや場所を知ってちゃんと感動したり味わうことを忘れないこと。
人間関係の点では上に書いた5つは一番大事にしてきたし、経験してきたことなのに、ものの考え方や感じ方だって人それぞれ違うのに口コミで一概に判断できないことに30になるまで気づけなかった。
でも、気づけたことに損はないし、情報や口コミとの付き合い方や活かし方をしっかりわきまえていければいいなと思っている。
だって、便利なことには変わりないし、他人の意見がありがたいこともあるからね。(笑)
いくつになっても
大人になっても、考えたり学べたり、気づけたりする出来事がたくさんあるなあと感じる日々。
そのそれぞれには意味があって、その意味に気付くことができたらそれからの生き方はさらに楽しく充実したものになるんだろうなと、私は思ってる。
いい意味で自分が変わっていけるなら、歳をとっていくことも悪くないし楽しみだ。
ちなみに私、今年前厄です。笑
魔の30代が始まりました。笑
厄年ではなく、役年だということを書いている方がいました。人生においてのお役目を担うための勉強をするべく年という考え方だそうで、とってもいいなと思ったので私もそう思って過ごそうと思います^^
長々と書いてしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ではまた次の記事で^^